真実のカツオ
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#42 [ゆー]
わあx
ありがとうございます
:08/12/06 08:42
:W52S
:8NgF0/p.
#43 [ゆー]
俺は部屋に戻った。
さっきまで暖かかった布団はもう冷えている。
あー‥寒い!
早く寝よう‥
『お兄ちゃん‥』
ワカメがいきなり俺を呼んだ。
てめぇいつまで起きてんだ‥。
もう夜中の3時だぞ‥
『なんだいワカメ。まだ起きてんのか?』
俺は心の声が聞こえないように明るく言った。
:08/12/06 08:46
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:8NgF0/p.
#44 [ゆー]
『‥眠れないの!どうしよう‥』
‥いやいや、しらんがな。
ワカメはモゾモゾと体を動かしながら俺に言ってきた。
『お兄ちゃん!子守唄うたってよ!』
‥てめぇいくつだ。
ふざけんなバカヤロウ。
:08/12/06 08:50
:W52S
:8NgF0/p.
#45 [ゆー]
『いやだよぉ、俺は眠いんだからぁ‥』
俺はワカメに背中を向けて言った。
『歌ってくれたら花沢さんの秘密教えてあげるからぁ!』
‥ほぅ。おもしろい交換条件だな。
『しょーがないなぁ、ちょっとだけだぞ』
『‥うん』
ワカメはもう目がトロンとしている。
あ、これ一瞬で寝るパターンだな。
ここで寝られちゃ花沢さんの秘密を知ることができねぇな。
:08/12/06 08:55
:W52S
:8NgF0/p.
#46 [ゆー]
『ワカメ、先に花沢さんの秘密教えてよー』
『えー‥、教えた途端に‥お兄ちゃん寝そうだからやだぁー‥』
もう寝そうなてめぇに言われたくねぇよ。
ったく‥
:08/12/06 08:57
:W52S
:8NgF0/p.
#47 [ゆー]
『寝ないから早く教えて』
俺はニカッと笑いながらワカメの頭をなでた。
ワカメは妹とは言え、時々は俺を見て顔を赤くするときがあった。
案の定ワカメは赤くなりながら
『あのね、花沢てね‥』
おうおう。何だよ♪
俺は珍しくワクワクして聞いていた。
:08/12/06 09:00
:W52S
:8NgF0/p.
#48 [ゆー]
『花沢さんてね、いつも仲良くしているカオリちゃんを影でイジメてるんだってぇ!
ワザとスカート脱がせたりカオリちゃんの
‥なんだっけ?栗‥?
栗とかいうの食べちゃったのかなあ?‥らしいよ?』
マジでかよ!!!
つか小学生が何してんだよ!
つか‥花沢さん。
怖いよ‥(`□´)!
:08/12/06 09:06
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:8NgF0/p.
#49 [ゆー]
『お兄ちゃん、子守唄‥』
あー、そうだっけ‥
『ねーんねーん‥♪』
『‥ぐおぉー!』
‥俺が子守唄を歌い始めた途端にすっげぇイビキかいて寝やがった。
つかうるせぇよ!
:08/12/06 09:09
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:8NgF0/p.
#50 [ゆー]
俺は耳センを詰めて眠った。
とにかく明日は花沢さんのイジメとやらを目撃したい!
好奇心だけはアニメのままの俺だからね♪
くっくっく‥
:08/12/06 09:11
:W52S
:8NgF0/p.
#51 [ゆー]
‥朝になり、ワカメが俺を起こした。
『お兄ちゃん!もう朝だよ!早く起きなくちゃまた遅刻するよ!』
‥うぜぇな。てめぇのイビキのせいでちょっとしか眠れなかったんだよ、このオカメインコが。
俺はかまわず寝たふりをした。
:08/12/06 09:14
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