本当にあった×××な話
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#293 [ゆーちん]
はるちゃんの恋愛発覚から1ヶ月がたった。


相沢さんとは相変わらずらしく、良い感じが続いているらしい。


私は青木さんが多忙なため、あの食事会のすぐ後に1度だけ体を買ってもらっただけで、もう2週間以上会っていない。

⏰:08/12/06 11:23 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#294 [ゆーちん]
飯田先輩とは、おかげさまで毎日学校に来ているのでよくSEXする仲になっている。


お金はいらないと言い続けているが、先輩は払うと言って聞かない。


仕方なく受け取る日もあれば、断固として受け取らない日もある。


そんな先輩、はるちゃんとも定期的にSEXしている。

⏰:08/12/06 11:24 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#295 [ゆーちん]
「好きな人いないの?」


と、はるちゃんに聞かれる事がある。


「いないよ。」


そう答えると、はるちゃんは言った。


「青木君のことは好きじゃないの?ただの客?」

「んー、どうだろ。」


正直…よくわからない。

⏰:08/12/06 11:25 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#296 [ゆーちん]
恋ってなんか、めんどうじゃん。


いろいろ悩まないといけなし。


でも知らないうちに、しちゃってるのが恋であって…。


私は誰かに恋をしているのだろうか。


自分自身の気持ちさえ、理解できていなかった。

⏰:08/12/06 11:25 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#297 [ゆーちん]
ある日。


《仕事です。3時間目にサッカー部の部室にてね。》


はるちゃんからメールがきた。


部室?


珍しいな…。


部室でヤリたがる人はだいたいが3年生。


3年生の客は少ないから珍しいし、どんな先輩なのか楽しみだったりする。

⏰:08/12/06 11:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#298 [ゆーちん]
《了解です。》


2時間目が終わり、急いで部室近くに待機する。


《準備OKだよ。》

《はーい。よろしくね!》


はるちゃんとメールを交わしたところで、3時間目開始のチャイムが鳴った。

⏰:08/12/06 11:27 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#299 [ゆーちん]
音楽準備室や資料室と言ったいつものパターンだと、中が見えないところで監視するのだが、今回の部室の場合は中が見えてしまう場所での監視だった。


場所的に、どう頑張っても中を見ないと監視できないという感じの造りだったので、部室SEXの時はいつも拝見させてもらっている。

⏰:08/12/06 11:28 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#300 [ゆーちん]
1人の男が部室に入ってきた。


あれが今日の客か。


「ゆうとくん久しぶりだね。」

「最近、金無かったからさ…。はるちゃん、俺すっげー溜まってんだ。」

「えぇ〜?じゃあ何からする?」

「舐めて。」

「はーい。」

⏰:08/12/06 11:29 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#301 [ゆーちん]
はるちゃんは、ゆうとくんを床に座らせてズボンの上からアソコ触り出した。


はるちゃんのスイッチが入る。


色っぽい目つき。


ぐいぐいと、ゆうとくんに近づき長いキスをしている。

まじで…エロい。

⏰:08/12/06 11:41 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#302 [ゆーちん]
ゆうとくんも、興奮してきてるみたいだった。


アソコが素直に反応しすぎだもん。


なんか笑っちゃうな。


「ゆうとくん、ここ?」

「うん。早く舐めろよ!」

「そんな焦んなくても、時間いっぱいあるじゃ〜ん?」

⏰:08/12/06 11:42 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#303 [ゆーちん]
はるちゃんのじらし方、ほんと参考になる。


何度、真似して援交のオヤジに試したことか…。


はるちゃんのSEXは勉強にもなるので、ありがたい。


焦らされすぎた、ゆうとくんのモノは大きくなっている。


「もうおっきくなってきた。ほんと、ゆうとくんってエッチだよねぇ。」

「はるちゃん、頼むから早く舐めてよ…。」

⏰:08/12/06 11:44 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#304 [ゆーちん]
はるちゃんは小さく笑い、無言でゆうとくんのモノをパンツから出し、口の中に入れた。


「あっ…!」


いきなりで刺激的だったのか、ただ単に気持ちよかったのか。


どちらかはわからないけど、ゆうとくんの口から声が零れた。

⏰:08/12/06 11:45 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#305 [ゆーちん]
ふたりの姿は、なんというか…絵的に卑猥だった。


ゆうとくんも顔は悪くないのに、どうしてはるちゃんのこと買ったりするんだろう。


飯田先輩も、ゆうとくんもお金なんか出さなくても、言い寄ってくる人なんてたくさんいるだろうし。


そんなことを思っていた時だった。

⏰:08/12/06 11:45 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#306 [ゆーちん]
…えっ!


