本当にあった×××な話
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#301 [ゆーちん]
はるちゃんは、ゆうとくんを床に座らせてズボンの上からアソコ触り出した。


はるちゃんのスイッチが入る。


色っぽい目つき。


ぐいぐいと、ゆうとくんに近づき長いキスをしている。

まじで…エロい。

⏰:08/12/06 11:41 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#302 [ゆーちん]
ゆうとくんも、興奮してきてるみたいだった。


アソコが素直に反応しすぎだもん。


なんか笑っちゃうな。


「ゆうとくん、ここ?」

「うん。早く舐めろよ!」

「そんな焦んなくても、時間いっぱいあるじゃ〜ん?」

⏰:08/12/06 11:42 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#303 [ゆーちん]
はるちゃんのじらし方、ほんと参考になる。


何度、真似して援交のオヤジに試したことか…。


はるちゃんのSEXは勉強にもなるので、ありがたい。


焦らされすぎた、ゆうとくんのモノは大きくなっている。


「もうおっきくなってきた。ほんと、ゆうとくんってエッチだよねぇ。」

「はるちゃん、頼むから早く舐めてよ…。」

⏰:08/12/06 11:44 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#304 [ゆーちん]
はるちゃんは小さく笑い、無言でゆうとくんのモノをパンツから出し、口の中に入れた。


「あっ…!」


いきなりで刺激的だったのか、ただ単に気持ちよかったのか。


どちらかはわからないけど、ゆうとくんの口から声が零れた。

⏰:08/12/06 11:45 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#305 [ゆーちん]
ふたりの姿は、なんというか…絵的に卑猥だった。


ゆうとくんも顔は悪くないのに、どうしてはるちゃんのこと買ったりするんだろう。


飯田先輩も、ゆうとくんもお金なんか出さなくても、言い寄ってくる人なんてたくさんいるだろうし。


そんなことを思っていた時だった。

⏰:08/12/06 11:45 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#306 [ゆーちん]
…えっ!


ど、どうしよう。


やばい…。


今…ゆうとくんと目が合ったかも。


とっさにしゃがみ込んで隠れたけど、私の顔…見られた気がする。


心臓が飛び出すくらいバクバク言ってる。


見られた?


見られてない?


ゆっくりと壁に耳を付けて、中の声を聞く事にした。

⏰:08/12/06 11:54 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#307 [ゆーちん]
「ゆうと君、何言ってんの?いるわけないじゃ〜ん!」


あぁ。


やっぱ見られたんだ…。


「でも、確かに女の子いたんだ。」


はるちゃんに後から叱られそう…。

⏰:08/12/06 11:55 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#308 [ゆーちん]
「ふ〜ん。誰かいたとしてもいいじゃない。何も言ってこないって事は、先生じゃないんだろうから。」

「…そっか。じゃあただの覗き魔って事だな。」


私…覗き魔扱い?


「そうそう!ただの覗き魔だよ!」


はるちゃんまで!

⏰:08/12/06 11:56 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#309 [ゆーちん]
「ゆうとくん、周りに気を取られてないで私に集中して?」

「うん…。」

「今は私だけを見てて。」

「んっ…。」


まぁ、なにはともあれ何とか誤魔化してくれたはるちゃんに感謝。


もう死角で監視しよ…。


その後、私は一度も覗くことなくマジメに監視を続けた。

⏰:08/12/06 11:56 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#310 [ゆーちん]
ガタッ…


なにやら物音がした。


時間を確認してみれば、もう授業が終わる5分前。


はるちゃんの仕事が終わったんだ。


私は急いで物陰に隠れた。


と、同時にゆうとくんが出てきた。

⏰:08/12/06 11:58 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#311 [ゆーちん]
「じゃあね。」


ゆうとくんが校舎の方に戻ったのを確認し、私は部室に飛び込んだ。


「はーるーちゃーん!ほんっっっとゴメン!」


入ると同時に私は頭を下げた。


「由美ちゃん…やってくれたね〜?」

⏰:08/12/06 11:58 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#312 [ゆーちん]
あれ?


