先生の言うとおりB
最新 最初 全
#451 [あお☆まる]
けど、
また貴方に恋をする
ね…
また芽生えた
貴方へのこの恋は
きっと叶うわね
:09/04/05 01:42 :812SH :☆☆☆
#452 [あお☆まる]
だって
これは…
二度目の恋だから
初恋*END
:09/04/05 01:43 :812SH :☆☆☆
#453 [あお☆まる]
:09/04/05 01:48 :812SH :☆☆☆
#454 [あお☆まる]
美幸に言われた。
愛子は、
“オレンジのファイル”
を気にしてたって
気付いてないと
思ってたのに
:09/04/06 20:56 :812SH :☆☆☆
#455 [あお☆まる]
もしかしたら
美幸と毎日
残って
仕事してたのも
本当は気にしてたのか?
馬鹿だよな
良かれと思って
してた行動が
アコを苦しめてたなんて
:09/04/06 20:58 :812SH :☆☆☆
#456 [あお☆まる]
馬鹿は俺か…
一人で突っ走って
アコに
あんな辛い事言わせた…
:09/04/06 21:00 :812SH :☆☆☆
#457 [あお☆まる]
“私より他との方が
良いのかも……”
アコの所に向かう間
その言葉が頭を回ってた
:09/04/06 21:03 :812SH :☆☆☆
#458 [あお☆まる]
久しぶりに着く
アコの家は
結婚の許しをもらいに
行ったあの日より
でかく、悠然と待ち構えている様に思えた
呼び鈴を押す手が
震える
全身の神経が
指に集中していた
:09/04/09 22:55 :812SH :☆☆☆
#459 [あお☆まる]
やっとの思いで
チャイムを鳴らす
その音よりも大きく
心臓がバクバクと激しく動き、体全体に響き渡る
こんなに
緊張したことってない
呼び鈴を鳴らしてから
反応が返って
くるまでの数十秒が
とても長く感じる
:09/04/09 23:00 :812SH :☆☆☆
#460 [あお☆まる]
【…はい】
インターフォン越しに
耳に入ってきた
その声は
間違いなく
愛子の声だった
久しぶりに
聞くその声に
胸が自然と熱くなる
「アコ…か?」
:09/04/09 23:03 :812SH :☆☆☆
#461 [あお☆まる]
緊張のあまり
それしか
言葉に出来なかった
【………】
インターフォン
に出た相手は
沈黙したままだ
けどそれが
愛子である何よりの証拠
達也は言葉を続ける
:09/04/09 23:14 :812SH :☆☆☆
#462 [あお☆まる]
「出てこいよ
話しがしたいんだ。」
インターフォンは切れ
数分たつと
玄関の扉が開く
少し痩せた愛子が
姿を表す
:09/04/09 23:16 :812SH :☆☆☆
#463 [あお☆まる]
…………………………………………
【出てこいよ。
話がしたいんだ】
久しぶりに
聞く声が胸を締め付ける
:09/04/12 00:31 :812SH :☆☆☆
#464 [あお☆まる]
話し合いをしなくちゃ
そう思っていた
けど…
怖い
“要らない”
と言われてしまわないか
:09/04/12 00:33 :812SH :☆☆☆
#465 [あお☆まる]
自分に
自信が持てない私は
少しの事で
不安になってしまう
好きな人を
信用も出来ない
情けない私に
きっと達也だって
呆れてるよ…
:09/04/12 00:38 :812SH :☆☆☆
#466 [あお☆まる]
いつもよりも
重く感じるドアを
静かに開ける
久しぶりに見る
達也の姿は
やっぱり眩しくて
私は少し
達也を遠く感じた
「アコ…」
:09/04/12 00:40 :812SH :☆☆☆
#467 [あお☆まる]
達也が呼ぶ
自分の呼び名を聞いて
胸がキューと
締め付けられる
我慢しても
涙が溢れ出そうと
瞳にたまる
零れ落ちる前に
達也の腕の中に収まった
:09/04/12 00:43 :812SH :☆☆☆
#468 [あお☆まる]
愛しい人の温もりは
がんじがらめになってた
頭の中の糸を、優しく
解してくれたのか
自然と
心の声が溢れた
「……達也
会い、たかった…」
:09/04/12 00:47 :812SH :☆☆☆
#469 [あお☆まる]
優しく引き離されると
愛おしむ様に
顔を覗き込む瞳に出会う
「…アコが出てったくせに。」
そう言うと
最初の時よりも強く
抱きしめられる
:09/04/12 00:50 :812SH :☆☆☆
#470 [あお☆まる]
「…な、アコ。
俺にはアコが必要なんだ。俺から離れるなよ」
「…わ、私は…
いっつも達也に支えてもらってるのに、私は達也に何も出来ない…」
「俺はアコに支えられてるよ。」
:09/04/12 00:55 :812SH :☆☆☆
#471 [あお☆まる]
「嘘…
だって私、達也に何も出来てない。」
達也は少し
腕を緩めると
じっと愛子を見据える
「俺が夢を叶えれたのも、今こうして店で頑張れるのも全部、アコが居たからだ。
もし隣に居たのがアコじゃなくて他の誰かだったら…俺はずっと先生のまんまだったよ」
:09/04/12 01:01 :812SH :☆☆☆
#472 [あお☆まる]
私…
達也の役に立ててた?
