春の希望と・・・【BL】
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#891 [コロ]
そのまま用意していたんであろう縄の様な物で両手首をベッドの上部に括り付けられた。
前の時と同じで、どんなに動かしても全然はずれないし、緩みもしない。
涙がどんどん溢れ出すのがわかった。
:09/05/18 10:35 :SH700i :p3KcWOMc
#892 [コロ]
:09/05/18 10:43 :SH700i :p3KcWOMc
#893 [コロ]
石田の手が腹の上を這うのがわかるけど、望は自分の体を守る事ばかり考えて、ろくに抵抗も出来ずに、腕の拘束を外す事に気を取られていた。
そんな望の姿を石田は
目の端に捕らえて、眉をよせる・・・。
:09/05/20 09:45 :SH700i :603opMAE
#894 [コロ]
もっと出来る事が
あるだろ。
暴れるとか、蹴ってみるとか・・・。
そんな事しても所詮、腕の拘束は外れ無いが相手にダメージを与えられる。
運が良ければ、気絶してくれるかもしれない。
:09/05/20 09:51 :SH700i :603opMAE
#895 [コロ]
しかし望は腕を見上げるばかりだ。
きっと頭が真っ白で
他の方法が浮かばないんだろう。
石「・・・無駄だ。腕が
傷付くだけだぞ。」
望「ぅッ ヒック・・ふぇぇッ」
:09/05/20 09:55 :SH700i :603opMAE
#896 [コロ]
―――
――
ぁ
あぁッ
嫌だ・・・
:09/05/20 11:44 :SH700i :603opMAE
#897 [コロ]
ヤメテ
―――・・・
――
:09/05/20 11:45 :SH700i :603opMAE
#898 [コロ]
石「―― はぁッ はッ・・」
望「ヒッ ぅ・・・ はッぁ」
ドクン、ドクンと自分の中に石田の放つ熱いモノが流れ込む。
:09/05/20 11:56 :SH700i :603opMAE
#899 [コロ]
望自身も体を震わせて
熱を放っていた。
その事実に、どうしようもない罪悪感が襲う。
望「うぅッ ふぇぇッ」
石「・・・・泣いてばっかり
だな、お前。」
:09/05/20 12:06 :SH700i :603opMAE
#900 [コロ]
石田は呆れた様な溜め息を最後に一つ吐き出し
シャワー室で望の後処理をしてから、再びベッドへ繋ぎ、そして部屋を出て行った・・・。
望はベッドに戻されてからすぐに意識が遠のき、深い眠りについたのだった。
:09/05/20 12:16 :SH700i :603opMAE
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