怒っていると思ったのに、はるちゃんは笑って許してくれた。


「はるちゃん怒ってないの?」

「ん?怒ってないよ。由美ちゃんも凡ミスするんだな〜って感じで面白かったもん。」


心の広い人。


外見も内面も美しいって、はるちゃんが益々カッコよく見えた。

⏰:08/12/06 12:00 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#313 [ゆーちん]
「今度からはもっと気を付けるね。ほんっとにごめんなさい。」

「うん。次から気を付けてくれれば大丈夫だよ?」

「はーい。」


その3日後に小さな事件が起こった。


昼休みになり、お待ちかねのランチタイム。


亜紀と一緒に食堂でご飯を食べていたときだった。

⏰:08/12/06 12:02 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#314 [ゆーちん]
「由美ちゃ〜ん!」


名前を呼ばれ振り返ると、飯田先輩がいた。


「あ、先輩!微妙に久しぶりですね。」

「だな!由美ちゃんまた遊ぼ?」

「…はい。」


亜紀がいるのに…あんまりこういう話したくないなぁ。

⏰:08/12/06 12:03 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#315 [ゆーちん]
「おい!雅志〜。」


私と話していると、今度は先輩が誰かに呼ばれた。


私も先輩も声の主を確かめた。


…あっ!!


「おぉ、ゆうと!」


マジ…ピンチかも。


「雅志何してんの?」


ゆうとくんと目が合ってしまった…。

⏰:08/12/06 12:07 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#316 [ゆーちん]
「…あ。」


私を見ているゆうとくん。


「君さぁ…。」


青ざめていく私。


引きつっていくゆうとくんの顔。

⏰:08/12/06 12:08 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#317 [ゆーちん]
すっごく気まずい雰囲気が流れた。


「何?由美お二人と知り合い?」


亜紀が言った。


「あ、えっと…飯田先輩とはお友達で…えっと〜、こちらの方は‥」


ゆうとくんのこと、説明のしようが無いよ。

⏰:08/12/06 12:10 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#318 [ゆーちん]
「え?由美ちゃんとゆうと、知り合いなの?」

「いや…えーっと‥」

「知り合いって訳じゃないけど…顔見知りって感じだよね?」


ゆうとくんが言った。


あぁ…。


やっぱりあの日、私の顔バッチリ見られてたんだ…。


最悪。

⏰:08/12/06 12:10 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#319 [ゆーちん]
「まぁ…そんな感じです…よね?たぶん。」


引きつった笑顔をゆうとくんに見せた。


「ふ〜ん。じゃ、ゆうと行こっか。」

「うん。」

「じゃあ由美ちゃんまたね。」

「うん、バイバイ。」

⏰:08/12/06 12:11 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#320 [ゆーちん]
飯田先輩とゆうとくんが立ち去ったあと、もちろん亜紀に色々聞かれた。


なんとか誤魔化したけど、亜紀にまた嘘ついちゃったよ。


もう嘘をつく事に抵抗なくなってきてしまった自分がいる。


なんかそういうの…嫌かも。

⏰:08/12/06 12:14 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#321 [ゆーちん]
放課後。


飯田先輩から『放課後に会おう。』と言われたので、私は先輩の家に向かった。


ピーンポーン…


応答なし。


先輩はまだ帰って来ていない。


…どこかで待ち合わせすればよかったな。


そんなことを思いながら、先輩の家に近くでしゃがみ込んで待った。

⏰:08/12/06 12:15 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#322 [ゆーちん]
しばらく待っていると先輩が帰ってきた。


「由美ちゃん、お待たせ。」

「ううん。」

「中入って。」


そんなこんなで、先輩の家に入った。


相変わらずの先輩の家。


ひとりぼっちで…こんな広い家に住んでると思うと私まで悲しくなる。

⏰:08/12/06 12:16 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#323 [ゆーちん]
適当に座り先輩は音楽を掛けてくれた。


「由美ちゃん。」

「ん?」

「ゆうととはどういう関係なの?」

「別に変な関係じゃないよ?」


先輩にははるちゃんとの関係は言ってない。


だからゆうとくんのこと説明できない。

⏰:08/12/06 12:17 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#324 [ゆーちん]
「俺みたいな関係じゃないよな?」

「あ、うん。ありえないから!」

「そっか。ならいいけど。」

「もしそうだったらどうしてたの?」

「ゆうととは関係持たないで、って由美ちゃんに土下座してたかも。」

「えぇ。なんでそこまで?」

⏰:08/12/06 12:17 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#325 [ゆーちん]
「ゆうとだけには由美ちゃん取られたくないよ。」


…ん?


それって?


