本当にあった×××な話
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#278 [ゆーちん]
「じゃあはるちゃんの一目惚れ?それとも客としての惚れ込み?」
「もちろん恋愛対象としての惚れ込みだよ。」
「マジ?なんか私まで興奮しそう…。」
「相沢さんって話してみると見た目と違ってすっごく気さくでね。ギャップが可愛くってさ。」
:08/12/05 21:50 :SH901iC :EaTN36f.
#279 [ゆーちん]
はるちゃんは子供のようにはしゃぎながら、相沢さんの事を話を続けた。
「あれから由美ちゃん達とバイバイしたじゃない?あの後、相沢さんの行きつけのバーで飲み直したんだけど、すっごく楽しくて…。私、恋しちゃったかもしれない。」
:08/12/05 21:51 :SH901iC :EaTN36f.
#280 [ゆーちん]
「ええーっ!マジ?なんかすごいよ!私、応援するからね。」
「うん。ありがと!頑張るね。」
「それじゃあ、もう仕事もないの?」
「ううん。それは続けるよ。恋したぐらいで、もうSEXしません、なんて言ったら今までの客に殺されそうだからね。」
:08/12/05 21:52 :SH901iC :EaTN36f.
#281 [ゆーちん]
さっきまで無邪気にはしゃいでいたはるちゃんの表情は一気に曇ってしまった。
悲しそうで辛そうで…。
無理矢理作った笑顔だった。
「…そっか。わかった。」
「だからこれからもよろしくね?」
「うん、こちらこそ。」
:08/12/05 21:53 :SH901iC :EaTN36f.
#282 [ゆーちん]
はるちゃんとある程度、これからの話を済ませ、音楽室を出て教室に向かう事にした。
「石田!」
廊下を歩いていると、誰かに呼ばれ、振り返る。
「あ、長谷川先生。おはよーございまーす。」
いやみったらしく笑顔を見せつけた。
:08/12/05 21:54 :SH901iC :EaTN36f.
#283 [ゆーちん]
「あ、ああ。おはよう。あの…ちょっとコッチに来てくれないか?」
先生は物陰を指さした。
「嫌です。ここで話してください?」
周りはたくさんの生徒が歩いている。
:08/12/05 21:54 :SH901iC :EaTN36f.
#284 [ゆーちん]
「お願いだから…少しでいいんだ。」
「ここで言えないんだった聞きません。何ですか?」
悔しそうな顔をする長谷川を見るのが楽しくて、ついつい意地悪をしてしまう。
はるちゃんの恋を邪魔する客だと言う事に、益々悪事心が働く。
:08/12/05 21:55 :SH901iC :EaTN36f.
#285 [ゆーちん]
「あ、あの…土曜のことなんだが…その…。」
「何?私と先輩の事、校長にチクるつもりですか?」
「まさか!あの…はるちゃんがどうのこうの言ってたけど、石田…もしかして。」
:08/12/05 21:56 :SH901iC :EaTN36f.
#286 [ゆーちん]
「あぁ、はるちゃんとのこと私知ってますよ?」
「どうして…」
「だって私、はるちゃんの相方だもん。」
「相方?」
長谷川は驚いていた。
「はい。接客中、私が監視してるんです。だからこの前、長谷川先生がしてた時、私監視してたんですよ?」
「なっ…!」
:08/12/05 21:57 :SH901iC :EaTN36f.
#287 [ゆーちん]
周りにたくさんの生徒が居るから、一応気を利かせて小声で喋ってあげた。
最後の言葉は、とびっきり小声で言ってやった。
「随分と激しくヤッたんですね、先生?」
:08/12/05 21:57 :SH901iC :EaTN36f.
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