側に…居ていいの?
言葉の代わりに
涙が一気に溢れ出す
「だから…そのまんまのアコで俺の嫁になればいーんだよ。」
:09/04/12 01:15 :812SH :☆☆☆
#473 [あお☆まる]
「達也…」
達也の背中に
両腕を回し
ギュッと抱きしめる
「アコは俺のだ」
「…うん」
:09/04/12 01:19 :812SH :☆☆☆
#474 [あお☆まる]
「絶対離してやんねー」
「う…っ」
“うん”と
返事をする前に
唇を塞がれる
「た…つや……」
:09/04/12 01:22 :812SH :☆☆☆
#475 [あお☆まる]
「…ちょっと黙って」
「んっ…」
休む事なく、繰り返し
熱く甘いキスを
落とされる
心の中が
満たされていくのを
感じていた…
:09/04/12 01:27 :812SH :☆☆☆
#476 [あお☆まる]
:09/04/12 01:44 :812SH :☆☆☆
#477 [あお☆まる]
久しぶりに
二人で歩く帰り道
手を繋ぎながら
ゆっくり歩く
「店も一段落したし…
式の準備しよーな」
優しく
笑いかける達也
その笑いにつられて
笑う
「うん」
:09/04/13 13:54 :812SH :☆☆☆
#478 [あお☆まる]
その日は、久しぶりに
達也に
抱きしめられながら
ぐっすりと眠れた
そして
二人で久しぶりに出勤
:09/04/13 13:57 :812SH :☆☆☆
#479 [あお☆まる]
あんな所を見せて
店にも行かなかったから
なんだか凄く
緊張する
達也はその気持ちが分かったのか
そっと愛子の手を握る
達也の体温が
緊張していた心を
ほぐしてくれる
:09/04/13 14:00 :812SH :☆☆☆
#480 [あお☆まる]
「入るよ?」
達也は、店の前で
立ちすくむ愛子を
覗き込み
少しからかう様な
笑顔を浮かべる
「う、うん…」
:09/04/13 14:02 :812SH :☆☆☆
#481 [あお☆まる]
達也が扉に手をかけ
開けようとした時
勢いよく扉が開かれる
その扉に頭を打ち付け
言葉の出ない達也
「〜〜〜!!」
:09/04/13 14:05 :812SH :☆☆☆
#482 [あお☆まる]
そんな達也をよそに
遊馬が勢いよく
愛子に、抱き着く
「あぁーいぃこぉーー」
「きゃっ!ゆっ遊馬くん」
「仲直りしたんだなぁ!良かった良かったぁ!」
:09/04/13 14:11 :812SH :☆☆☆
#483 [あお☆まる]
「…うん。ごめんね?心配かけて、店も休んじゃって」
「いーよ!いーよ!愛子が幸せな……っうおっ」
全部を言い終わる前に
達也によって
愛子から離される遊馬
「遊馬…そいつ俺の」
:09/04/13 14:15 :812SH :☆☆☆
#484 [あお☆まる]
少し苛立った様子の
達也に遊馬は
「おう!知ってる!」
と満面の笑顔を返す
呆気にとられる達也
その姿を見て
クスっと笑う愛子
:09/04/13 14:18 :812SH :☆☆☆
#485 [あお☆まる]
遊馬と達也のやりとりで
心が温かくなる
ふと人の気配を感じ
気配のした方に
目をやると
厨房から出て来た
美幸ちゃんと
目が合う
「あ…お、おはよう」
:09/04/13 14:23 :812SH :☆☆☆
#486 [あお☆まる]
「おはようございます」
休んでた事
謝らなくちゃ…
「あ、あの…「ごめんなさい」」
え…?
私の“ごめんなさい”は
美幸ちゃんの
“ごめんなさい”に
掻き消された
:09/04/14 19:55 :812SH :☆☆☆
#487 [あお☆まる]
「私、意地悪しました」
その言葉に
頭がこんがらがる
「私は、達也さんの事好きです。けど、恋愛じゃない。なのに、あんな言い方しました。」
「美幸ちゃ…ん」
:09/04/14 19:57 :812SH :☆☆☆
#488 [あお☆まる]
「見てて、もどかしかったんです。だって、あんなにも達也さんに信頼されて愛されてるのに気付いてないから…。」
美幸ちゃんの言葉に
再度きづかされた
そうだね…
私なに不安になってたのかな?