ど、どうしよう。


やばい…。


今…ゆうとくんと目が合ったかも。


とっさにしゃがみ込んで隠れたけど、私の顔…見られた気がする。


心臓が飛び出すくらいバクバク言ってる。


見られた?


見られてない?


ゆっくりと壁に耳を付けて、中の声を聞く事にした。

⏰:08/12/06 11:54 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#307 [ゆーちん]
「ゆうと君、何言ってんの?いるわけないじゃ〜ん!」


あぁ。


やっぱ見られたんだ…。


「でも、確かに女の子いたんだ。」


はるちゃんに後から叱られそう…。

⏰:08/12/06 11:55 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#308 [ゆーちん]
「ふ〜ん。誰かいたとしてもいいじゃない。何も言ってこないって事は、先生じゃないんだろうから。」

「…そっか。じゃあただの覗き魔って事だな。」


私…覗き魔扱い?


「そうそう!ただの覗き魔だよ!」


はるちゃんまで!

⏰:08/12/06 11:56 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#309 [ゆーちん]
「ゆうとくん、周りに気を取られてないで私に集中して?」

「うん…。」

「今は私だけを見てて。」

「んっ…。」


まぁ、なにはともあれ何とか誤魔化してくれたはるちゃんに感謝。


もう死角で監視しよ…。


その後、私は一度も覗くことなくマジメに監視を続けた。

⏰:08/12/06 11:56 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#310 [ゆーちん]
ガタッ…


なにやら物音がした。


時間を確認してみれば、もう授業が終わる5分前。


はるちゃんの仕事が終わったんだ。


私は急いで物陰に隠れた。


と、同時にゆうとくんが出てきた。

⏰:08/12/06 11:58 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#311 [ゆーちん]
「じゃあね。」


ゆうとくんが校舎の方に戻ったのを確認し、私は部室に飛び込んだ。


「はーるーちゃーん!ほんっっっとゴメン!」


入ると同時に私は頭を下げた。


「由美ちゃん…やってくれたね〜?」

⏰:08/12/06 11:58 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#312 [ゆーちん]
あれ?


怒っていると思ったのに、はるちゃんは笑って許してくれた。


「はるちゃん怒ってないの?」

「ん?怒ってないよ。由美ちゃんも凡ミスするんだな〜って感じで面白かったもん。」


心の広い人。


外見も内面も美しいって、はるちゃんが益々カッコよく見えた。

⏰:08/12/06 12:00 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#313 [ゆーちん]
「今度からはもっと気を付けるね。ほんっとにごめんなさい。」

「うん。次から気を付けてくれれば大丈夫だよ?」

「はーい。」


その3日後に小さな事件が起こった。


昼休みになり、お待ちかねのランチタイム。


亜紀と一緒に食堂でご飯を食べていたときだった。

⏰:08/12/06 12:02 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#314 [ゆーちん]
「由美ちゃ〜ん!」


名前を呼ばれ振り返ると、飯田先輩がいた。


「あ、先輩!微妙に久しぶりですね。」

「だな!由美ちゃんまた遊ぼ?」

「…はい。」


亜紀がいるのに…あんまりこういう話したくないなぁ。

⏰:08/12/06 12:03 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#315 [ゆーちん]
「おい!雅志〜。」


私と話していると、今度は先輩が誰かに呼ばれた。


私も先輩も声の主を確かめた。


…あっ!!


「おぉ、ゆうと!」


マジ…ピンチかも。


「雅志何してんの?」


ゆうとくんと目が合ってしまった…。

⏰:08/12/06 12:07 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#316 [ゆーちん]
「…あ。」


私を見ているゆうとくん。


「君さぁ…。」


青ざめていく私。


引きつっていくゆうとくんの顔。

⏰:08/12/06 12:08 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#317 [ゆーちん]
すっごく気まずい雰囲気が流れた。


「何?由美お二人と知り合い?」


亜紀が言った。


「あ、えっと…飯田先輩とはお友達で…えっと〜、こちらの方は‥」


ゆうとくんのこと、説明のしようが無いよ。

⏰:08/12/06 12:10 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#318 [ゆーちん]
「え?由美ちゃんとゆうと、知り合いなの?」

