春の希望と・・・【BL】
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#50 [コロ]
 
なんとも和やか(?)な
寮の光景だけど
僕の心臓はドキドキ
鳴っていた・・・

だって中西くんだよ?!
僕みたいな一般生徒が
絡めるレベルの人物じゃ
無いからねッ!

はっきり言って怖い。
 

⏰:08/11/13 07:28 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#51 [コロ]
 
見上げる程高い身長は
彼の学園での人気の高さをものがたっているし

きっとあの顔は
老若男女、誰もが認める
ほど整った美形だろう。

迫力がありすぎる・・・;
 

⏰:08/11/13 07:38 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#52 [コロ]
 
直也と光輝だって
同じ部屋になった時
始めは怖くてどうしようかと思ったのに・・・

中西くんは流石に僕じゃ
無理です(何が?笑)

すると、あたふたしてる
僕を見つけたらしい
中西くんが声をかけてきた 

⏰:08/11/13 07:45 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#53 [コロ]
 
勇「あー、お邪魔します」

僕は布団の中でビクリと
小さく跳びはね
そろっと顔を入口の
方へと向けた。

望「あ、は、はぃ・・・」

直「あははい?笑
 望まだ寝ぼけてんの?」
 

⏰:08/11/13 07:50 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#54 [コロ]
 
直也のツッコミが
ムカツクけどスルーだ。

このさい寝ぼけてる事に
した方がいい・・・

「はい」って言うだけで
噛んだなんてばれたら
バカみたいだ。
 

⏰:08/11/13 07:53 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#55 [コロ]
 
光輝も僕の隣で笑って
おまけに頭ポンポンまで
してきたけど、無視。

いいんだ、きっと
このキャラが僕には
1番あってんだよ・・・

半ば心の中でヤケになってると、急に眩しい太陽の
光りをさえぎる陰が出来た 

⏰:08/11/13 08:01 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#56 [コロ]
 
何だろうと伏せていた
目を上にあげると
そこには以外に近い距離で中西くんが僕の顔を
覗きこんでいた・・・

望「ビクン・・・!?」

勇「・・・・お前らコイツと
 同室だったの?」

・・・・・・・・・・・・・へ?
 

⏰:08/11/13 08:09 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#57 [コロ]
 
コイツって・・・僕ですか?

何か気に障る感じなら
すいません・・・;

勇「なんかコイツさぁ
 ビクビクしてんだけど」

あ、うん。やっぱ
コイツって僕の事みたい。 
 

⏰:08/11/13 08:18 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#58 [コロ]
 
直也と光輝が
前に言ったじゃん
とか言ってるけど
きっと二人は
言ったんだろうけど
彼・・・・多分
僕の名前知らないんじゃ
ないかな・・・・?
 
 
 

⏰:08/11/13 08:24 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#59 [コロ]
 
 
その後も終始ビクビクで
僕は一応、中西くんに
北本 望ですと伝えたら

「うぃー。中西 勇気
よろしくー。」

と、まぁ軽く飛んで行きそうな挨拶をされた。
 

⏰:08/11/13 08:32 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#60 [コロ]
 
なんか拍子抜け・・・
構えなくて良いくらい
僕の存在がどうでもイイ
感じがする。

ベッドの上でポヘっと
してると3人は
いつの間にか最近の
話題の話しで盛り上がり
始めた・・・。
 

⏰:08/11/13 08:39 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#61 [コロ]
 
僕も、まぁいいか?
なんて思いながら
とりあえず服でも着替えて落ち着く事にした。

タンクトップ上に薄手の
パーカを羽織って
下は膝丈のデニムにした。

寮の部屋着なんて
大体こんなもんでしょ。
むしろジャージじゃない
だけマシな方だ。

⏰:08/11/13 08:51 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#62 [コロ]
 
 
勇「・・・お前らさぁ
 よく手ぇ出してねぇな」

直「偉いっしょー」

勇「絶対ぇ本人自覚とか
 して無いだろ・・・」

光「うん、全く無い。
 一応バカだから(笑)」

⏰:08/11/13 09:03 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#63 [コロ]
 
バカだからこんな話しを
されてるのにも気付かず
休日の日課になってる
「窓の近くの床に座って
漫画の本を読む」
をし始めた。

どうせ誰かと遊ぶとしても大体、昼食とった
後からだしね。

でも今日は一応予定無し。 

⏰:08/11/13 09:14 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#64 [コロ]
 
勇「友達とか・・・
 いません的な?;」

直「いや、いるよ(笑)」

光「俺の推測では休日の
 午前中は、あそこで
 小さい体に元気を
 取り入れるために
 光合成をしてんだよ」
 

⏰:08/11/13 09:20 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#65 [コロ]
 
 ダンッッ!!!

