本当にあった×××な話
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#442 [ゆーちん]
幸くんは私が彼の為に頑張るのは嫌みたい。
嫌がられると余計やりたくなるのが、私の悪いところなのかもしれない。
毎回毎回懲りずに攻めてはみるものの…最後は私が攻められてるんだよね。
「アッアッ…あお…きさ…ん…ヤァッ!」
「だから!青木さんって呼ぶなって言ってんじゃん?」
「アァァッ!」
:08/12/07 20:16 :SH901iC :JoXzO7f2
#443 [ゆーちん]
またイかされた。
この人には勝てないな。
心も体も青木幸太の虜だ。
だから離れたくない。
離さないで欲しい。
ずっと。
:08/12/07 20:17 :SH901iC :JoXzO7f2
#444 [ゆーちん]
秋。
「由美、大丈夫?」
亜紀が心配しながら背中をさすってくれる。
「ごめんね。こんな汚いとこ見せちゃって。」
「ううん、気にしないで。それより今日は帰った方がいいよ。」
「うん、そうするね。」
気分が悪く、トイレで吐いてしまった。
吐くなんて久しぶり。
風邪かなぁ…?
:08/12/07 20:18 :SH901iC :JoXzO7f2
#445 [ゆーちん]
帰宅してすぐにベットに飛び込んだ。
「はぁ〜…うっ!」
また吐き気に襲われてトイレに走る。
吐き気はするのに、吐き出せない。
何なの、これ…。
私は力無く、トイレの床にしゃがみ込んでしまった。
:08/12/07 20:19 :SH901iC :JoXzO7f2
#446 [ゆーちん]
この時だった。
気づいてしまった。
体が震えた。
怖くなたった。
信じたくなかった。
:08/12/07 20:19 :SH901iC :JoXzO7f2
#447 [ゆーちん]
生理が来ていない。
もともと不順だったので気にしてなかったけど、もう長い間きてない。
…私、たぶん、妊娠したんだ。
:08/12/07 20:21 :SH901iC :JoXzO7f2
#448 [ゆーちん]
冬の訪れの前に、私は小さな命を授かった事に気づいた。
しばらくはトイレから動けなくて…。
でもなんとか立ち上がり、部屋に戻った。
「もしもし?」
亜紀に電話を掛けた。
:08/12/07 20:22 :SH901iC :JoXzO7f2
#449 [ゆーちん]
「亜紀?お願いがあるんだけど…。」
「ん?」
「妊娠検査薬、買ってきてくれないかな?」
「…わかった。」
亜紀は驚かなかった。
きっと私が吐いたとき、それとなく察してくれてたんだと思う。
:08/12/07 20:22 :SH901iC :JoXzO7f2
#450 [ゆーちん]
放課後になり、亜紀が検査薬を持ってウチに来てくれた。
結果は予想通りだった。
「もちろん相手は幸太くんだよね?」
「うん。」
「どうすんの?」
亜紀は至って冷静。
この場で亜紀までも慌ててしまえば大変だもんね。
亜紀はしっかりしてるから、つい頼ってしまう私。
こんないい友達がいて私は幸せ者だよね。
:08/12/07 20:23 :SH901iC :JoXzO7f2
#451 [ゆーちん]
「わかんない。」
「わかんないって…心当たりのあるエッチは?」
「夏に…海行ったとき避妊しなかった。」
「じゃあもしその日に授かったとして、単純計算しても3ヶ月だよ。」
ついお腹を触ってしまった。
:08/12/07 20:24 :SH901iC :JoXzO7f2
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