春の希望と・・・【BL】
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#317 [コロ]
 
 
 
―――・・・23:45

石田は3年の寮搭へ
向かっていた。

少し薄暗い階段を
ゆっくりした足取りで
のぼる・・・。
 

⏰:08/11/29 07:28 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


#318 [コロ]
 
目的の階に着き、真っすぐ進んで、突き当たりを
右にまがる

一番奥の扉・・・413号室。

鈴原 大和 の部屋だ・・・

石田は鈴原の部屋に
向かいはじめた時から
決心は固まっていた。
 

⏰:08/11/29 07:35 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


#319 [コロ]
 
今までやってきた
「ヤバイ事」は、皆で
やる時もあれば一人で
やる時もあった。

皆の時はたいてい自分は
後ろの方で見てるか
指示を出す程度で・・・
本当に「ヤバイ事」は
一人か、鈴原と二人で
やった・・・。
 

⏰:08/11/29 07:47 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


#320 [コロ]
 
鈴原は人間的に最低
だけど、最低な所で
驚くべきカリスマ性を
持っていた・・・

彼には誰も逆らえないし
逆らわない。
何も文句は言えなかった

しかし、他の誰よりも
石田は鈴原に対等に
接する事が許されてる。
 

⏰:08/11/29 07:56 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


#321 [コロ]
 
石田の無口で
でしゃばらない性格が
気に入ったのか・・・

頭が良く、鈴原の難解な
悪事をすぐ理解できる
所が気に入ったのか・・・

理由は不確かだが、鈴原は石田と組んで何かをするのが好きだった。
 

⏰:08/11/29 08:02 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


#322 [コロ]
 
 
扉の前に着き
コン、コンコンとノックするのが来客が石田だと言う合図

数秒して静かに扉が開き
中から鈴原が部屋着で
出てくる。

大体いつも服は乱れて
いるが、理由は中に居る
もぅ一人の存在のせいだ。 

⏰:08/11/29 08:08 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


#323 [コロ]
 
鈴原が顎で釈ったら
入れと言う意味で
石田は一歩中へ入り
静かにドアを閉める・・・

鈴「今日は何だよ」

石「あの人居るの?
 秋さん・・・」

鈴「ベッドに繋いでる」
 

⏰:08/11/29 08:48 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


#324 [コロ]
 
石「会っていいすか?」

鈴「・・・理由は。」

石「今晩・・・俺も秋さん
 みたいな奴隷作ろう
 と思って」

鈴「・・・ハハッ・・いいぜ。笑
 会ってけよ」
 

⏰:08/11/29 08:54 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


#325 [コロ]
 

今まで、鈴原の部屋で
秋を見た事は無い
見たくもなかった・・・

だからこそ、石田は
これから自分が犠牲にする人間の行く末を見ておきたいと思った。

人間が、いったいどこまで落ちるのかを・・・。
 

⏰:08/11/29 09:17 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


#326 [コロ]
 
3年の部屋は一人部屋で
割と豪華な造りだ。
入ってすぐに部屋があり
その奥の左に寝室がある。

寝室のドアをゆっくり
開けると、ベッドの上に
人影が見えた。

紐か何かで両腕をベッドの上らへんで拘束され、服は一切身につけてない。

⏰:08/11/29 09:23 📱:SH700i 🆔:72qwOFCg


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