こんなに愛ん貰ってたいのに
:09/04/14 20:02 :812SH :☆☆☆
#489 [あお☆まる]
「…うん。ありがとう。仕事も休んでごめんね?」
「全くです。愛子さんはこの店に必要な人なんですから…休まないでくださいね?」
そう笑った
美幸ちゃんの顔が
とっても綺麗で
思わず見とれた
:09/04/14 20:05 :812SH :☆☆☆
#490 [あお☆まる]
それと同時に
美幸ちゃんが、
言ってくれた
【この店に必要】
って言葉が
私の心に優しく
広がっていく
:09/04/14 20:08 :812SH :☆☆☆
#491 [あお☆まる]
あぁ…
私にはちゃんと
“居場所”があるんだ
その事が
何よりの自信になった
:09/04/14 20:12 :812SH :☆☆☆
#492 [あお☆まる]
今日は久しぶりに
達也も残業せず
一緒に帰った
「ふぅ〜〜!腹いっぱい」
「ふふ…いっぱい食べてたもんね?」
:09/04/16 21:33 :812SH :☆☆☆
#493 [あお☆まる]
食べ終わった食器を
台所に持っていく
茶碗を洗っていると
いつの間にか
後ろに来た達也に
抱きしめられる
「……」
「…顔真っ赤」
:09/04/16 21:35 :812SH :☆☆☆
#494 [あお☆まる]
八重歯を出しながら
笑う達也
「…だって。」
戸惑う愛子の耳に
唇をあわせる
「お風呂、一緒に入る?」
:09/04/16 23:12 :812SH :☆☆☆
#495 [あお☆まる]
「えっ?」
愛子は言葉を失い
体を硬直させる
お風呂?!
むっ無理だよ…
ただでさえ
仲直りしたてで
抱きしめ合うのさえ
気恥ずかしいのに
:09/04/16 23:18 :812SH :☆☆☆
#496 [あお☆まる]
「わっ、私洗い物終わってないから…」
それらしい理由を
つけて断る愛子
その顔はさっきより
更に、真っ赤に染まる
:09/04/16 23:22 :812SH :☆☆☆
#497 [あお☆まる]
愛子の頭上から
達也の笑い声が聞こえる
「クククッ…俺、アコの裸ならもう何回も見てるよ?今更恥ずかしいの?」
からかう様に
目を細める達也
「もっもう!いーから、早くお風呂入って来て!」
:09/04/16 23:26 :812SH :☆☆☆
#498 [あお☆まる]
「はいはーい」
そう返事をして
達也は諦めて
お風呂に向かった
その姿を確認すると
肩で息をして
ホッとする愛子
:09/04/16 23:28 :812SH :☆☆☆
#499 [あお☆まる]
洗いものを終えて
ソファーに座る
どうにか
さっきの出来事で
早くなってしまった
動悸が落ち着いてきた頃
携帯の着信音が響く
:09/04/16 23:31 :812SH :☆☆☆
#500 [あお☆まる]
その音に
ビクッと肩を揺らす
わっ、
ビックリした…
携帯を見ると
麗子さんからの電話だった
:09/04/16 23:33 :812SH :☆☆☆
#501 [あお☆まる]
「はっはい。もしもし」
『あ、愛子ちゃん?』
「どうしたんですか?」
『いやーメールで仲直りしたって来たから良かったと思って!』
:09/04/17 12:47 :812SH :☆☆☆
#502 [あお☆まる]
あ…それで
何か私たちって
大勢の人に
支えられてるんだね…
自然に笑みが零れる
『でも、本当に良かったぁ!』
:09/04/17 12:53 :812SH :☆☆☆
#503 [あお☆まる]
自分の事の様に
嬉しがる麗子
ふと疑問が浮かんだ
今回の原因の一つ
“オレンジのファイル”
あの中身…麗子さんは
知ってるのかな?
:09/04/17 12:55 :812SH :☆☆☆
#504 [あお☆まる]
「あの…」
『ん〜?なに??』
「結局、あのオレンジのファイルってなんだったんでしょうか?」
…沈黙
ファイルの事を
口に出した途端、
麗子は口を閉ざした
:09/04/17 13:04 :812SH :☆☆☆
#505 [あお☆まる]
麗子さんは
何か知ってるの?
私には
言えない事なのかな…
「…私が知ったらマズイ事なんですか?
でも、美幸ちゃんと達也は何もないですよね?」
:09/04/17 13:06 :812SH :☆☆☆
#506 [あお☆まる]
『勿論!あの二人が何がある訳じゃなくて…
んー…愛子ちゃんはまだ知っちゃダメって言うか』
「知っちゃダメ…?」
『と、とにかく!
いずれ分かるから…
その事は触れないで』
:09/04/17 13:09 :812SH :☆☆☆
#507 [あお☆まる]
そう言われ
無理矢理
自分を納得させて
麗子さんとの
電話を切った
私が知っちゃダメ?
