本当にあった×××な話
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#26 [ゆーちん]
「詳しく聞けば、この学校の制服で、名前は由美って言うし、顔や髪形も石田さんに当てはまったから間違いないな〜って!」
ニコニコ笑いながらはるちゃんは私にそう言った。
私は偽名を使わない。
面倒だから。
それが仇となった。
:08/12/03 21:23 :SH901iC :5DB/A33.
#27 [ゆーちん]
「私だ、って証拠は無いじゃないですか。」
「証拠?あるよ。」
はるちゃんは携帯電話を取り出し、誰かに電話をかけ始めた。
…嘘でしょ?
私の携帯電話が、けたたましく鳴り出した。
:08/12/03 21:24 :SH901iC :5DB/A33.
#28 [ゆーちん]
はるちゃんに電話番号なんか教えてるはずもないのにどうして?
「青木くんに番号聞いたの。」
…青木?
あ。
こないだ相手した人、確かそんな名前だ。
しかもかっこよかったから番号教えちゃったんだ。
…最悪。
:08/12/03 21:28 :SH901iC :5DB/A33.
#29 [ゆーちん]
もう逃げられない。
「校長にチクるんですか?」
「え?チクって欲しいの?」
はるちゃんは笑った。
「まさか!」
「アハハ。チクんないよ。石田さんがさっきの事、誰にも言わないって約束してくれればね。」
「約束します。」
:08/12/03 21:29 :SH901iC :5DB/A33.
#30 [ゆーちん]
「よし!でさぁ、石田さんにお願いあるんだけど。」
「何ですか?」
「私と組まない?」
…ん?
意味がわからない。
組む?
何を?
:08/12/03 21:30 :SH901iC :5DB/A33.
#31 [ゆーちん]
ハテナマークを頭の周りに浮かべた私を見て、はるちゃんはニコッと笑った。
「さっき校長とSEXしてるの見たでしょ?」
「はい。」
「アレさぁ、私もお金貰ってるの。」
舌を出して悪戯っ子みたいに笑ったはるちゃんは年下のようにも見えた。
:08/12/03 21:31 :SH901iC :5DB/A33.
#32 [ゆーちん]
「えぇっ!?」
「副業しないと、教師の給料だけじゃ生活できなくてさっ。」
「校長以外にも相手って…」
「いるよ。谷口先生、窪田先生、斎藤先生、長谷川先生…あと名前忘れたけど三年生も数人ね。」
:08/12/03 21:31 :SH901iC :5DB/A33.
#33 [ゆーちん]
開いた口が塞がらない。
真面目な美人に見えて、派手な事してるんだ…。
私は普通の女だから、援交やってる風には見えないだろうし。
…ギャップって怖いね。
:08/12/03 21:32 :SH901iC :5DB/A33.
#34 [ゆーちん]
「てか、谷口先生ってうちの担任じゃん。」
「そうだっけ?覚えてな〜い。」
「組むってどういう意味ですか?」
「さっきみたいな事が起こらないように見張り番して欲しいの。」
「見張り番?」
「うん。学校って鍵かけれない部屋多いでしょ?石田さんみたいな好奇心旺盛の子に覗かれないか、ビクビクしながらSEXしてんの。」
:08/12/03 21:33 :SH901iC :5DB/A33.
#35 [ゆーちん]
ツンッとした凛々しい顔を私に向けた。
「すみません…。」
「アハハ。最初はスリルあっていいなって思ったんだけど、やっぱりね。」
「だったらホテル行けばいいじゃないですか?」
「学校から抜け出すと、さすがにヤバいよ…」
「そうなんですか。」
:08/12/03 21:34 :SH901iC :5DB/A33.
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