本当にあった×××な話
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#84 [ゆーちん]
青木さんは、頭をクシャクシャッとかき上げて私から離れて行った。
何とか私も立ち上がり、乱れた服を直してバスルームを出た。
「どしたの?」
「ん?休憩。」
「一緒に入らないの?」
「ちょっと待って。この息子落ちつかせてるから。」
:08/12/04 14:55 :SH901iC :7nsCA4C.
#85 [ゆーちん]
青木さんは煙草を吸いながら言った。
「アハハ。じゃあさ、もう別々に入ろうよ?」
「それはダメ。」
「えぇ〜。」
「テレビでも見て待ってて。」
「ん〜、何か飲み物欲しいな。」
「じゃあ適当にルームサービス頼んでいいよ。」
:08/12/04 14:56 :SH901iC :7nsCA4C.
#86 [ゆーちん]
「本当に?」
「うん。由美ちゃんワインとか飲める?」
「ワインは苦手で…カクテルなら!」
「じゃあ軽いカクテル頼んであげる。」
青木さんはメニューを見ていくつか注文していた。
:08/12/04 14:57 :SH901iC :7nsCA4C.
#87 [ゆーちん]
「わざわざありがとうございます!」
「うん。いいよ。」
「あの…息子さんは?」
私は青木さんをからかった。
「いい感じに落ち着いてきました。」
青木さんも笑いながら答える。
なんて風にフザケあってるとルームサービスが届いた。
:08/12/04 14:57 :SH901iC :7nsCA4C.
#88 [ゆーちん]
淡いピンク色したカクテルは私の。
爽やかな黄色いカクテルは青木さん。
すごく美味しそう…。
「乾杯する?」
「はい!」
二人はグラスを手に持ちニコッと微笑み合った。
「乾杯。」
グラスの音が部屋中に響き渡る。
:08/12/04 14:58 :SH901iC :7nsCA4C.
#89 [ゆーちん]
青木さんはサラダやチーズと言った軽食も2〜3品注文してくれていた。
「食べていいよ。」
「いただきます。」
みずみずしいサラダを一口食べた。
サラダなのに今まで食べた事のない料理みたい。
凄く美味しい。
:08/12/04 14:59 :SH901iC :7nsCA4C.
#90 [ゆーちん]
「おいし〜い!」
「そ?よかった。」
「青木さんも早く食べてみてください。」
「ん。」
二人で料理をつつきあいながらカクテルを少しずつ口に流し込む。
ちょっとセレブになった気分だった。
そして、いい感じにお腹が満たされたのでついにお風呂に行く事に。
:08/12/04 15:00 :SH901iC :7nsCA4C.
#91 [ゆーちん]
お風呂の前に、青木さんがトイレに行くと言ったので私はカクテルを飲みながらメールが来てないかチェックした。
…あ、1件来てる。
誰だろ?
《青木様と素晴らしい夜を!》
はるちゃんからのメールだった。
:08/12/04 15:02 :SH901iC :7nsCA4C.
#92 [ゆーちん]
…プッ。
なんだか可笑しくて、ついつい笑ってしまった。
「何一人で笑ってんだよ。」
青木さんがトイレから出てきた。
私を見て、青木さんも笑う。
「エヘヘッ。何でもな〜い。」
「変態かよ。さ、お風呂行こ!」
:08/12/04 15:03 :SH901iC :7nsCA4C.
#93 [ゆーちん]
「あ…はい。」
やっぱりどこか、こっ恥ずかしくって急にドキドキしてきた。
「脱がせてくれる?」
青木さんが言った。
「え?」
バスルームの隣にある脱衣所みたいなとこに移動した。
…ダメだ。
なんでだろ。
いつも他のオヤジが脱がせてって言えば簡単に脱がせられんのに…。
青木さんだと緊張しちゃう。
ホテルの雰囲気のせい?
それともアルコールのせいかな?
ドキドキが鳴りやまない。
:08/12/04 15:03 :SH901iC :7nsCA4C.
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