「どういう意味ですか?」

「ゆうとには内緒だぞ?」

「うん。」

⏰:08/12/06 12:18 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#326 [ゆーちん]
「あいつも、はるちゃんの客なんだ。俺もそうじゃん?ゆうとは俺がはるちゃんの客って事は知らないみたいだけど…。よく考えれば俺ら穴兄弟になっちゃったってことじゃん?」

「穴兄弟って…。」


私は呆れて笑ってしまった。

⏰:08/12/06 12:20 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#327 [ゆーちん]
「だから由美ちゃんまで穴兄弟の相手だと、さすがにキツいよ。」


…あぁ、そういうことか。


少しでも変な期待した私がバカだった。


「ふ〜ん。でもさ、私先輩以外の人とヤったりしてるよ?」

「わかってる。でもなんか、ゆうとだけは嫌っていうか…。てか他の奴とヤってるっていうのも本当はいやなんだけどな!」

⏰:08/12/06 12:21 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#328 [ゆーちん]
ほらまた…。


そうやって優しい言葉をさりげなく言ってくれる。


突き放したいのに、突き放せないじゃん。


私…恋するの嫌なんだよ。


わかってるでしょ?


あんまり…ドキドキさせないでよ。

⏰:08/12/06 12:21 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#329 [ゆーちん]
「それは無理だよ。たぶんもう抜け出せない。」

「何で?金がいるなら俺がやるっていつも言ってんじゃん。なんで俺の金は受け取ってくんないの?」

「先輩から貰うと…後悔するから。」

「後悔?何の?」

「それは、わかんない。でもたぶん…うん。後悔する。」

「フッ。何それ。意味わかんなさすぎて笑える」


先輩は笑った。

⏰:08/12/06 12:22 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#330 [ゆーちん]
その笑顔が近付き、いきなり強引なキスをされた。


優しくない。


焦ってるのが丸わかりなキス。


こんなキス…したくないよ。


たぶん、たぶんね?


この時お互いの気持ち、薄々わかっていたんだと思う。


素直になれない私たちだから、この気持ちにちゃんと気づけなかったんだよね。


なんか…ごめんね。


ごめん、先輩。

⏰:08/12/06 12:23 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#331 [ゆーちん]
「待って…痛い‥」

「ごめん。でも我慢して。俺…もう無理だわ…アッ…」


こんなことするために私はここに来たんじゃない。


ゆうとくんのこと聞かれるだろうなって思ってたよ。


正直に答えらんないけど、先輩には納得してもらいたかった。

⏰:08/12/06 12:24 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#332 [ゆーちん]
その後は、いつもみたいな優しくて気持ちいいSEXしてくれる。


そう思ってた。


それなのに、今日の先輩…なんか変だよ。


まるで…これから起こる事をわかってたみたいに、激しく求めてきた。


…先輩、あれほど嫌がってたのに、ごめんなさい。

⏰:08/12/06 12:25 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#333 [ゆーちん]
翌日、学校に行き、亜紀と他愛もない話をして盛り上がっていた。


「アハハ!それでそれで?」

「でねっ!そいつがさ‥」

「由美ちゃん。」


これから話が面白くなるっていうのに、こんな時に誰?


振り返れば…ゆうとくんだった。


教室のドアのところで手招きしている。

⏰:08/12/06 12:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#334 [ゆーちん]
「あ…。」

「由美、確かあの人、昨日の人だよね?」

「うん…亜紀ごめん。」

「うん、いいよ。行っておいで。」


亜紀に謝って私はゆうとくんのところに向かった。

⏰:08/12/06 12:26 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#335 [ゆーちん]
「友達と話してたのにごめんね。ちょっとこっち来てくれる?」

「…はい。」


ゆうとくんに連れて行かれた場所。


それは…部室だった。


さすがに怖くなって、部室の中には入らなかったので部室の外で話す事に。

⏰:08/12/06 12:27 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#336 [ゆーちん]
「由美ちゃん、正直に答えてね。」

「はい。」

「あの日、ここにいたの…由美ちゃんでしょ?」

「…。」

「由美ちゃんでしょ?」

「…はい。」


この人には嘘付けない。


そう思い、私は正直に言った。


「やっぱり。目合ったもんね!」

「ごめんなさい。覗く気はなかったんです。」

⏰:08/12/06 12:28 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#337 [ゆーちん]
「女、見た?」

「女の人は、後ろ向いていたんで見えなかったです。」


さすがにここで、私がはるちゃんと組んでるって事がバレるとマズイと思い、必死に隠した。


「本当に?」

「はい、見てません。」

「そっか。ならいいよ。」

「すみませんでした。」

「反省してる?」

「はい。」


ゆうとくんの顔を見るのが怖かったから、ずっと俯いていた。


だけどそれが仇となった。

⏰:08/12/06 12:29 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#338 [ゆーちん]
「じゃあ、あの日と同じ事、由美ちゃんがして。」


…はぁ?


