本当にあった×××な話
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#274 [ゆーちん]
先輩と飲んだカクテルも、まだ抜けきっていないらしくどこか気持ち悪い。
三日酔い?
《おはよう。音楽室来て!》
登校中にはるちゃんからメールが入った。
《了解。》
学校に急いだ。
きっと昨日の事だ!
なんだかワクワクする。
いつもなら15分かかる道のりを10分で到着させた。
:08/12/05 21:47 :SH901iC :EaTN36f.
#275 [ゆーちん]
「は〜るちゃん!」
「あ、おはよう。」
はるちゃんは昨日とは違い、清楚で可愛いオーラを放っていた。
:08/12/05 21:48 :SH901iC :EaTN36f.
#276 [ゆーちん]
「ちょっと!昨日の事説明してよね?」
「アハハ、ごめんね!よく考えたら私、由美ちゃんに説明してないな〜って気づいて、今呼び出しちゃったってわけ。」
「ほんとビックリしちゃったんだからね。」
「エヘヘ、あのね話せば長くなるんだけど、聞いてくれる?」
「もちろん!」
:08/12/05 21:49 :SH901iC :EaTN36f.
#277 [ゆーちん]
はるちゃんは優しい笑顔を浮かべ、話し始めた。
「こないだ青木君に会った時、いい男いない?って冗談で聞いたら、写真見せてくれたのね。その写真に写ってたのが相沢さん。迷わず、この人紹介してって言ったら、昨日の食事会が開催されたってわけ。」
:08/12/05 21:49 :SH901iC :EaTN36f.
#278 [ゆーちん]
「じゃあはるちゃんの一目惚れ?それとも客としての惚れ込み?」
「もちろん恋愛対象としての惚れ込みだよ。」
「マジ?なんか私まで興奮しそう…。」
「相沢さんって話してみると見た目と違ってすっごく気さくでね。ギャップが可愛くってさ。」
:08/12/05 21:50 :SH901iC :EaTN36f.
#279 [ゆーちん]
はるちゃんは子供のようにはしゃぎながら、相沢さんの事を話を続けた。
「あれから由美ちゃん達とバイバイしたじゃない?あの後、相沢さんの行きつけのバーで飲み直したんだけど、すっごく楽しくて…。私、恋しちゃったかもしれない。」
:08/12/05 21:51 :SH901iC :EaTN36f.
#280 [ゆーちん]
「ええーっ!マジ?なんかすごいよ!私、応援するからね。」
「うん。ありがと!頑張るね。」
「それじゃあ、もう仕事もないの?」
「ううん。それは続けるよ。恋したぐらいで、もうSEXしません、なんて言ったら今までの客に殺されそうだからね。」
:08/12/05 21:52 :SH901iC :EaTN36f.
#281 [ゆーちん]
さっきまで無邪気にはしゃいでいたはるちゃんの表情は一気に曇ってしまった。
悲しそうで辛そうで…。
無理矢理作った笑顔だった。
「…そっか。わかった。」
「だからこれからもよろしくね?」
「うん、こちらこそ。」
:08/12/05 21:53 :SH901iC :EaTN36f.
#282 [ゆーちん]
はるちゃんとある程度、これからの話を済ませ、音楽室を出て教室に向かう事にした。
「石田!」
廊下を歩いていると、誰かに呼ばれ、振り返る。
「あ、長谷川先生。おはよーございまーす。」
いやみったらしく笑顔を見せつけた。
:08/12/05 21:54 :SH901iC :EaTN36f.
#283 [ゆーちん]
「あ、ああ。おはよう。あの…ちょっとコッチに来てくれないか?」
先生は物陰を指さした。
「嫌です。ここで話してください?」
周りはたくさんの生徒が歩いている。
:08/12/05 21:54 :SH901iC :EaTN36f.
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