梅花男子高校....BL
最新 最初 🆕
#801 [すず]
.



力「あぁ約束だ!」


雫「ぢゃあ俺行くな!
話聞いてくれてありがとな♪」


力「また学校でな…!!」


.

⏰:09/08/21 00:13 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#802 [すず]
.

涙がこぼれそうになって
上を向きながら歩いた。


そしたらイチョウが鮮やかな緑色をしていて、風に揺られていて、葉の隙間から光がキラキラ眩しくて、

悔しいくらい全部綺麗で。

全てが優しく俺を励ましてくれているように思えた。


.

⏰:09/08/21 00:14 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#803 [すず]
.

でも…終わったんだな
俺の初恋。


初恋は甘酸っぱいって皆言うけどまさにその通り。


胸がきゅーってなって
時々嬉しくなってバクバクなる


.

⏰:09/08/21 00:15 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#804 [すず]
.

頑張ったよな…俺。


あ、生徒会長に報告とかした方がいいのかな…?

俺が告白できたのもあの人が背中押してくれたおかげだし…

一応報告くらいはしておこうかな…

.

⏰:09/08/21 00:15 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#805 [すず]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4068/

お待ちしてます

⏰:09/08/21 00:17 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#806 [すず]
.

俺はとろとろ歩きながら生徒会長の部屋の前まで来た。



他学年ということもあって、なかなか気まずい状況だろうが、今の俺は特に気にならなかった。



.

⏰:09/08/21 17:05 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#807 [すず]
.

そして静かにドアをノックした。



コンコン…




少ししてからゆっくりドアが開いた。


.

⏰:09/08/21 17:06 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#808 [すず]
.


薫「おぉ…どうした?」


雫「あ、今力に告って来ました…。」


薫「そっか♪

よく頑張ったな。」


.

⏰:09/08/21 17:07 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#809 [すず]
.

"よく頑張ったな"




その言葉で今まで我慢していたものが溢れて来た。



雫「…ぅぅ…っグズ…ふぇ…」



.

⏰:09/08/21 17:08 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#810 [すず]
.

薫「とりあえず中入れ…な?」


優しく頭を撫でて部屋に入れてくれた。




雫「すいません…グズ…泣きに来たわけぢゃ…グズな…いんで…すけど…」


.

⏰:09/08/21 17:09 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#811 [すず]
.

涙のせいで言葉が途切れ途切れになってしまう。


薫「あぁわかってるよ…
泣きたい時は泣けばいい。
カッコ悪いなんて思わねーから。」



雫「…グズ」


.

⏰:09/08/21 17:11 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#812 [すず]
.


俺は泣いた。



もう身体中の水分を涙に使ったってくらい。


.

⏰:09/08/21 17:11 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#813 [すず]
.


薫「少し落ち着いたか?」

雫「はい。
その…ありがとうございました」


俺が泣いてる間先輩はずっと頭を撫でてくれていた。

何故かそれがすごく心地よくて安心した。


.

⏰:09/08/21 17:12 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#814 [すず]
.

薫「俺にはこれくらいしか出来ないからな」

雫「いや先輩のおかげで気持ちに区切りつけること出来ました…。


本当にありがとうございました…」


.

⏰:09/08/21 17:13 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#815 [すず]
.


薫「いい恋したな♪」


雫「はい。

…好きになったのが力で良かったです」



.

⏰:09/08/23 10:01 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#816 [すず]
.

薫「後悔…してないか?」
雫「はい!

もし…俺がまた誰かを好きになったらアイツに紹介するんです…」

薫「そっか…
見つかるといいな」


.

⏰:09/08/23 10:02 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#817 [すず]
.

雫「…はい」

正直力以上に好きになる人なんてこの先現れないような気がする。


それくらいの恋だった。


薫「大丈夫、お前ならすぐ新しい恋が出来るよ」

.

⏰:09/08/23 10:02 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#818 [すず]
.
雫「なんでそんなに親切にしてくれるんですか…?」


薫「なんでだろうな…笑

自分でもよくわからないんだけど、なんか放っておけないんだよな…」


雫「….///」



.

⏰:09/08/23 11:39 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#819 [すず]
.

って何赤くなってんだよ俺!!!!!


薫「似てるのかな…俺と」

雫「似てる…?」

どこがだ!?



薫「うーん…
雰囲気というか…

冷たい目とかかな…」

.

⏰:09/08/23 11:42 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#820 [すず]
.


冷たい目?

そんなに分かりやすいのか?


自慢じゃないが俺は今まで誰にも本性バレたことは無かった。


まあ力にはバレたけど…


まさか生徒会長にもバレていたとは…


.

⏰:09/08/23 11:43 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#821 [すず]
.

俺もまだまだだな…


薫「中学の時の俺と同じ目をしてるから分かったんだ。」



雫「中学の時何かあったんですか?」


何でこんなこと聞いてるんだろう…

.

⏰:09/08/23 11:44 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#822 [すず]
.


聞かなくてもいいことなのに…



でもなんかすげー気になる

何なんだろう…?

この感じ…

.

⏰:09/08/23 11:45 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#823 [すず]
.


薫「俺の父親はレストラン経営をしてるんだけどさ、
結構規模大きくて今ではチェーン店が全国に展開出来るまでの大きさになったんだ。


レストラン○×って知ってるか?」


.

⏰:09/08/23 11:48 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#824 [すず]
.

レストラン○×って
最近雑誌とかテレビでよく取り上げられてる有名店だ。

雫「知ってます。」


薫「あれのオーナーが俺の父親。

俺は二代目のオーナーになるために小さい時からそういった教育を受けてきた。」

.

