本当にあった×××な話
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#164 [ゆーちん]
「セフレはいるんだけど、はるちゃんには金払う価値があるんだよな…。やべっ!はるちゃんとヤリたくなっちゃった!アハハ〜。」


このチャラチャラしたキャラなんとかなんないの?


まぁ、面白いからいいけど。


「そうなんですか。」

「…驚かないの?」

「人それぞれですからね。」


はるちゃんと組んでる事は絶対に言わない。

⏰:08/12/04 21:30 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#165 [ゆーちん]
「ふーん…。」

「…え?何ですか?」


飯田先輩はいきなり真顔になり、私をジーッと見つめてきた。


さっきまでのチャラチャラした感じが嘘みたい。


「由美ちゃんさぁ…」

「はい?」

「セフレにならない?」

「…えぇ??」

⏰:08/12/04 21:32 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#166 [ゆーちん]
「金は払えないけど、何か由美ちゃんとヤリたいかも。」

「え?いや…あの…えーっとですね…。」


…はるちゃんの客とセフレですか?


想定外なお誘い…。


どうするべき?


「ダメかな?」


「いや…あの…。」

⏰:08/12/04 21:33 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#167 [ゆーちん]
テンパっていると飯田先輩の一撃が…。


「わかった。じゃあ5千円で!」

「5千円?」


…安っ。


いや、別にオヤジじゃないからただでセックスしてもいいんだけど…。


はるちゃんの客だし。


でも金くれるって言ってるし…。


ん〜。

⏰:08/12/04 21:34 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#168 [ゆーちん]
あぁーっ!


もう考えるの面倒!


「いい…ですよ。」

「マジ?」

「…はい。」

「よしっ!そうと決まれば学校出よう!ね?」

「え?」


飯田先輩は子供みたいに喜んでいた。


…そんなにセックスしたいの?


なんか笑っちゃう。

⏰:08/12/04 21:35 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#169 [ゆーちん]
「忘れ物ない?」

「あ、うん。ない」

「よしっ!おばちゃーん、俺ら帰るわ!ごちそうさま。」

「あ、ごちそうさま。」


飯田先輩は私の手を取り、食堂を抜け出した。

⏰:08/12/04 21:36 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#170 [ゆーちん]
「先輩?」

「何?」

「カバンは?」

私は教室から食堂に移動する時、全てカバンに詰めて持ってきた。


けど飯田先輩は手ブラ。


「俺、学校にカバンなんて持ってきた事ないよ!」


…なんてラフな人。


でもこれくらいラフな方が、私としては付き合いが楽だから嬉しいけどね。

⏰:08/12/04 21:37 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#171 [ゆーちん]
校門を抜け、私達は手を繋いだまま繁華街を歩く。


「先輩!ホテルですか?私、今日手持ち少なくて‥」


そう言いかけると、先輩は私の言葉を遮り、

「俺も金ねぇから俺んち行こっか!」

と笑いながら言った。

⏰:08/12/04 21:38 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#172 [ゆーちん]
「家ですか?」


客の家に行くのは初めて。


そもそも飯田先輩を客として見てもいいのだろうか?

お金も貰っていいのか、わからない。



はるちゃんの客じゃなかったとしても…迷いどころだ。

⏰:08/12/04 21:39 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#173 [ゆーちん]
「到着〜!」


どうしようか考えていると飯田先輩の家についてしまった。


誰もいない飯田先輩の家はなんだか優しい匂いがする。


飯田先輩の部屋はもっと優しい匂い。


「雨に濡れて気持ち悪いな。」

「シャワー浴びて来たらどうですか?」

「んー、じゃあ浴びてくる。適当にテレビ見て待ってて。」

⏰:08/12/04 21:41 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


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