でもいつかは
分かるみたいだし
:09/04/17 13:11 :812SH :☆☆☆
#508 [あお☆まる]
気にならない
って言ったら嘘になる
だって、少なからず
今回の喧嘩の
要因ではある訳だし
でも、麗子さんも
心配ないって言ってたし
:09/04/17 13:13 :812SH :☆☆☆
#509 [あお☆まる]
教えてもらえる日まで
楽しみにして
おこうかな……?
:09/04/17 13:14 :812SH :☆☆☆
#510 [あお☆まる]
心の中で
そう思っていると
ふわりと
シャンプーの匂い
後ろを振り向くと
同時に抱きしめられる
:09/04/17 13:45 :812SH :☆☆☆
#511 [あお☆まる]
目の前にあるのは
何も着てない達也の胸板
達也は腰にだけ
タオルを巻いた状態で
愛子を抱きしめている
「たっ達也?!」
「…待ってたのにな」
:09/04/17 13:48 :812SH :☆☆☆
#512 [あお☆まる]
耳元でそう囁くと
体を少し離し
愛子の顔を覗き込む
お風呂から
上がったばかりで
髪が濡れている
その姿がセクシィーで
頭がクラクラしそうだ…
:09/04/17 13:50 :812SH :☆☆☆
#513 [あお☆まる]
:09/04/17 13:51 :812SH :☆☆☆
#514 [あお☆まる]
「かっかっ風邪ひくよ?」
「大丈夫。アコに温めてもらうから」
「…え?」
気付くと
達也の笑顔を
床に仰向けの状態で
見ていた
:09/04/22 00:30 :812SH :☆☆☆
#515 [あお☆まる]
あ…れ…
押し倒された…?
そう自覚すると
今度は顔が
赤くなるのを感じた
「風邪ひかない様に、たっぷり温めて…ね?」
妖しく笑う達也
:09/04/22 00:44 :812SH :☆☆☆
#516 [あお☆まる]
顔が近づくと
甘いキスが降りそそがれる
久しぶりの
達也の体温を感じ
体がほてる
:09/04/22 00:48 :812SH :☆☆☆
#517 [あお☆まる]
「アコ…愛してる」
愛しい人の
甘い言葉と吐息
シャンプーの香りに
包まれながら
甘い夜は過ぎていく…
:09/04/22 00:50 :812SH :☆☆☆
#518 [あお☆まる]
『えぇっ?!結婚式場が開いてない???』
「……うん」
そうなのです
店のオープン準備とか
喧嘩したりとかで
式の準備が遅れて…
本当は、
6月に上げたかったけど
ジューンブライド
ギリギリに電話しても
空いてる訳がなかった
:09/04/23 01:24 :812SH :☆☆☆
#519 [あお☆まる]
『でもねぇーそうよね。6月は下手したら1年前に予約しなきゃ無理かもね』
電話相手は
専門学校に行ってた時の
男友達の佐藤 咲くん
今は専門学校とは
関係のない
メークの道に進んでる
:09/04/23 01:27 :812SH :☆☆☆
#520 [あお☆まる]
女系の家系で
生まれた為
男の子だけどおねぇ言葉
凄く優しくて
良い友達
『でも、なんで6月にこだわるの?やっぱりジューンブライドだから?』
:09/04/23 01:30 :812SH :☆☆☆
#521 [あお☆まる]
ジューンブライドだから
6月に式を
挙げたい訳じゃない…
6月は特別なの
6月は、プロポーズされた月だから
:09/04/23 01:32 :812SH :☆☆☆
#522 [あお☆まる]
それに、
小さい頃に
私と達也が、
結婚式を挙げた月
日にちまでは
忘れてしまったけど
6月だったのは覚えてる
:09/04/23 01:34 :812SH :☆☆☆
#523 [あお☆まる]
だから
6月に式を挙げたかった
けど…
「諦めた方がいいのかな…。」
:09/04/23 01:36 :812SH :☆☆☆
#524 [あお☆まる]
『とりあえず、私の知り合いにも当たってみるから!…あ、当日は私にメークさせてよねっ!』
「うん!お願いします」
『任せて♪綺麗にするわ!じゃあ又連絡するから、もし進展あったら電話ちょーうだいね!』
:09/04/23 01:39 :812SH :☆☆☆
#525 [あお☆まる]
うん。またね
そう返事をして
電話を切った
と同時に
後ろから達也に抱きしめられる
「電話の奴、呼ぶの?」
「え?咲くん?呼ぶよ」
:09/04/23 01:46 :812SH :☆☆☆
#526 [あお☆まる]
「咲くんね…
仲良いみたいですね」
「うん!」
「…その笑顔ムカつく」
「へっ?」