顔を上げると…キスされた。


…不意打ちにもほどがあるよ。


「一回だけ、ね?」


思いっきり腕を掴まれ、部室の中に放り込まれるように入らされた。

⏰:08/12/06 12:30 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#339 [ゆーちん]
「痛っ!」

「一回だけでいいから。」

「やだ!やめて!無理だから!」


この人とはしたくないって思った。


飯田先輩がゆうととはヤるなって言ってたからかな?


理由は、自分でもわかんないけど、この人の目…怖い。

⏰:08/12/06 12:30 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#340 [ゆーちん]
「騒いでも、授業中だから意味ないよ?誰も来ない。」


え?


いつの間にそんな時間になったんだろう。


チャイムの音に全然気づかなかった。


「やめて!こんなの…レイプだよっ!」

「由美ちゃんは覗き魔だよね?」

「それとこれとは話が違うよ!」


怖い。


怖い。


怖すぎて涙が出てきた。

⏰:08/12/06 12:31 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#341 [ゆーちん]
「可愛い〜まじ我慢できねぇ。」


思いっきり押し倒され、首を舐め回された。


ゆうとくんの左手は、私の両手を動かないように握っている。


そして右手は胸を。

⏰:08/12/06 12:32 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#342 [ゆーちん]
「やだ…やめて…なんでこんなことするの…。」

「ん?別に?ただヤリたいだけ。」


ただヤリたいだけ。


…あぁ、そっか。


男っていつもそうじゃんね。


オヤジだって、青木さんだって、飯田先輩だって…ただヤリたいだけなんじゃん。


私はいつもそんな人たちのために、足開いて来たんだった。

⏰:08/12/06 12:34 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#343 [ゆーちん]
いつものことじゃん。


何も嫌がる事なんてない。


失うモノもなければ、得るモノもないのに。


…SEXするのに理由なんて無い。


ただヤリたいから。


私はただの性欲処理機なんだ。


今までだってそうだったのに…何いきなり嫌がってんだ私。

⏰:08/12/06 12:35 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#344 [ゆーちん]
バカみたい。


ゆうとくんもただの客じゃん。


そう思った瞬間、抵抗する気にさえならなかった。


「あら?諦めたの?」

「…うん。」

「じゃ、遠慮なく。」


なんの抵抗もしないまま、私はゆうとくんに抱かれた。


快楽を求め、果てきった。


そんな自分が惨めだった。

⏰:08/12/06 12:35 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#345 [ゆーちん]
「由美ちゃん、またヤろうね。」


満足げに笑うゆうとくん。


その隣で私は乱れた制服を整えた。


「…お金。」

「え?」

「お金くれるなら、いつでもヤらせてあげる。」

「もしかして由美ちゃん売りやってんの?」

「だったら何?」

「いや、意外だなって…。」

「ゆうとくんだって意外じゃん。彼女いったておかしくないのに…私とヤるなんて。」

⏰:08/12/06 12:37 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#346 [ゆーちん]
「彼女ならいるよ。」

「だったら私にこんなことしなくてもいいんじゃない?」


正直ムカついた。


彼女いるなら私に無駄な体力使わせないで、って…。

「遠恋だから。」

「…あっそ。」

⏰:08/12/06 12:37 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#347 [ゆーちん]
つーか、こうやって浮気してんだったら別れればいいのに…。


「そういうわけだから、これからもよろしく。」

「お金くれたらね。」

「やだよ。悪いけど年下ごときに金なんか払えない。」

「じゃあSEXしないから。」

⏰:08/12/06 12:38 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#348 [ゆーちん]
部室から出て行こうとすると、ゆうとくんが私の腕をガッと掴んできた。


「何?」

「由美ちゃんが売りやってるって噂、バラまかれたくなかったら大人しく俺の言う事聞け。」


…しまった。


自分からゆうとくんに私の弱みを握らせてしまった。


「ズルい!」

「ズル賢いって言ってくんない?」


そう言って笑ったゆうとくんの顔は不気味だった。

⏰:08/12/06 12:39 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#349 [ゆーちん]
私は、ゆうとくんから逃げ出せない生活になっていくのだろうか…。


あれ、待って。


違う。


私…ゆうとくんの弱み持ってんじゃん!