⏰:09/08/23 11:53 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#825 [諭吉]
あげ

⏰:09/08/25 17:36 📱:F903i 🆔:☆☆☆


#826 [すず]
諭吉さん
あげありがとうございます

⏰:09/08/26 23:17 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#827 [すず]
.
薫「俺も料理は好きだし、父親に言われた通りに生活してたんだ。

でも俺が中学生の時に母親が病気で倒れたんだ。

俺はすぐ病院へかけつけたけど…
父は来なかったんだ。」


なんか小説に出てくるような話が今目の前で起こってる…

.

⏰:09/08/26 23:19 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#828 [すず]
.
雫「それで…お母さんは?」


薫「あぁ一回は意識戻ったんだけどな…

数日後に死んだ。」


雫「…。」


.

⏰:09/08/26 23:19 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#829 [すず]
.

薫「父親は…
母親が入院している時一回も顔を出さなかった。


理由を聞いても仕事だからって…


その後数日してから大切な人に会いに行けないような仕事なら俺は継がないつって家出てきた。」



.

⏰:09/08/26 23:22 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#830 [すず]
.
雫「そうなんですか…」


知らなかった…


元気に振る舞っているようで実はつらい思いをしてて…

俺は何故か胸がぎゅーっとしめつけられたような感じかした。

.

⏰:09/08/26 23:24 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#831 [すず]
.
薫「母が死んでから同級生に同情されんのが辛くてな…


自分を偽って生活するようになって行った。


自分が傷つかないように、誰も傷つけないように…」


.

⏰:09/08/26 23:24 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#832 [すず]
.
雫「…。」

薫「毎日毎日愛想笑いして、適当に意見合わせて…」

今の俺みたい…?


似てる…


状況は違うけど…
でもやっぱり俺と少し似てる。

.

⏰:09/08/26 23:26 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#833 [すず]
.




ぎゅう





.

⏰:09/08/26 23:27 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#834 [すず]
.


気がついたら俺は先輩を抱きしめていた。


…?

俺…何して…


何でこの人抱きしめてんだ?


.

⏰:09/08/26 23:28 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#835 [すず]
.


わかんない

でも

こうしたかった


先輩も俺を優しく抱きしめかえし会話もないまましばらくその状態が続いた。


.

⏰:09/08/26 23:29 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#836 [すず]
.
しばらくすると先輩が聞こえるか聞こえないかくらい小さい声で



"ありがとう"


と、言っていた。

俺はなんて言っていいかわからなかったから強く抱きしめた。


.

⏰:09/08/26 23:30 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#837 [すず]
.

この気持ちが何なのか気づくのはもう少し先になりそうだ。




…―――――――――…

⏰:09/08/26 23:31 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#838 [すず]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4068/

とりあえずここで雫編は一区切りして、次から本編を完結に向けて進めて行きたいと思います。

読みにくいとは思いますが最後までお付き合いお願いします

⏰:09/08/26 23:34 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#839 [諭吉]
すずさん頑張って〜

⏰:09/08/27 02:28 📱:F903i 🆔:☆☆☆


#840 [すず]
諭吉さん
ありがとうございます
頑張りますね

最後までよろしくお願いします

⏰:09/08/27 15:23 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#841 [すず]
…ーーーーーーーー…

ん〜♪

いい天気♪


みんな久しぶり!
りゅーやです。


今日は力と一緒に病院です。
一緒に出掛けられるのは嬉しいけど…

.

⏰:09/09/02 23:26 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#842 [すず]
.

最初のデートに病院って…苦笑


ま、まあ一緒に居れたらどこでもいいよね!


いいんだよ
うん


力「りゅーや〜おはよー♪」


.

⏰:09/09/02 23:26 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#843 [すず]
.
あ、力起きたみたい


竜「おはよ、今日付き合わせちゃってごめんね…

ってなんで笑ってんの?」

力「いや、起きて目の前に竜也いると幸せだな〜って!

さ、早く支度して行こうぜ」


.

⏰:09/09/02 23:29 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#844 [すず]
.

力…///

言ってることが大胆です//
僕の心臓は大きく脈打ち過ぎてそろそろ壊れそうです。

竜「お、同じ部屋なんだから…い、いるのは当たり前でしょ!!///」

.

⏰:09/09/02 23:31 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#845 [すず]
.

力「改めて今思ったの!」

竜「そ、そっか!

とりあえず着替えてご飯食べよ!」



力「あぁちょっと待っててな」


.

⏰:09/09/02 23:33 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#846 [我輩は匿名である]
頑張って

⏰:09/09/03 22:28 📱:SH001 🆔:☆☆☆


#847 [すず]
ありがとうございます

最後までよろしくお願いします

⏰:09/09/04 19:02 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#848 [すず]
…ーーーーーーーー…

朝ごはんも食べ終わり
いざ病院へ

竜「病院って好きじゃないなあ…」


力「なんで?

俺は通った数だけ健康になった気して好きだけど…」

力らしい理由だな〜笑

.

⏰:09/09/04 19:41 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#849 [すず]
.

竜「なんか無駄に清潔な匂いが苦手なんだ〜。」


力「確かに人ってそれぞれ家によって匂い違うけど病院って皆そろって無臭だもんな」

竜「そお〜
それが何となく嫌いなんだー」


.

⏰:09/09/04 19:44 📱:P01A 🆔:☆☆☆


#850 [すず]
.

力「まあ、すぐに終わるし、病院終わったらなんか食べに行くか♪」


竜「うん!!!!


行く!!
早く病院行こう♪」


.

⏰:09/09/04 19:45 📱:P01A 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194