「いや…えーっと‥」

「知り合いって訳じゃないけど…顔見知りって感じだよね?」


ゆうとくんが言った。


あぁ…。


やっぱりあの日、私の顔バッチリ見られてたんだ…。


最悪。

⏰:08/12/06 12:10 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#319 [ゆーちん]
「まぁ…そんな感じです…よね?たぶん。」


引きつった笑顔をゆうとくんに見せた。


「ふ〜ん。じゃ、ゆうと行こっか。」

「うん。」

「じゃあ由美ちゃんまたね。」

「うん、バイバイ。」

⏰:08/12/06 12:11 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#320 [ゆーちん]
飯田先輩とゆうとくんが立ち去ったあと、もちろん亜紀に色々聞かれた。


なんとか誤魔化したけど、亜紀にまた嘘ついちゃったよ。


もう嘘をつく事に抵抗なくなってきてしまった自分がいる。


なんかそういうの…嫌かも。

⏰:08/12/06 12:14 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#321 [ゆーちん]
放課後。


飯田先輩から『放課後に会おう。』と言われたので、私は先輩の家に向かった。


ピーンポーン…


応答なし。


先輩はまだ帰って来ていない。


…どこかで待ち合わせすればよかったな。


そんなことを思いながら、先輩の家に近くでしゃがみ込んで待った。

⏰:08/12/06 12:15 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#322 [ゆーちん]
しばらく待っていると先輩が帰ってきた。


「由美ちゃん、お待たせ。」

「ううん。」

「中入って。」


そんなこんなで、先輩の家に入った。


相変わらずの先輩の家。


ひとりぼっちで…こんな広い家に住んでると思うと私まで悲しくなる。

⏰:08/12/06 12:16 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#323 [ゆーちん]
適当に座り先輩は音楽を掛けてくれた。


「由美ちゃん。」

「ん?」

「ゆうととはどういう関係なの?」

「別に変な関係じゃないよ?」


先輩にははるちゃんとの関係は言ってない。


だからゆうとくんのこと説明できない。

⏰:08/12/06 12:17 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#324 [ゆーちん]
「俺みたいな関係じゃないよな?」

「あ、うん。ありえないから!」

「そっか。ならいいけど。」

「もしそうだったらどうしてたの?」

「ゆうととは関係持たないで、って由美ちゃんに土下座してたかも。」

「えぇ。なんでそこまで?」

⏰:08/12/06 12:17 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#325 [ゆーちん]
「ゆうとだけには由美ちゃん取られたくないよ。」


…ん?


それって?


「どういう意味ですか?」

「ゆうとには内緒だぞ?」

「うん。」

⏰:08/12/06 12:18 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#326 [ゆーちん]
「あいつも、はるちゃんの客なんだ。俺もそうじゃん?ゆうとは俺がはるちゃんの客って事は知らないみたいだけど…。よく考えれば俺ら穴兄弟になっちゃったってことじゃん?」

「穴兄弟って…。」


私は呆れて笑ってしまった。

⏰:08/12/06 12:20 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#327 [ゆーちん]
「だから由美ちゃんまで穴兄弟の相手だと、さすがにキツいよ。」


…あぁ、そういうことか。


少しでも変な期待した私がバカだった。


「ふ〜ん。でもさ、私先輩以外の人とヤったりしてるよ?」

「わかってる。でもなんか、ゆうとだけは嫌っていうか…。てか他の奴とヤってるっていうのも本当はいやなんだけどな!」

⏰:08/12/06 12:21 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#328 [ゆーちん]
ほらまた…。


そうやって優しい言葉をさりげなく言ってくれる。


突き放したいのに、突き放せないじゃん。


私…恋するの嫌なんだよ。


わかってるでしょ?


あんまり…ドキドキさせないでよ。

⏰:08/12/06 12:21 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#329 [ゆーちん]
「それは無理だよ。たぶんもう抜け出せない。」

「何で?金がいるなら俺がやるっていつも言ってんじゃん。なんで俺の金は受け取ってくんないの?」

「先輩から貰うと…後悔するから。」

「後悔?何の?」

「それは、わかんない。でもたぶん…うん。後悔する。」

「フッ。何それ。意味わかんなさすぎて笑える」


先輩は笑った。

⏰:08/12/06 12:22 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#330 [ゆーちん]
その笑顔が近付き、いきなり強引なキスをされた。


優しくない。


焦ってるのが丸わかりなキス。


こんなキス…したくないよ。


たぶん、たぶんね?