「これ以上しつこいと、はるちゃんとSEXさせないよ?」


掴まれた腕を払いのけた。


「…え?」

⏰:08/12/06 12:40 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#350 [ゆーちん]
…やった。


ゆうとくんの顔が引きつった。


「はるちゃんにはお金払うくせに、私には払ってくれないの?」

「なんで…知ってんの?」

「私、はるちゃんに雇われてんの。こないだ目合ったでしょ?あの時なんでここにいいたかわかる?」

「え?」

「監視してたの。」

⏰:08/12/06 12:40 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#351 [ゆーちん]
「監視?」

「はるちゃん、一応教師だしバレるとヤバいでしょ?だからああいう事する時は私がいつも監視してるの。つまり私は、はるちゃんのパートナーってわけ。」

「…マジ?」


逆転。

⏰:08/12/06 12:42 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#352 [ゆーちん]
何とも言えないゆうとくんの顔を見ていると、またいつもの勝ち誇れる気分になってきた。


「ゆうとくん、これは取引だよ?」

「…。」

「意味わかるよね?」

「…はぁ。由美ちゃんの方がズル賢かったってわけか。」

⏰:08/12/06 12:43 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#353 [ゆーちん]
不気味に笑ったゆうとくん。


私の笑顔は引きつったままだった。


「ズルいは余計。賢いの、私は。」

「ハハッ。由美ちゃんには敵わないよ。」


これでまたひとつ、取引数が増えた。

⏰:08/12/06 12:44 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#354 [ゆーちん]
こんな状況、一体いつまで続くんだろう…。


ただ、今思う事は、ゆうとくんとヤッてしまった事での飯田先輩への罪悪感。


あんなに嫌だって言ってたのに、どうして私は約束の1つも守ってあげられないんだろう。


もう、やだよ…。

⏰:08/12/06 12:44 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#355 [ゆーちん]
■□■□■□■

キリがいいので
いったんストップ

>>2

■□■□■□■

⏰:08/12/06 12:46 📱:SH901iC 🆔:RGCJ8FBc


#356 [まな]
まぢおもろい

⏰:08/12/06 18:03 📱:F01A 🆔:XGTnlDgg


#357 [ゆーちん]
>>356まなさん
ありがとうございます

更新します

⏰:08/12/07 14:47 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#358 [ゆーちん]
はるちゃんが売りを辞めると言い出したのは、相沢さんと出会って2ヶ月が経った頃だった。


なんと、相沢さんとめでたく付き合う事になった。


相沢さんへの気持ちは、今まで体験した事がないくらい愛おしいものだと言う。

⏰:08/12/07 14:48 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#359 [ゆーちん]
私は、はるちゃんのサポートを中心とした生活リズムになっていたので、辞めたいという告白はなかなか困るものだった。


でもこればっかりは仕方ない。


『恋をしても売りは辞めない。』と言っていたはるちゃんが自ら『辞めたい。』と言ってきたという事は、よっぽど相沢さんが好きなんだろう。

⏰:08/12/07 14:49 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#360 [ゆーちん]
「由美ちゃんには申し訳ないんだけど…私、今日で最後にする。」

「そっか。仕方ないよ!」

「ごめんね。」

「ううん…相手は?」

「雅志くん。」


…飯田先輩、か。


はるちゃんに先輩との事は言えず終いになっちゃうんだ。

⏰:08/12/07 14:49 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#361 [ゆーちん]
「ごめんね。色んな先生の弱み握ってたから今まで好き勝手できたのに、これからは難しくなるよね。」

「大丈夫だよ。はるちゃんの客だったことに変わりはないんだから、これからも問題ない。安心して相沢さんと幸せになってね。」

⏰:08/12/07 14:50 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#362 [ゆーちん]
なんとなく、今日、この瞬間を近々迎えるんだろうなって事は心のどこかで予感していた。


最近のはるちゃん、売りに行く前すごく寂しそうな顔していたから。


私だって、そんなはるちゃんを見て覚悟はできてた。


いずれ迎えるであろう終わりの時が、今日、やってきた。

⏰:08/12/07 14:51 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#363 [ゆーちん]
最後の客が先輩って…。