急にテーブルがひっくり返るような音が鳴り
僕は驚いてその場に
達ち上がった。

慌てて音の方を見ると
中西くんが床に伏せて
肩をピクピクさせながら
大爆笑をし始めた。
 

⏰:08/11/13 09:27 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#66 [コロ]
 
何か言いながら
爆笑してる中西くんを
しばらく唖然と見てると

「光合成」
「小さい体に元気を」

と言ってる様だった。

僕は自分の顔が真っ赤に
なるのを感じながら
キッ!と光輝を睨んだ。

⏰:08/11/13 09:36 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#67 [コロ]
 
睨まれた光輝は
「え?違うの〜?笑
ごめんごめん」
なんて言ってるけど
もぅ許さない!

僕は持ってた本を置いて
ベッドへ行き
掛け布団を光輝の頭に
被せてタックルした。
 

⏰:08/11/13 09:41 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#68 [コロ]
 
すると様子を見ながら
笑ってた中西くんが
光合成したから元気だ
と言って、また
爆笑し始めたもんだから
僕の怒りはいよいよ
ピークになった。

望「光輝のバカッ!
 てめぇふざけた事
 言ってんじゃねぇぞ」
 

⏰:08/11/13 09:47 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#69 [コロ]
 
少しの間、布団の上から
押さえ付けてると
光輝は突然動かなくなった

僕が一瞬「え?」と
気をゆるめたら・・・

光「甘ぇんだよッ!笑」

と布団をひっくり返して
逆に僕が埋もれる
形になった・・・

⏰:08/11/13 09:52 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#70 [コロ]
 
望「んぁッ!・・・・
 むぅぅぅ゙ッ」

光「ばーか!笑」

普段スポーツして
イイ体の光輝に力では
全然かなわなくて
僕は手と足の先の方を
パタパタするしか
抵抗が出来なかった。
 

⏰:08/11/13 09:59 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#71 [コロ]
 
しばらくそうしてると
傍観してた直也が
「そろそろかわいそう」
と言って、光輝は
やっと僕の顔だけを
布団から出してくれた。

光「久しぶり(笑)」

望「・・・・・ッ・・」

悔しいっ
 

⏰:08/11/13 10:04 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#72 [コロ]
 
僕がフンッと顔を横に
向けると中西くんと
目が合ってしまった。

勇「・・・光輝そろそろ
 離してやれよ(笑)
 泣きそうだぞ。」

また僕はムッとして
中西くんに抗議をしようとしたら、なにやら
光輝の様子がおかしい・・・

⏰:08/11/13 10:11 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#73 [コロ]
 
光「あ〜・・・ぅん・・・
 今ぁ、ちょっと無理」

勇「は?」

光「ヤベッ・・・; 勃った」

直「・・・アホだろ、お前」

望「???」
 

⏰:08/11/13 10:16 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#74 [コロ]
 
 
―――数分後―・・

光輝はトイレから
スッキリした顔で
戻ってきた。

参った参ったとか
言いつつかなりご機嫌。

そんなにトイレで
スッキリしたのか・・・
幸せな奴だな。

⏰:08/11/13 10:22 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#75 [コロ]
 
その日、昼過ぎまで
中西くんは僕達の部屋
に居て、何故か僕も
仲間に加わって4人で
ずっと喋ったりふざけ合ったりしていた。

中西くんは僕を望と
呼んでくれたから名前を
覚えてくれたらしい。

だから僕も中西くんを
勇気と呼ぶ事にした。

⏰:08/11/13 10:29 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#76 [コロ]
 




人は見かけじゃ無い。

勇気は喋り方はクール
だけど、親しみやすくて
冗談も通じる・・・

うん!良い友達になれそう 

⏰:08/11/13 10:41 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#77 [コロ]
 
●切ります●
 

⏰:08/11/13 10:44 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#78 [コロ]
◆皆様へ◆
多少の誤字脱字には
気付いておりますが、
読めなくないので
一応放置しています・・・

でも「コレは〜・・・汗」
みたいな間違えがあれば
感想板の方にご指摘して
下さいm(__)m

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:08/11/13 11:05 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#79 [コロ]
 
―――・・・

夏休みが、あと3週間後
と迫っていた。
宮下学園の生徒は
寮の住み心地の良さから
あまり里帰りをする人は
いない。

しても1週間や2週間で
戻って来て、のんびり
してるケースが多い・・・
 

⏰:08/11/13 15:51 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#80 [コロ]
 
そのため里帰りの準備を
する者は少なく
寮内は穏やかな感じだ。



あの日以来、勇気と
よく休み時間や放課後を
一緒にすごす事が
多くなった。

⏰:08/11/13 15:54 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#81 [コロ]
 
夏休み前で、生徒会に
所属する司はその仕事が
忙しくて、最近はあまり
かまってくれない。

だから僕は直也とよく一緒に勇気と光輝のクラスに
行ったりしていた。

司がこの前
「僕だけ仲間外れだ!」
と、ぐずってたけど・・・

⏰:08/11/13 15:58 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#82 [コロ]
 
まぁ、生徒会の仕事を
サボらせるほど僕には
権力無いんで・・・笑

ゴメンよ司。


 

 

⏰:08/11/13 16:02 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#83 [コロ]
 
キーンコーンカーンコーン・・・

―学園の屋上―

望「勇気さん・・・」

勇(目だけで返事)

望「僕、初めて授業
 ザボってますが・・・」

勇「プッ・・・・笑」

⏰:08/11/13 16:07 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#84 [コロ]
 
あ、今バカにしたな?