:09/04/23 01:48 :812SH :☆☆☆
#527 [あお☆まる]
達也は
抱きしめている腕に
力をこめる
「…ヤキモチ?」
後ろを向き
達也の顔を覗き込む
:09/04/23 23:15 :812SH :☆☆☆
#528 [あお☆まる]
「…うるせっ」
そう言うと
少し乱暴に唇を奪われる
「お前は俺だけ見てろ」
:09/04/23 23:16 :812SH :☆☆☆
#529 [あお☆まる]
明らかに
ヤキモチを妬いてる
達也が愛しい
「うん!」
笑顔でそう答ると
優しく頭を撫でてくれた
:09/04/23 23:18 :812SH :☆☆☆
#530 [あお☆まる]
「あ、達也の知り合いの人どうだった?やっぱり無理そう?」
「あぁー…予定埋まってるみてぇー。」
「そっか…。やっぱり6月は無理かなぁ」
:09/04/23 23:21 :812SH :☆☆☆
#531 [あお☆まる]
愛子は
達也に寄り掛かり
膝を抱き抱える
「…かもな。でも大事なのは日付じゃない。
まぁ、他のブライダル関係者にも聞いてみるよ」
「…うん。」
そうだよね
日付より私達の
気持ちが大事だよね
:09/04/23 23:25 :812SH :☆☆☆
#532 [あお☆まる]
それから色々、
ブライダル関係の
知り合いに
あたってみたけど
式場は全滅
そのうち、
達也との店も
雑誌などで取り上げられ
忙しくなった
:09/04/24 23:31 :812SH :☆☆☆
#533 [あお☆まる]
だから、
式は挙げずに
写真だけとろう
二人で
そう決めた。
本当は挙げたかったけど
仕方ないよね
:09/04/24 23:36 :812SH :☆☆☆
#534 [あお☆まる]
休みの日に
麗子さんから達也に
電話があった
「麗子さん、なんだって?」
「あー…うん。
後で話す。とりあえず今から出てくるから」
「…え?今から?」
「うん。ごめんな」
:09/04/24 23:41 :812SH :☆☆☆
#535 [あお☆まる]
でも、今日は…
思わず
達也の服の端を掴む
「…今日、写真撮りに行けないの?」
「……」
:09/04/24 23:45 :812SH :☆☆☆
#536 [あお☆まる]
今日は写真館で
ウェディングドレスを着て写真を撮る予定だった
達也はアコを
力強く抱きしめる
「…悪い。」
その苦しそうな
声を聞いて
本当の気持ちを抑え込む
:09/04/24 23:48 :812SH :☆☆☆
#537 [あお☆まる]
「私は平気、
だから行ってきて?
写真はまた今度!楽しみにしてるから。
いってらっしゃい!」
そう笑顔で言うと
達也の背中を押す愛子
「ありがとう」
:09/04/25 00:10 :812SH :☆☆☆
#538 [あお☆まる]
達也はそう言うと
愛子のおでこに
軽く、キスをして
家から出ていく
…仕方ないよね
きっと
大事な様なんだ
:09/04/25 00:12 :812SH :☆☆☆
#539 [あお☆まる]
それから達也は
5時間くらいして
帰ってきた
そして私に
呼ばれた理由を
話してくれた
どうやら、今度開く
大塚家のパーティーで
デザートを
任されたらしい
:09/04/25 23:48 :812SH :☆☆☆
#540 [あお☆まる]
大塚家といったら
手広く商売をしていて
有名なスイーツの店も経営している
けど、麗子さんの
お父さんは
達也の才能を認めてたし
店も有名になった事での
直々の指名みたいだ
「良かったね!達也。
頑張ってメニュー考えなきゃだね」
:09/04/25 23:53 :812SH :☆☆☆
#541 [あお☆まる]
「おう!これから忙しくなるな。」
そういって
愛子の頭を撫でる達也
あ…そうか
準備とかで益々
時間なくなっちゃうな
写真は暫く
おあずけ…かな?
:09/04/25 23:56 :812SH :☆☆☆
#542 [あお☆まる]
仕方ない
そう思っても
少し残念な気持ちが
愛子をおそう
その気持ちが
知らずのうちに
顔に出ていた様で
心配そうに
達也が顔を覗き込む
:09/04/25 23:59 :812SH :☆☆☆
#543 [あお☆まる]
「アコ…?」
あ、顔に出てた?
だめだ。
せっかく達也を期待しての依頼なんだから、
成功するように気持ち
よく仕事してほしい
「ん?なに?」
笑顔で答える愛子
:09/04/26 00:03 :812SH :☆☆☆
#544 [あお☆まる]
「…ごめんな?
写真はちゃんと、この仕事が終わったら撮ろう。」
「気にしないで!