こりゃまた神様も意地悪だね。


「うん、ありがとう。今日が最後だし私、頑張るね!」

「じゃあ私はいつも以上に監視しまくる!」

「アハハ!お願いね。」


最後がしんみりしなくてよかった。


笑いあえて仕事に挑む事ができる。

⏰:08/12/07 14:52 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#364 [ゆーちん]
「ンッ…あッ…ま…さしく…んッ‥」

「ここ?はるちゃんの感じるとこ。」

「アッ!そこ…ダメ。やだ…イきそう‥」

「イケば?」

「アァッ‥」


最後の場所は音楽準備室。


私とはるちゃんはここで手を組んだ。

⏰:08/12/07 14:57 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#365 [我輩は匿名である]
校長とはるちゃんがSEXしているところを見て、はるちゃんが青木さんネタで脅してきたんだ。


ほんの数ヵ月前のことなのに、なんだか物凄く懐かしい。

⏰:08/12/07 14:57 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#366 [我輩は匿名である]
本当に色んなことがあった。


今、この中ではるちゃんをいじめてる飯田雅志という人と関係を持った。


はるちゃんに紹介されたオヤジと援交もした。


色々ありすぎたな…。

⏰:08/12/07 14:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#367 [我輩は匿名である]
「ヤッ…アァッ!」


はるちゃんの甘い声。


今日だけ特別に、私は準備室の扉を少しだけ開けて、覗かせて貰う事にした。


私、変態だね…。


でも変な意味じゃなくて、はるちゃんの仕事してる姿、しっかり覚えとこって思って…。

⏰:08/12/07 14:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#368 [我輩は匿名である]
興奮なんかしない。


いくら相手が飯田先輩だからって、今日はただただ…はるちゃんの仕事姿を見てるだけだもん。


はるちゃんは、誰もが憧れるスタイルやルックスを持った人。


そんな人と組めたた事で色んな体験ができた。


誇りに思う。


はるちゃん、ありがとう。

⏰:08/12/07 14:59 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#369 [我輩は匿名である]
放課後、一人で下校。


最後の仕事を目に焼き付けた私はボンヤリと歩いていた。


「あれ?由美ちゃん?」


声を掛けてきたのは、はるちゃんの彼氏の相沢さんだった。


「あ、相沢さん!」

「久しぶりだね。」

⏰:08/12/07 15:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#370 [我輩は匿名である]
「お久しぶりです。あ、聞きましたよ!はるちゃんとお幸せに。」

「アハハ、ありがとう。」


相沢さんは幸せそうな笑顔を浮かべた。


相沢さんの笑顔を見ると、今日で全て終わった事が正しかったんだって思えた。


「あ、青木さん元気ですか?」

「あれ?聞いてないの?」

「え?」

⏰:08/12/07 15:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#371 [我輩は匿名である]
■□■□■□■

出会い

■□■□■□■

⏰:08/12/07 15:52 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#372 [我輩は匿名である]
…だめだ。


携帯解約してる。


青木さんと連絡取れない。


…はぁ。


《青木さんの連絡先わからない?》


はるちゃんにメールを送ると、すぐに電話がかかってきた。


「どうしたの?青木くんの連絡先、間違って削除でもしちゃった?」


はるちゃんも知らないんだ。

⏰:08/12/07 15:53 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#373 [我輩は匿名である]
「実はさっき相沢さんに偶然会ったの。」

「へー、そうなんだ!」

「そのとき聞いたんだけど…青木さん、転勤しちゃったらしいの。」

「え、転勤?どこに?」

「ロスだって。」

「海外!?」

「うん、一昨日、日本を断ったって。」

「青木君、一言もそんなこと言ってなかったのに。」

「相沢さんも昨日知ったみたい。」

「そっか…」

⏰:08/12/07 15:54 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#374 [我輩は匿名である]
「電話は解約してるみたいで連絡取れなくて。さよならも言わないで行くなんて…私の存在って、やっぱそれだけのモノだったんだろうね。」


…わかってるのに、悲しかった。


私はただの性欲処理機だ、って理解してたのに…。


急にいなくなるって事は、やっぱり寂しいよ。

⏰:08/12/07 15:58 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#375 [我輩は匿名である]
「由美ちゃん、青木君の事好きだったの?」