今日はイイ天気。
僕は昼休みを司と過ごした後、光輝の教科書を
間違えて持って来ていた
事を思いだし、授業まで
時間はなかったけど
隣のクラスまで行った。
 

⏰:08/11/13 16:10 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#85 [コロ]
 
教科書を光輝に渡して
自分のクラスに戻ろうと
した時、勇気に
サボるから付き合え
とズルズル屋上まで
連れてこられたのだ。

何でも、自分のクラスが
数学から体育に授業が
変更したため、食べた後の運動が嫌でサボるらしい。 

⏰:08/11/13 16:14 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#86 [コロ]
 
まぁ気持ちはわかるけど
僕まで巻き込むなよ・・・

さしずめ、タイミング良く
現れた手軽な話し相手
って所だろう。

望「・・・でも、雑誌ばっか
 読んでさぁ・・・」(ボソ)

勇「クス・・・なぁ望。」
 

⏰:08/11/13 16:18 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#87 [コロ]
望「ぇ・・・・何?」

勇「コレ見ろよ」

勇気が見せてきた雑誌の
ページには、女の人の
裸の写真が載っていた。

あんまりそぅ言うのを
見た事ない僕は
当然あたふたとしてしまう
 

⏰:08/11/13 16:21 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#88 [コロ]
 
そんな僕を見て勇気は
笑った。

勇「お前ホントこの手の
 ネタ駄目だな(笑)」

望「ッ・・・///」

勇「絶対ぇ男同士の
 ヤリ方知らねぇだろ」
 

⏰:08/11/13 16:25 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#89 [コロ]
 
ぇ・・・?男同士?
同性愛は知ってるし
現にちょっと危ない目に
あった事もある。

でも、ヤリ方って・・・
何のヤリ方?

僕はそれを聞いたら
きっと馬鹿にされると
思い強がって「知ってる」
と言ってしまった。

⏰:08/11/13 16:29 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#90 [コロ]
 
すると勇気は綺麗な顔を
ニヤリと笑わせて
右手を僕の前へ伸ばしてくると、トンッ・・・と
そのまま僕を後ろへ
押し倒した。

わけがわからず
キョトンとしていると
勇気がそのまま
覆いかぶさって来た・・・
 

⏰:08/11/13 16:34 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#91 [コロ]
 
勇「ホントに知ってる?」

クスリと笑いながら
僕を見下ろしてきて
・・・初めて、勇気に
ドキリ と変な感情を
抱いた。

少し、怖いとも・・・。
 
 

⏰:08/11/13 16:37 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#92 [コロ]
 
勇「ヤルってわかる?
 セックスの事
 言ってんだけど・・・」

望「ぇ・・・・///」

セックスって男同士でも
出来るの・・・?
だって、何処に入れるの? 
 

⏰:08/11/13 16:40 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#93 [コロ]
 
セックスという単語と
どうやって?と言う
疑問で僕は頭が
プチパニックになっていた

すると勇気が僕の
足の間に体を割り込ませ
顔を近づけて、こう言った・・・。
 

⏰:08/11/13 16:44 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#94 [コロ]
 
勇「例えばお前が女役
 だとすると、俺の
 チンコをこぅやって
 お前のケツの穴に
 入れるんだよ・・・」

 グイッ ――・・・

望「ヒッ・・・・///」

勇「そんで出したり
 入れたりすれば完ぺき
 ・・・・・・だろ?笑」

⏰:08/11/13 16:49 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#95 [コロ]
 
僕は顔を真っ赤にして
勇気のアソコがまだ
自分のお尻に密着してる
事も忘れて硬直した。

だって、そんな所
使うなんて思わなかった
んだもん・・・
 
 

⏰:08/11/13 16:53 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#96 [コロ]
 
あまりにも驚いている
僕を見て面白かったのか
また勇気は笑いだした。

その笑った振動が
下半身を通して僕の体も
揺らし、それを見た
勇気はとんでもない事を
言って来た・・・
 

⏰:08/11/13 16:57 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#97 [コロ]
 
 
勇「望とセックスしてる
 みてぇ・・・・・・笑」



僕はそれを聞いて
さらに顔を赤くした・・・
 
 
 
 

⏰:08/11/13 16:59 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#98 [コロ]
 
だけど、キモイとか
ふざけんなとか

そんな感情は湧かなくて

ただ恥ずかしかった。

勇気に組しだかれて
心臓がはち切れそうな程
ドキドキ鳴ってた・・・。
 
 

⏰:08/11/13 17:16 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#99 [コロ]
 
●切ります●
 

⏰:08/11/13 17:17 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


#100 [コロ]
★100★o(^-^)o

感想、ご指摘
ありましたら感想板に
お願いします(^O^)

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2722/

⏰:08/11/13 17:33 📱:SH700i 🆔:zr0O5u2I


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