本当にあった×××な話
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#316 [ゆーちん]
「…あ。」
私を見ているゆうとくん。
「君さぁ…。」
青ざめていく私。
引きつっていくゆうとくんの顔。
:08/12/06 12:08 :SH901iC :RGCJ8FBc
#317 [ゆーちん]
すっごく気まずい雰囲気が流れた。
「何?由美お二人と知り合い?」
亜紀が言った。
「あ、えっと…飯田先輩とはお友達で…えっと〜、こちらの方は‥」
ゆうとくんのこと、説明のしようが無いよ。
:08/12/06 12:10 :SH901iC :RGCJ8FBc
#318 [ゆーちん]
「え?由美ちゃんとゆうと、知り合いなの?」
「いや…えーっと‥」
「知り合いって訳じゃないけど…顔見知りって感じだよね?」
ゆうとくんが言った。
あぁ…。
やっぱりあの日、私の顔バッチリ見られてたんだ…。
最悪。
:08/12/06 12:10 :SH901iC :RGCJ8FBc
#319 [ゆーちん]
「まぁ…そんな感じです…よね?たぶん。」
引きつった笑顔をゆうとくんに見せた。
「ふ〜ん。じゃ、ゆうと行こっか。」
「うん。」
「じゃあ由美ちゃんまたね。」
「うん、バイバイ。」
:08/12/06 12:11 :SH901iC :RGCJ8FBc
#320 [ゆーちん]
飯田先輩とゆうとくんが立ち去ったあと、もちろん亜紀に色々聞かれた。
なんとか誤魔化したけど、亜紀にまた嘘ついちゃったよ。
もう嘘をつく事に抵抗なくなってきてしまった自分がいる。
なんかそういうの…嫌かも。
:08/12/06 12:14 :SH901iC :RGCJ8FBc
#321 [ゆーちん]
放課後。
飯田先輩から『放課後に会おう。』と言われたので、私は先輩の家に向かった。
ピーンポーン…
応答なし。
先輩はまだ帰って来ていない。
…どこかで待ち合わせすればよかったな。
そんなことを思いながら、先輩の家に近くでしゃがみ込んで待った。
:08/12/06 12:15 :SH901iC :RGCJ8FBc
#322 [ゆーちん]
しばらく待っていると先輩が帰ってきた。
「由美ちゃん、お待たせ。」
「ううん。」
「中入って。」
そんなこんなで、先輩の家に入った。
相変わらずの先輩の家。
ひとりぼっちで…こんな広い家に住んでると思うと私まで悲しくなる。
:08/12/06 12:16 :SH901iC :RGCJ8FBc
#323 [ゆーちん]
適当に座り先輩は音楽を掛けてくれた。
「由美ちゃん。」
「ん?」
「ゆうととはどういう関係なの?」
「別に変な関係じゃないよ?」
先輩にははるちゃんとの関係は言ってない。
だからゆうとくんのこと説明できない。
:08/12/06 12:17 :SH901iC :RGCJ8FBc
#324 [ゆーちん]
「俺みたいな関係じゃないよな?」
「あ、うん。ありえないから!」
「そっか。ならいいけど。」
「もしそうだったらどうしてたの?」
「ゆうととは関係持たないで、って由美ちゃんに土下座してたかも。」
「えぇ。なんでそこまで?」
:08/12/06 12:17 :SH901iC :RGCJ8FBc
#325 [ゆーちん]
「ゆうとだけには由美ちゃん取られたくないよ。」
…ん?
それって?
「どういう意味ですか?」
「ゆうとには内緒だぞ?」
「うん。」
:08/12/06 12:18 :SH901iC :RGCJ8FBc
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