私、楽しみにしてるね」
達也は返事の代わりに
優しく抱きしめてくれた
:09/04/26 00:07 :812SH :☆☆☆
#545 [あお☆まる]
暖かいな…
私は大丈夫だよ。
強がりじゃなくて…
だから、
一生懸命頑張ってね
:09/04/26 00:09 :812SH :☆☆☆
#546 [あお☆まる]
それから達也は
麗子さんとの
打ち合わせなどで
休みの日も
滅多に家に居なくなった
けど、その間に
時間を作ってくれて
写真館で着る
ウェディングドレスを
買ってくれた…
:09/04/26 00:33 :812SH :☆☆☆
#547 [あお☆まる]
一回しか着ないし
勿体ないから
レンタルで良いと言ったけど
「色々助けてもってるし…アコ、頑張ってるからご褒美。」
と言って
いつの間にか
欲しいと言っていた
ウェディングドレスを
買ってくれていた
:09/04/26 00:36 :812SH :☆☆☆
#548 [あお☆まる]
6月25日
今日はいよいよ
大塚家のパーティー当日
これが終わったら
ゆっくり出来る
ギリギリ6月中に
写真館で写真も撮れそう
:09/04/26 00:42 :812SH :☆☆☆
#549 [あお☆まる]
少しウキウキする
気持ちを抑える様に
居間に飾られた
真新しいウェディングドレスに手を触れる
やっと…着れるんだ
:09/04/26 00:44 :812SH :☆☆☆
#550 [あお☆まる]
嬉しくて
思わず微笑んでいると
達也が部屋に入って来る
「あ、達也。もう出るんだね!頑張ってね」
:09/04/26 00:46 :812SH :☆☆☆
#551 [あお☆まる]
笑顔でそう言うと
達也に手を握られる
「何言ってんの?アコも一緒に行くんだよ」
「え…?聞いてな…い」
「言ってなかったっけ?まぁーいいや。遅れる。いくぞ」
:09/04/26 00:48 :812SH :☆☆☆
#552 [あお☆まる]
突然の事で
困惑する愛子
そんなのお構いなし
と言った感じで
愛子の手を引き
車に愛子を乗せる達也
「で、でも、私パーティーに着るドレスなんか無いよ??」
:09/04/26 00:51 :812SH :☆☆☆
#553 [あお☆まる]
「あー…大丈夫だろ。麗子いっぱい持ってるし」
「で、でも…」
「あ…俺忘れ物した!ちょっと待ってて」
達也は車に
愛子を残して家に戻る
:09/04/26 00:53 :812SH :☆☆☆
#554 [あお☆まる]
達也は
あぁ言ってるけど
大丈夫かな?
麗子さんの家のパーティーだなんて
規模がでかそう……
頭の中で
色々と考えていると、
トランクの閉まる音がする
:09/04/26 00:55 :812SH :☆☆☆
#555 [あお☆まる]
「お待たせ。じゃあ行こうか」
シートベルトを
締めると車を発進させる
「…何忘れたの?」
「んー?1番大事なもん」
:09/04/26 00:56 :812SH :☆☆☆
#556 [あお☆まる]
深く答えずに
車を走らせる達也
「?そっ、そっか」
「うん」
…結局
なに忘れたんだろう?
:09/04/26 00:59 :812SH :☆☆☆
#557 [あお☆まる]
忘れ物の正体が
分からぬまま
車はひたすら
パーティー会場に
向かうのだった
:09/04/26 01:00 :812SH :☆☆☆
#558 [我輩は匿名である]
かいてー
:09/04/27 23:30 :SH905i :AKHlN4og
#559 [あお☆まる]
【 匿名 様 】
……………………………………
ありがとうございます!
今から更新するので
見て下さいねー
……………………………………
:09/05/01 20:31 :812SH :☆☆☆
#560 [あお☆まる]
数十分車は走り
着いた場所は
初めてしたデート場所の
ホテルだった
「あ…ここ。ケーキ食べに来たことある…よね?」
「おう。ここ、麗子の親父の会社の傘下なんだよ」
:09/05/01 20:37 :812SH :☆☆☆
#561 [あお☆まる]
「えー!そうだったんだ!知らなかったぁー」
「行くぞ」
「あ…うん。」
久しぶりに見る
甘酸っぱい思いになる
:09/05/01 20:39 :812SH :☆☆☆
#562 [あお☆まる]
先生の眼鏡を
買った帰り道に
寄ってケーキ食べたんだよね…
この時に、初めて
先生の夢…
パテシエになりたいって
聞いたんだよね
:09/05/01 20:43 :812SH :☆☆☆
#563 [あお☆まる]
「アコー早く!」
あ、いけない
思い出に浸り過ぎた…
ホテルの入口に居る
達也に駆け寄る
:09/05/01 20:53 :812SH :☆☆☆
#564 [あお☆まる]
…あ…れ?