「…わかんない。好きだったかもしれないけど、好きって…よくわかんないよ。」


こんな複雑な気持ちになるなら、青木さんと出会わなければよかった。



あれは確か数ヵ月前の放課後。



約束していたオヤジにドタキャンされたので、違う相手を探していた時だった。

⏰:08/12/07 16:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#376 [我輩は匿名である]
「もしもし。お久しぶりです。由美だけど…今日これから会えないですか?私、暇で…」



オヤジは少し考えた。



手持ちが少ないんだとよ。


「1万?そっか…。」


1万円しか財布にないってさ。


無理。


「じゃあまた今度ね?それじゃあまた。」

⏰:08/12/07 16:00 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#377 [我輩は匿名である]
電話を切り、溜め息をついた。


と、同時に私の隣に誰かが座った。


「3万ならどう?」


若々しくてカッコイイ男性。


「え?」

「電話、聞いちゃった。きみ、援助交際してるの?」

⏰:08/12/07 16:01 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#378 [我輩は匿名である]
度肝を抜かれた。


こんなカッコイイ人が自ら誘ってくるなんて。


援交の相手=オヤジというイメージしかなかった私は、とにかく戸惑った。


「来て、車こっちだから。」


私の手を握り、歩き始めた。


「あ、あの…」

「俺、青木。よろしくね、由美ちゃん。」

⏰:08/12/07 16:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#379 [ゆーちん]
どうして私を買ったのかを聞くと『タマってるから。』と答えた。


わざわざお金を出さなくても、他にたくさん女がいるでしょ?


それが最初の疑問だった。


何歳?


お仕事は?


どこに住んでるの?


彼女は?


次々に浮かび上がる疑問。


だけどどれも沈めたまま、車はホテルへと向かって行った。

⏰:08/12/07 16:02 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#380 [ゆーちん]
突然の出会いだった。


あの日、オヤジにドタキャンされていなかったら青木さんと会う事なんかなかった。


ホテルのつき、いつものオヤジのようにすぐに押し倒されるのかと思ったけど違った。


「少し話をしよう。」


そう言ってベットに座って話をした。


名前、学校、苦手な教科。


全て私に関する事ばかり話した。


青木さんの事はほとんど聞けないまま。

⏰:08/12/07 16:26 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#381 [ゆーちん]
「由美ちゃん…援交って、辛くない?」


あの時の私は、寂しさを消す行為=SEXだった。


「全然辛くないですよ。」

「そっか。どうして援交なんかしてるの?」

⏰:08/12/07 18:34 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#382 [ゆーちん]
「今まで寂しくなれば、地元の子とSEXしてたんです。だけど、ある日、『俺とSEXすれば金をやる』って言う人に出会って…SEXしただけでお金が貰えるんなら、一石二鳥だなって思って始めたんです。」

「そっか。寂しがり屋なんだね。」

「金欠病になるのが嫌な怖がり屋なんですよ。」

⏰:08/12/07 18:35 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#383 [ゆーちん]
ニコッと笑った私にキスをした青木さん。


ゆっくりベットに寝かされた。


「寂しいなら俺がいてあげるよ?」

「アハハ。ありがとうございます。」


笑って流した言葉。


社交辞令にしては嬉しい言葉だ。

⏰:08/12/07 18:36 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#384 [ゆーちん]
「恋愛とかしないの?」


首元に舌を這わせて聞いてきた。


「…ッ…しないです。」

「どうして?」

「恋って…よくわかんないから。」

「わかんない?」

「好きとか嫌いとか、わかんない。」

「…そっか。いつか恋愛できるといいね。」

「ンッ…」

⏰:08/12/07 18:37 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#385 [ゆーちん]
優しいSEXだった。


帰り際に『俺がいるから』って言ってくれた青木さん。


意味なんて考えなかった。


連絡先を交換して、満たされた欲望と財布を握り、私はホテルを後にした。


子供の私に、ほんの少しのまだ見ぬ光りを当てようとしてくれた人。


それが青木さんだった。

⏰:08/12/07 18:38 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#386 [ゆーちん]
それから数ヵ月が経った。


青木さんが日本からいなくなって数週間。


毎日退屈な授業を受ける日々。


はるちゃんたちは順調だったので何も問題はなかった。

⏰:08/12/07 18:38 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#387 [ゆーちん]
私と飯田先輩の関係は持続中。


青木さんがいなくなった寂しさは先輩が埋めていってくれた。


援交はしなくなった。


何かが一気に冷めてしまい、番号もアドレスも変え、今までのオヤジと連絡を取れなくしてやった。

⏰:08/12/07 18:39 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#388 [ゆーちん]
今は先輩だけ。


