真実のカツオ
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#330 [ゆー]
俺はある程度準備を終え、行ってきますと勢い良く玄関を飛び出した。
‥もうすぐ会えるッ!
:08/12/11 21:30
:W52S
:BWfiYD3M
#331 [我輩は匿名である]
うわぁ氓サんな、気になるとこでとめないでくださいョホホ
:08/12/11 21:37
:W61T
:ct9l6r/2
#332 [ゆー]
あーホ
ゴメンね(∵`)x
この時期眠くて‥(笑)
更新するね
:08/12/11 22:20
:W52S
:BWfiYD3M
#333 [ゆー]
俺は喫茶店まで走った。
良かった。まだあわびさん着いてないみたいだな‥
俺は喫茶店のソファーへと座って、ウエイトレスの出してくれたお冷やを口に含んだ。
:08/12/11 22:22
:W52S
:BWfiYD3M
#334 [ゆー]
5分程して、あわびが喫茶店に入ってきて俺の前に座った。
‥何から話せばいいんだ!!
俺は少し焦った。
あわびさんは、何も言わずにじっと座っているだけだ。
‥やっぱり昨日のこと、怒ってんのかなあ。
:08/12/11 22:25
:W52S
:BWfiYD3M
#335 [ゆー]
俺は勇気を出してしどろもどろになりながらも喋った。
『あ、あのさ‥き、昨日いきなりキ、スしてゴメンな‥
俺‥』
『‥私は嬉しかったわ、複雑な気持ちだけどね‥』
あわびはボソッと呟くように言った。
‥嬉しい?聞き間違いか‥?
:08/12/11 22:29
:W52S
:BWfiYD3M
#336 [ゆー]
『ふ、複雑‥?』
俺は、なぜ嬉しかったのに複雑な気持ちになるのか分からなかった。
そもそも複雑とは何なんだ?
俺も、そこらへんは小学生なんだ。
あわびはフッと柔らかい表情で笑い
『カツオ君も大人になれば分かるわ』
と言った。
‥‥。
:08/12/11 22:32
:W52S
:BWfiYD3M
#337 [ゆー]
俺たちは、それから2時間程、他愛もない話をしていた。
俺の家族のこと、最近タマが食欲旺盛なこと、姉さんにイタズラをたくさんしてきたこと。
あわびは、自分の話は語らず俺の話に笑いながら聞いていた。
:08/12/11 22:38
:W52S
:BWfiYD3M
#338 [ゆー]
俺は、あわびさんの笑顔が見たくて笑わせるのに必死だった。
自分でもビックリする程のマシンガントークだったよ‥
でも、あわびさんも一つだけ自分の話をしてくれた。
:08/12/11 22:40
:W52S
:BWfiYD3M
#339 [ゆー]
『私ね‥雪が大好きなの‥』
俺があわびさんに似ていると言った‥あの雪かい?
『カツオ君‥前に私のこと雪に似ているって言ってくれたよね?
あれ‥すごく嬉しかったの‥
その反面、悲しかったけどね』
“悲しかった?何で?”
俺の頭の中によぎった言葉。
でも言えない‥聞けない‥
でも、あわびは続けて言った。
:08/12/11 22:45
:W52S
:BWfiYD3M
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