この時お互いの気持ち、薄々わかっていたんだと思う。


素直になれない私たちだから、この気持ちにちゃんと気づけなかったんだよね。


なんか…ごめんね。


ごめん、先輩。

⏰:08/12/06 12:23 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#331 [ゆーちん]
「待って…痛い‥」

「ごめん。でも我慢して。俺…もう無理だわ…アッ…」


こんなことするために私はここに来たんじゃない。


ゆうとくんのこと聞かれるだろうなって思ってたよ。


正直に答えらんないけど、先輩には納得してもらいたかった。

⏰:08/12/06 12:24 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#332 [ゆーちん]
その後は、いつもみたいな優しくて気持ちいいSEXしてくれる。


そう思ってた。


それなのに、今日の先輩…なんか変だよ。


まるで…これから起こる事をわかってたみたいに、激しく求めてきた。


…先輩、あれほど嫌がってたのに、ごめんなさい。

⏰:08/12/06 12:25 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#333 [ゆーちん]
翌日、学校に行き、亜紀と他愛もない話をして盛り上がっていた。


「アハハ!それでそれで?」

「でねっ!そいつがさ‥」

「由美ちゃん。」


これから話が面白くなるっていうのに、こんな時に誰?


振り返れば…ゆうとくんだった。


教室のドアのところで手招きしている。

⏰:08/12/06 12:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#334 [ゆーちん]
「あ…。」

「由美、確かあの人、昨日の人だよね?」

「うん…亜紀ごめん。」

「うん、いいよ。行っておいで。」


亜紀に謝って私はゆうとくんのところに向かった。

⏰:08/12/06 12:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#335 [ゆーちん]
「友達と話してたのにごめんね。ちょっとこっち来てくれる?」

「…はい。」


ゆうとくんに連れて行かれた場所。


それは…部室だった。


さすがに怖くなって、部室の中には入らなかったので部室の外で話す事に。

⏰:08/12/06 12:27 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#336 [ゆーちん]
「由美ちゃん、正直に答えてね。」

「はい。」

「あの日、ここにいたの…由美ちゃんでしょ?」

「…。」

「由美ちゃんでしょ?」

「…はい。」


この人には嘘付けない。


そう思い、私は正直に言った。


「やっぱり。目合ったもんね!」

「ごめんなさい。覗く気はなかったんです。」

⏰:08/12/06 12:28 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#337 [ゆーちん]
「女、見た?」

「女の人は、後ろ向いていたんで見えなかったです。」


さすがにここで、私がはるちゃんと組んでるって事がバレるとマズイと思い、必死に隠した。


「本当に?」

「はい、見てません。」

「そっか。ならいいよ。」

「すみませんでした。」

「反省してる?」

「はい。」


ゆうとくんの顔を見るのが怖かったから、ずっと俯いていた。


だけどそれが仇となった。

⏰:08/12/06 12:29 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#338 [ゆーちん]
「じゃあ、あの日と同じ事、由美ちゃんがして。」


…はぁ?


顔を上げると…キスされた。


…不意打ちにもほどがあるよ。


「一回だけ、ね?」


思いっきり腕を掴まれ、部室の中に放り込まれるように入らされた。

⏰:08/12/06 12:30 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#339 [ゆーちん]
「痛っ!」

「一回だけでいいから。」

「やだ!やめて!無理だから!」


この人とはしたくないって思った。


飯田先輩がゆうととはヤるなって言ってたからかな?


理由は、自分でもわかんないけど、この人の目…怖い。

⏰:08/12/06 12:30 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#340 [ゆーちん]
「騒いでも、授業中だから意味ないよ?誰も来ない。」


え?


いつの間にそんな時間になったんだろう。


チャイムの音に全然気づかなかった。


「やめて!こんなの…レイプだよっ!」

「由美ちゃんは覗き魔だよね?」

「それとこれとは話が違うよ!」


怖い。


怖い。


怖すぎて涙が出てきた。

⏰:08/12/06 12:31 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#341 [ゆーちん]
「可愛い〜まじ我慢できねぇ。」


思いっきり押し倒され、首を舐め回された。


ゆうとくんの左手は、私の両手を動かないように握っている。


そして右手は胸を。

⏰:08/12/06 12:32 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#342 [ゆーちん]
「やだ…やめて…なんでこんなことするの…。」

「ん?別に?ただヤリたいだけ。」


ただヤリたいだけ。


…あぁ、そっか。


男っていつもそうじゃんね。


オヤジだって、青木さんだって、飯田先輩だって…ただヤリたいだけなんじゃん。


私はいつもそんな人たちのために、足開いて来たんだった。

⏰:08/12/06 12:34 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#343 [ゆーちん]
いつものことじゃん。