達也の持っている
大きな箱に目がいく
「…何それ?」
「今日の主役…
みたいなもんだよ。」
:09/05/01 21:01 :812SH :☆☆☆
#565 [あお☆まる]
:09/05/01 23:58 :812SH :☆☆☆
#566 [あお☆まる]
その箱の中身は、
深く追求はせず
そのまま達也の
歩くまま着いて行く
「愛子ちゃーーん!」
:09/05/04 17:39 :812SH :☆☆☆
#567 [あお☆まる]
ホテルのフロントに
聞き慣れた声が
響き渡る
声の聞こえた所を
見れば
ドレスアップした
麗子さんの姿があった
「あ、麗子さん」
:09/05/04 17:41 :812SH :☆☆☆
#568 [あお☆まる]
“お久しぶりです”
そう言い終わる前に
麗子に抱きしめられる
「れ、麗子さん?」
「あぁ〜ごめん、ごめん。何かこーいうのワクワクして…」
……?
そんなに楽しいパーティーなのかな?
:09/05/04 17:43 :812SH :☆☆☆
#569 [あお☆まる]
麗子さんに、今日の
パーティー内容を聞こう
口を開く前に
達也が先に口を開く
「…麗子いいから。
それより、コレ」
そう言って
達也は持っていた
箱を麗子さんに渡す
:09/05/04 17:46 :812SH :☆☆☆
#570 [あお☆まる]
「あぁー。コレかぁ〜
オッケーオッケー!」
「じゃあ、アコ頼む」
「任せて♪じゃあ、
行こうか愛子ちゃん」
麗子さんに
腕を掴まれる
:09/05/04 17:49 :812SH :☆☆☆
#571 [あお☆まる]
「え?え?どこに行くんですか?準備は?」
「会場の準備は俺がしとくから、
お前は着替えしてこい」
「そーそー
会場は達也に任せて、ね!行こう〜〜!」
返事をする前に
引きずられるみたいに
一つの部屋に
連れて行かれる
:09/05/04 18:01 :812SH :☆☆☆
#572 [あお☆まる]
その扉を開けると
知った顔が
愛子を出迎える
「愛子ぉ〜〜」
「咲くん??
ど、どうしたの?!」
「メイク!
しにきちゃったぁ〜」
:09/05/04 18:06 :812SH :☆☆☆
#573 [あお☆まる]
ア然とする私を
咲くんが
大きな鏡の前の
椅子に座られる
その鏡は
まるで女優さんが
使う様な大きさで、
座るのも緊張してしまう
:09/05/04 18:08 :812SH :☆☆☆
#574 [あお☆まる]
【訂正】
×
ア然とする私を
咲くんが
大きな鏡の前の
椅子に座られる
○
ア然とする私を
咲くんが手を引き
大きな鏡の前にある
椅子に座らせる
:09/05/04 18:10 :812SH :☆☆☆
#575 [あお☆まる]
「あ、あの咲くん…?」
「はい。お喋りは終わりよ?喋ってたらメイク出来ないからねぇ〜」
「あ…はい。」
いっぱい
聞きたい事があるけど
なんとなく
聞けない雰囲気が漂い
愛子は口をつぐむ
:09/05/04 18:14 :812SH :☆☆☆
#576 [あお☆まる]
鏡を覗けば、
咲くんの手により
どんどん変わっていく
自分の姿が
映し出されていた
うわ……
メイクでこんなに
変わっちゃうんだぁ…
:09/05/04 18:18 :812SH :☆☆☆
#577 [あお☆まる]
鏡の中の
変わっていく自分を
見ていたら
いつの間に終わっていた
「はぁ〜い!
出来上がりよぉ!」
そう言って
咲くんに肩を軽く叩かれ
現実に引き戻される
:09/05/04 18:36 :812SH :☆☆☆
#578 [あお☆まる]
「きゃあ!綺麗!」
「あ、麗子さん」
「じゃあ次は
いよいよ“コレ”ね!」
そういわれて
差し出されたのは
先程麗子さんが
達也から受け取った
大きい箱だった
:09/05/04 18:40 :812SH :☆☆☆
#579 [あお☆まる]
あ…れ?