お金はもらってない。


ゆうとくんはあれ以来あまり会わない。


たまに見かけるけど気にならない。


なんか、どうでもよかった。


今じゃすっかり抜け殻状態の私。

⏰:08/12/07 18:40 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#389 [ゆーちん]
「先輩?」

「ん?」

「今日も家行っていいですか?」

「アハハ。いいけど…由美ちゃん盛りすぎじゃない?」


最近では先輩からじゃなく、私から誘う方が多い気がする。


先輩も嫌がらずに抱いてくれる。


こうやって毎日が過ぎて行った。


だんだん青木さんの事も忘れかけ、確実に先輩へと気持ちが傾いていた。

⏰:08/12/07 18:41 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#390 [ゆーちん]
でも絶対に結ばれないんだろう、って思っているから、恋人になりたいだなんて言わない。


今のままでいい。


このまま時間が過ぎて、この感情が薄れていくのを待つしかないんだ。

⏰:08/12/07 18:41 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#391 [ゆーちん]
先輩はもうすぐ卒業。


卒業すれば会えなくなるだろうから、このままでいい。


卒業すればもう会わない。


いつかこの感情は枯れ果てるだろう。


そうやって時間は過ぎていった。

⏰:08/12/07 18:42 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#392 [ゆーちん]
■□■□■□■

南の島

■□■□■□■

⏰:08/12/07 18:43 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#393 [ゆーちん]
「ねぇ、由美ちゃん。」

「ん?」

「俺の事どう思ってる?」


先輩はいきなり問いかけてきた。


「へ?」


今日もSEXして、二人とも満足して、ベットで寝転がってた。


いつも通りだったのに…。

⏰:08/12/07 18:43 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#394 [ゆーちん]
「俺、由美ちゃんの事、好きだったの知ってた?」

「…え。」

「付き合いたかったけど、こんな関係だし無理だってわかってた。」

「…嘘。」

「でも俺頑張ってた。由美ちゃんの事ずっと見てた。」


まさかの告白だった。


私たち、付き合えてたの?

⏰:08/12/07 18:43 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#395 [ゆーちん]
「でね、見てるうちにわかってきちゃった。」

「…何が?」

「由美ちゃんには好きな人がいるんだって。」


そういわれた瞬間、迷いもなく青木さんの顔が頭に浮かんだ。


「好きな人がいるなら、もうこんなことしちゃダメだよ。俺ら今日でおしまいにしよう。」

⏰:08/12/07 18:44 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#396 [ゆーちん]
私と先輩の関係はこうして終わった。


呆気ない物だった。


涙が出た。


でも、自業自得だ。


もう元には戻れない。


以来、学校で会ってもほとんど話さなくなった。

⏰:08/12/07 18:45 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#397 [ゆーちん]
すべてが終わってしまった。


結局、先輩に私ははるちゃんのパートナーだった事も言えぬまま。


あなたが気になっていたの、好意を持っていたのとも言えぬまま。


この仕事で、何か変わる事ができたと思ったのに…。


何も変わらなかった。


また退屈な日々に戻る。


もう、それでもいい。


もう、なんだっていい。


もう…。

⏰:08/12/07 18:45 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#398 [ゆーちん]
からっぽ状態の私は学校帰り、コンビニに立ち寄った。


このコンビニで青木さんと、よく待ち合わせしたなぁ…。


谷口に目撃されたっけ。


懐かしい。


雑誌コーナーに行き、teen向け雑誌を読んでいると、旅行特集されていた。

⏰:08/12/07 18:46 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#399 [ゆーちん]
私は南国リゾートのページに目を奪われた。


そいえば…南の島に行きたいって話したよね。


思い出に浸ってしまう。


そのときだった。


神様は私に素晴らしい奇跡をくれた。

⏰:08/12/07 18:46 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#400 [ゆーちん]
「俺の嫁になって、ここで永住してくれない?」


後ろから聞こえた声は、
私の一番会いたかった人の声だった。


思わず私は彼の腕に飛び込み、自然に言葉と涙を零していた。


「好き。」


END

⏰:08/12/07 18:47 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


#401 [ゆーちん]
■□■□■□■

あとがき

■□■□■□■

⏰:08/12/07 18:48 📱:SH901iC 🆔:JoXzO7f2


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