先生の言うとおりB
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#370 [あお☆まる]
 



私…


最低だ…



 

⏰:09/03/26 00:36 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#371 [あお☆まる]
 
……………………………
……………

ふと
時計を見る


厨房の中にある
時計の針は、
19時を指そうとしていた



「…美幸、そろそろ帰るか。送ってく」
 

⏰:09/03/26 18:46 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#372 [あお☆まる]
 
「はい。じゃあ、お願いします。」


「おう。」



二人で
店を出る支度をする



外に出て
店の鍵を締めていると
ツカツカとヒールの音。
 

⏰:09/03/26 18:48 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#373 [あお☆まる]
 
その甲高い音の
する方角に目をやる


その目線の先には
すらっとスタイルのいい
シルエットが浮かぶ



「たーつーやー」



その声で
シルエットの正体が
はっきりする
 

⏰:09/03/26 18:51 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#374 [あお☆まる]
 
「…麗子か」


「麗子か。じゃないわよ!!あんたちょっと顔貸しなさいよね!!」


「…今からか?」



そう言って
ちらっと横目で
美幸を見る
 

⏰:09/03/26 18:53 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#375 [あお☆まる]
 
その目線を追う麗子


「あ…あなた。達也、その子と今から用事でも有る訳?」



凄むように
達也に問い掛ける



「暗いから、今から送って行く。」
 

⏰:09/03/26 18:55 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#376 [あお☆まる]
 
「…達也さん、私電車で帰ります。」


「いや、送って行く。
大体俺が美幸にお願いしてるんだし。」



その会話を
聞いていた麗子が
何かを思いついた様に
ポンと手を叩く。



「私、車置いてく。達也!美幸ちゃん送るの付き合うから、その後私に付き合いなさい」
 

⏰:09/03/26 18:59 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#377 [あお☆まる]
 
「……分かったよ」



軽くため息をつきながら 承諾する



皆で車に乗り込みながら
愛子との事を思う
 

⏰:09/03/26 19:03 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#378 [あお☆まる]
 

  “私じゃない
 誰かとの方が−…”



そう顔を
歪ませていた愛子



いつから?
いつからそんな事
思っていたの?
 

⏰:09/03/26 19:05 📱:812SH 🆔:☆☆☆


#379 [あお☆まる]
 



あんな顔を


させたい訳じゃない



あんな事


言わせたくないのに




 

⏰:09/03/26 19:07 📱:812SH 🆔:☆☆☆


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