これって…
「今日の主役?」
思わず出たその言葉に
麗子さんが笑顔になる
「そーよ!開けてみて」
:09/05/04 18:41 :812SH :☆☆☆
#580 [あお☆まる]
麗子さんに
促されて箱を開ける
「……え?」
なんでコレが
ここに……
:09/05/04 18:42 :812SH :☆☆☆
#581 [あお☆まる]
箱には
さっき家で見ていた
薄いピンクの
ウェディングドレス
目の前にある
ウェディングドレス
を見ながら暫く
思考停止状態の愛子
そんな愛子の
肩を揺らす麗子
:09/05/04 18:45 :812SH :☆☆☆
#582 [あお☆まる]
「ほら、皆待ってるよ!急がないと!」
私は促されるまま
服を来て
ホテルの敷地内にある
チャペルに移動した
これって、つまり…
:09/05/04 18:48 :812SH :☆☆☆
#583 [あお☆まる]
チャペルに
一歩、また一歩
と近づく度
胸が高鳴るのを感じる
チャペルの入口には
愛子とお揃いの
ピンク色のタキシードを来た達也の姿があった
:09/05/04 18:50 :812SH :☆☆☆
#584 [あお☆まる]
達也は愛子に気付くと
一瞬だけ目をはり
すぐ柔らかく微笑む
「それじゃあ、私たちは中で待ってるね」
麗子さんは
耳元でそう言うと
咲くんと共に
白いチャペルの中に
入って行く
:09/05/04 18:53 :812SH :☆☆☆
#585 [あお☆まる]
「…アコ綺麗だよ」
その言葉と共に
達也に抱きしめられる
「達也…あの…」
「なぁーに?」
:09/05/04 18:55 :812SH :☆☆☆
#586 [あお☆まる]
「今日って…」
「うん。
俺とアコの結婚式」
「……」
嬉しくて 涙が出そう
:09/05/04 18:57 :812SH :☆☆☆
#587 [あお☆まる]
「泣き虫」
「まだ、泣いてないもん」
その言葉を聞いて
達也はクスと笑うと
真剣な顔になり
体を少し離す
「今日、俺と
結婚してくれますか?」
:09/05/04 18:59 :812SH :☆☆☆
#588 [あお☆まる]
「…はい。」
涙が出るのを
我慢して
震える声で返事をする
その返事を聞くと
達也はいつもの顔で笑う
:09/05/04 19:01 :812SH :☆☆☆
#589 [あお☆まる]
暫く
見つめ合っていると
次第に顔が近づいてくる
キスに答える為に
目をつぶる
「おい。」
威嚇ともとれる
低い声に思わず
目を開く
:09/05/04 19:05 :812SH :☆☆☆
#590 [あお☆まる]
その声の主は…
「お父さん?!」
腕組みをした
仁王立ちのクロだった
「愛子〜綺麗だな!」
:09/05/04 19:07 :812SH :☆☆☆
#591 [あお☆まる]
パッと私達は
離れると
達也がお父さんに
軽く会釈する
「後は私に任せて
達也くんは中に入りなさい」
「…分かりました。
愛子、お願いします。」
:09/05/04 20:57 :812SH :☆☆☆
#592 [あお☆まる]
そういって
もう一度会釈をすると
達也はチャペルの中に
入って行った
入口の前には
私とお父さん。
微笑むお父さんに
問い掛ける
「…今日の事
お父さん知ってたの?」
:09/05/04 21:00 :812SH :☆☆☆
#593 [あお☆まる]
「あぁ。
調度一ヶ月くらい前かな
達也くんから
電話があってね。
麗子さんのホテルが使えるようになったから
6月25日に挙げますって」
「…教えてくれても良かったのに……」
少しいじけて見せると
頭を優しく撫でられて、
秘密だって言われたんだと笑って答えた
:09/05/04 21:04 :812SH :☆☆☆
#594 [あお☆まる]
そんな二人の元に
係員が駆け寄り
「もう少し、そのままでお待ち下さいね」
と言うと
忙しそうに
又消えて行った
「…」
:09/05/04 21:06 :812SH :☆☆☆
#595 [あお☆まる]
二人に沈黙が流れる
「…お願いします、か」
ぽつりと呟く
言葉の意味が分からず
お父さんを見つめる愛子
「…いやな、
愛子が小さい頃は
よく周りに“愛子をお願いします”って言ったもんだよ。
けど今度からは
逆に言われる立場になったんだな…ってな。」
:09/05/04 21:10 :812SH :☆☆☆
#596 [あお☆まる]
お父さんの目には
うっすらと涙が浮かぶ
「…お父さん」
そんなお父さんの姿を見ていたら
胸がキュっと
締め付けると同時に
お父さんに対する
色んな気持ちが溢れ出て
瞳に涙がたまる
:09/05/04 21:15 :812SH :☆☆☆
#597 [あお☆まる]
「私、お父さんの子供で良かった。
お父さん…私のお父さんでいてくれて……
ありがとう。」
「…愛子も俺の子供に産まれてくれて、ありがとう。あと…俺の夢も叶えてくれて、ありがとう」
二人で見合うと
何だか可笑しくて
二人で声を出して笑った
:09/05/04 21:19 :812SH :☆☆☆
#598 [あお☆まる]
そのうちに
係員の人が戻って来て
丁寧に歩きかたや
注意点を
説明してくれた
一通り説明が終わると
係員の人が笑顔で
チャペルの扉を開く
:09/05/06 00:23 :812SH :☆☆☆
#599 [あお☆まる]
チャペルの中は
白一色で
とても神聖に感じる
少し緊張しながら
お父さんの腕に
手を添える
チャペルに入ると
沢山の祝福してくれる
笑顔に出会う
:09/05/06 00:28 :812SH :☆☆☆
#600 [あお☆まる]
その笑顔に
胸を熱くさせながら
一歩、一歩、
噛み締め
遠くにいる
愛しい人の元へ…
:09/05/06 00:30 :812SH :☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194