先生の言うとおりB
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#246 [あお☆まる]
 
忙しさのせいか

遊馬くんのお陰か


最近は、嫌な事を
考えなくてすんだ…



けどそれは
ただ逃げてたのかも
 

⏰:09/02/20 01:15 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#247 [あお☆まる]
 
「やっほぉ!オープンおめでとう!」


「あ、麗子さん!…と?」



麗子さんの隣には
綺麗な恰好をした、

年上のかっこいい凄く紳士そうな男性



「これは、自己紹介が遅れました。私は、昔、達也さんと一緒に働いていた秀人と申します。」
 

⏰:09/02/20 01:20 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#248 [あお☆まる]
 
「あ!秀じぃ?!」


思わず、そう答えてしまった。

後から、しまった!
と口元を手で隠す


そんな私に、秀じぃは
優しく微笑む


「麗子さまに聞いていたとおり、とても魅力的なお嬢様ですね。秀じぃでかまいませんよ。そちらの呼び名の方が性に合ってます」
 

⏰:09/02/20 01:25 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#249 [あお☆まる]
 
大人な秀じぃに
思わず頬が赤く染まる


「あ、あの、達也を呼んできますね!」



厨房に行くと
話し込んでる美幸ちゃんと達也の姿
 

⏰:09/02/20 01:29 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#250 [あお☆まる]
 
達也を見る
美幸ちゃんの顔は

穏やかで見た事もないくらい可愛かった



その顔に確信する



美幸ちゃんは
達也が好きなんだ…
 

⏰:09/02/20 01:40 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#251 [あお☆まる]
 
「た、達也!」


「ん?どうした?」


「…麗子さんと秀人さんが見えてるけど…」


「お!そうか!」



そう言って
私の所に来てくれた

ほっとする自分が
とっても嫌だった…
 

⏰:09/02/20 02:25 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#252 [あお☆まる]
 
「あ…美幸ちゃんも、顔出しに来ない?」


「いえ…。私はここに。」


「分かった。じゃあ…お願いね」



私は、達也と二人で
店に戻る



「おっそいわよ!!達也、いつまで待たせる気?」
 

⏰:09/02/20 02:28 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#253 [あお☆まる]
 
「店長〜この人かなり酔ってて大変だったんすから!どうにかしてください!」


麗子さんの相手を
してくれていた遊馬くん

結構手を焼いたみたい


「遊馬くんありがとう」



こそっとお礼を言うと
いつもの笑顔で答えてくれた
 

⏰:09/02/20 02:31 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#254 [あお☆まる]
 
「ケーキ屋のオープンセレモニーで泥酔するか?普通。はぁ…。アコ、俺こいつ送ってくよ」


と言って麗子さんの
腕を持って
体を支えようとする


しかしそれを
秀人さんが止める



「…達也さん。私が麗子さまをお送りします。」
 

⏰:09/02/20 02:35 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#255 [あお☆まる]
 
「秀じい…でも」


「まだセレモニーの途中でしょ?大丈夫ですよ。“私が”麗子さまをお送りします」


にこりと笑う秀じぃ
けどその微笑みは
最初のものとは違う気がする

…あれ?
もしかして秀じいって
麗子さんを…?
 

⏰:09/02/20 02:38 📱:812SH 🆔:☆☆☆


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