本当にあった×××な話
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#186 [ゆーちん]
最初はゆっくり。


どんどん早く。


お決まりのパターンだけど気持ち良かったのは確か。


「アァァァ…アッ…無理…もぉ‥イッ…く…」

「ハァハァ…俺も…。イッちゃおっか…ね?」

⏰:08/12/04 22:08 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#187 [ゆーちん]
飯田先輩はそう言うと、ものすごく早く腰をふった。

「アァァァァァッ!!」


私の甲高い声が部屋中に響く。


飯田先輩は気持ち良さそうに早く早く腰をふる。


「アッアッ…無理…イくゥー……アアッ!!」

「締めんな…ッツ…アッ…」


私がイった後、飯田先輩もイった。

⏰:08/12/04 22:09 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#188 [ゆーちん]
「先輩?」

「…。」


ベットで横たわる私達。


先輩を呼んでも返事がない。


「…あれ?」


体を少し起こして先輩の顔を覗き込んだ。


…え、爆睡してるし。


気持ちよさそうな顔でぐっすり眠る先輩は子供みたいだった。


ヤリ終わるとすぐに寝る。


面白い人。

⏰:08/12/04 22:11 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#189 [ゆーちん]
帰ろうか悩んだけど、もう少しいる事にした。


なんだか居心地がいい。


先輩の部屋の中を色々見渡す。


床に漫画が5冊ほど無造作に置かれていた。


誰かに借りたのかな。


「あ、アルバム。」


戸棚を物色していると暇潰しできそうなアルバムがあった。

⏰:08/12/04 22:13 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#190 [ゆーちん]
ペリッ…


しばらく開けていなかったのだろう。


ページがめくりにくかった。


…そっか。


そのアルバムでなんとなく全て繋がった。


先輩には母親がいない。


家は結構な金持ち。


寂しさから女を金で買っている。


あくまで私の予想だけど、きっと間違いないよね。

⏰:08/12/04 22:13 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#191 [ゆーちん]
アルバムを閉じて戸棚にしまい、私はベットに戻った。


スヤスヤ眠る先輩にギュッと抱き着きたくなったから。


先輩の横に滑り込みギュッと抱き着いた。


「フフッ。」

「あ、ごめんなさい。起こしちゃいました?」

「うん。何?」

「あ、えっと…」

「甘えたくなったの?」

「…迷惑ですか?」

⏰:08/12/04 22:14 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#192 [ゆーちん]
そう言った私を飯田先輩は抱きしめ返してくれた。


「ちょうど良かった。俺も甘えたかったとこ。」


ギューッて抱きしめてくれた先輩の胸の中は、相変わらずの優しい匂い。


すごく安心する。


そのまま二人は眠りについた…。

⏰:08/12/04 22:15 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#193 [ゆーちん]
「…んっ。」


再び目を覚ました時、外は真っ暗だった。


「先輩、先輩!」

「…ん?」


眠そうな顔で私を見て笑ってくれた。


「私、帰ります。」

「え?もう帰るの?泊まっていきなよ。」

「いえ。明日も学校だし、帰りますね。」

⏰:08/12/04 22:16 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#194 [ゆーちん]
私は服を着て帰る支度を始めた。


「…由美ちゃん?」


後ろから寂しそうな声が聞こえたと思えば、優しく包み込まれた。


ギュッと強く私を抱きしめる飯田先輩の声は本当に寂しそうだ。

⏰:08/12/04 22:17 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


#195 [ゆーちん]
「先輩?どうしました?」

「絶対また会ってね。」

「…はい!」

「これ、お金。」


後ろからお金を出された。


「いらないです。」

「何で?」

「貰う理由がないって言うか…。」

「ヤッたじゃん。」

「…とにかく、いらないです。」

「…そう。」

⏰:08/12/04 22:18 📱:SH901iC 🆔:7nsCA4C.


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