何も嫌がる事なんてない。


失うモノもなければ、得るモノもないのに。


…SEXするのに理由なんて無い。


ただヤリたいから。


私はただの性欲処理機なんだ。


今までだってそうだったのに…何いきなり嫌がってんだ私。

⏰:08/12/06 12:35 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#344 [ゆーちん]
バカみたい。


ゆうとくんもただの客じゃん。


そう思った瞬間、抵抗する気にさえならなかった。


「あら?諦めたの?」

「…うん。」

「じゃ、遠慮なく。」


なんの抵抗もしないまま、私はゆうとくんに抱かれた。


快楽を求め、果てきった。


そんな自分が惨めだった。

⏰:08/12/06 12:35 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#345 [ゆーちん]
「由美ちゃん、またヤろうね。」


満足げに笑うゆうとくん。


その隣で私は乱れた制服を整えた。


「…お金。」

「え?」

「お金くれるなら、いつでもヤらせてあげる。」

「もしかして由美ちゃん売りやってんの?」

「だったら何?」

「いや、意外だなって…。」

「ゆうとくんだって意外じゃん。彼女いったておかしくないのに…私とヤるなんて。」

⏰:08/12/06 12:37 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#346 [ゆーちん]
「彼女ならいるよ。」

「だったら私にこんなことしなくてもいいんじゃない?」


正直ムカついた。


彼女いるなら私に無駄な体力使わせないで、って…。

「遠恋だから。」

「…あっそ。」

⏰:08/12/06 12:37 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#347 [ゆーちん]
つーか、こうやって浮気してんだったら別れればいいのに…。


「そういうわけだから、これからもよろしく。」

「お金くれたらね。」

「やだよ。悪いけど年下ごときに金なんか払えない。」

「じゃあSEXしないから。」

⏰:08/12/06 12:38 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#348 [ゆーちん]
部室から出て行こうとすると、ゆうとくんが私の腕をガッと掴んできた。


「何?」

「由美ちゃんが売りやってるって噂、バラまかれたくなかったら大人しく俺の言う事聞け。」


…しまった。


自分からゆうとくんに私の弱みを握らせてしまった。


「ズルい!」

「ズル賢いって言ってくんない?」


そう言って笑ったゆうとくんの顔は不気味だった。

⏰:08/12/06 12:39 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#349 [ゆーちん]
私は、ゆうとくんから逃げ出せない生活になっていくのだろうか…。


あれ、待って。


違う。


私…ゆうとくんの弱み持ってんじゃん!


「これ以上しつこいと、はるちゃんとSEXさせないよ?」


掴まれた腕を払いのけた。


「…え?」

⏰:08/12/06 12:40 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#350 [ゆーちん]
…やった。


ゆうとくんの顔が引きつった。


「はるちゃんにはお金払うくせに、私には払ってくれないの?」

「なんで…知ってんの?」

「私、はるちゃんに雇われてんの。こないだ目合ったでしょ?あの時なんでここにいいたかわかる?」

「え?」

「監視してたの。」

⏰:08/12/06 12:40 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#351 [ゆーちん]
「監視?」

「はるちゃん、一応教師だしバレるとヤバいでしょ?だからああいう事する時は私がいつも監視してるの。つまり私は、はるちゃんのパートナーってわけ。」

「…マジ?」


逆転。

⏰:08/12/06 12:42 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#352 [ゆーちん]
何とも言えないゆうとくんの顔を見ていると、またいつもの勝ち誇れる気分になってきた。


「ゆうとくん、これは取引だよ?」

「…。」

「意味わかるよね?」

「…はぁ。由美ちゃんの方がズル賢かったってわけか。」

⏰:08/12/06 12:43 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#353 [ゆーちん]
不気味に笑ったゆうとくん。


私の笑顔は引きつったままだった。


「ズルいは余計。賢いの、私は。」

「ハハッ。由美ちゃんには敵わないよ。」


これでまたひとつ、取引数が増えた。

⏰:08/12/06 12:44 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#354 [ゆーちん]
こんな状況、一体いつまで続くんだろう…。


ただ、今思う事は、ゆうとくんとヤッてしまった事での飯田先輩への罪悪感。


あんなに嫌だって言ってたのに、どうして私は約束の1つも守ってあげられないんだろう。


もう、やだよ…。

⏰:08/12/06 12:44 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


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