本当にあった×××な話
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#60 [ゆーちん]
はるちゃんは目をショボショボさせながら笑っていた。


「あ、はるちゃんに報告があるんだぁ。」

「ん、何?何?」


はるちゃんは疲れているにも関わらず爽やかな笑顔だった。


「今日青木さんと会うの。」

「そうなんだぁ!私から料金上げろって言っといてあげるね。」

「アハハ。よろしくお願いします。」

⏰:08/12/04 14:22 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#61 [ゆーちん]
そして放課後になり、私は青木さんと駅近くのコンビニで待ち合わせをした。


…あ!


見覚えのある車が、コンビニの駐車場に入って来た。


近寄ってみると間違いなく青木さんだ。


「青木さん!お久しぶりです。」

「おう!乗って〜。」

「はい!」


私は車に乗り込んだ。


この時、あの人に見られてるなんて想像もしなかった。

⏰:08/12/04 14:23 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#62 [ゆーちん]
ホテルに向かう車中、はるちゃんの話で盛り上がった。


学生時代の話を聞いていると何だか楽しい。


一応はるちゃんが売りしてる事は秘密みたいなので、私達の関係は仲のいい生徒と教師って事になっている。


「はるから連絡来てたよ!もっと高く買ってやれってさ。」


青木さんは笑った。


「マジですか?はるちゃんったら〜!」


…なんて、知らないフリをした。

⏰:08/12/04 14:24 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#63 [ゆーちん]
「あ、由美ちゃん。これから行くホテルだけど…あそこでいい?」


そう言って指差した場所は高級ホテルだった。


ラブホテルだなんて安っぽい場所じゃない。


すっごく豪華!


「…凄い。」


呆然と目の前に立ちはだかるホテルを眺めた。

⏰:08/12/04 14:25 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#64 [ゆーちん]
「…いい?」

「も、もちろんです。すごい嬉しい!」

「そ?よかった。」

「キャー!マジで凄い!」

「無邪気に騒ぐ所がまだまだガキだね。」


青木さんは鼻で笑った。



「そうやって、やけに落ち着いてる青木さんはもうオヤジですね。」

「アハハ。」



ふざけあってるとホテルに到着。



私達はチェックインした。

⏰:08/12/04 14:26 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#65 [ゆーちん]
ドアを開けると、そこには目を疑う程、綺麗な部屋が待っていた。


「キャア〜!まじで綺麗!何これ〜。夜景の写メ撮りたい!あ、ベットだ!おっきぃ〜!」


私はベットにダイブした。

⏰:08/12/04 14:27 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#66 [ゆーちん]
「フカフカー!本当ヤバイよぉ!」

「アハハ。一人ではしゃぎすぎだから!」

「だってマジで凄いんだもん!青木さんも早くこっち来て下さい!ベット、フカフカですよ。」

「はいはい。」


ベットに座る私の隣に青木さんはチョコンと腰掛けた。


「あ、バスルーム見てこよ!」


私はベットを後にしてバスルームに向かった。

⏰:08/12/04 14:28 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#67 [ゆーちん]
「キャァー!青木さん!こっち来てぇ!」


泳げちゃうよってぐらい広いバスルーム。


興奮状態を隠しきれない。


「え?あれって…薔薇?」

⏰:08/12/04 14:29 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#68 [ゆーちん]
お風呂に浮かべる薔薇の花があった。


「きれぇ…」


薔薇を手に取り、ついつい独り言を呟いてしまった。


「…ねぇ?」


薔薇に見取れていると、青木さんが後ろにいる事に気付かなかった。


私は今、青木さんに後ろから抱きしめられて首元にキスされている。

⏰:08/12/04 14:30 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#69 [ゆーちん]
「アハハ。くすぐったいですよ。」


青木さんの行動が私の高ぶった感情を冷静にさせてくれた。


我に返ってみると、もう青木さんはいい感じに興奮していたみたいだ。


青木さんの息が少し荒い。

⏰:08/12/04 14:30 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


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