真実のカツオ
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#200 [あゆ]
書いてください

⏰:08/12/07 18:53 📱:N701iECO 🆔:VeANghQ2


#201 [我輩は匿名である]
頑張ってくださいイ~

⏰:08/12/07 18:55 📱:W61T 🆔:8kAcZtUc


#202 [ゆー]
ありがとゔ
ちゃんと完結させますんでご安心下さい。

⏰:08/12/07 18:57 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#203 [ゆー]
の‥のりすけおじさん‥


俺は笑いを堪えるのに必死だった。

なんで、のりすけ?

のりすけがAV男優‥?

ブハッ!

⏰:08/12/07 18:58 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#204 [ゆー]
俺はグロテスクな笑いと言うものを初めて知った瞬間だった。


俺はあまりに面白かったので、その番組を録画して風呂に入った。

‥さすがラブホテル。
風呂は、かなり綺麗だ。

⏰:08/12/07 19:00 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#205 [ゆー]
‥浴槽から浮かぶ湯気を見ていた。

俺が、あわびさんに言い損ねた湯気の話‥。

ま、言った所で笑われるだけだよな。

なんせ俺は‥まだ小学生だから。

何でこんなに胸が痛いんだろう

⏰:08/12/07 19:02 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#206 [ゆー]
のぼせたのかな?

心臓が締め付けられる‥


カツオは、自分が恋をしていることに、まだ気付いてないのだ。

⏰:08/12/07 19:06 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#207 [ゆー]
明日テストなので一旦休憩します。

少しお待ち下さい。

⏰:08/12/07 19:07 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#208 [我輩は匿名である]
テスト頑張ってツ

⏰:08/12/07 19:23 📱:W61T 🆔:8kAcZtUc


#209 [ゆー]
ちょっと更新x


何より辛かったあの言葉‥

あわびが言った
『カツオ君みたいな子どもに‥』
そんなに俺‥子どもなのか?

子どもが、あんたを守っちゃいけないのか‥?

⏰:08/12/07 21:41 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#210 [ゆー]
ヤベ‥マジでのぼせそう。

俺は湯船から勢い良く出た。

体を拭きながらベッドへ向かった。

録画していたAVを停めて、チャンネルを変えた。

⏰:08/12/07 21:49 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#211 [ゆー]
‥んだよ

エロいのばっかで気分わりぃ‥

‥当たり前か。
ここはラブホテルだ。

バイブやエロ本もかなり転がっている。

‥エグいぜ。

⏰:08/12/07 21:53 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#212 [ゆー]
眠ろうと思ったが、あわびの顔と、あの言葉ばかり浮かんで眠れない。

‥仕方がないので俺は録画していたAVを見ることにする。


俺も物好きだな。

⏰:08/12/07 21:56 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#213 [ゆー]
‥巻き戻し☆


‥ぶっ!

のりすけおじさん‥
おもしろすぎるよ(笑)

のりすけおじさんは同じ言葉しか言わないし腰のふりも俺が分かるほど、ぎこちない。

女も演技だとすぐに分かるほどだ。

⏰:08/12/07 22:01 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#214 [ゆー]
俺は早送りをした。


のりすけの後に太ったオヤジと女子高生らしい奴が出てきた。

こいつらも地元のやつなのか?

⏰:08/12/07 22:05 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#215 [ゆー]
そのオヤジは女子高生に電気マッサージを当てていた。

いわゆる電マだ。


俺のベッドの横にも全く同じ電マがある。

女子高生はオヤジに電マをあてられて喘ぎまくってる。

‥やはり吐き気がする。

⏰:08/12/07 22:07 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#216 [ゆー]
俺は電マを手に取り、スイッチを入れた。

ブィィィィィィ‥ン


カチッ‥


ブィィィィィィ‥ン


カチッ‥

スイッチを入れたり切ったりしてみた。

⏰:08/12/07 22:09 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#217 [ゆー]
すると、女子高生は
『イくうぅぅぅ!』


ガッシャアアァァン!!

AVの女子高生がイッたのと同時に、俺は電マを床に叩きつけて壊した。


‥バカバカしすぎて笑いが込み上げてくる。

まさに狂ってるよ、欲望なんて

⏰:08/12/07 22:12 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#218 [ゆー]
‥フン。

電マのオヤジは気持ち悪い顔で女子高生を楽しませてたようだが、俺には理解しがたい芸当だ。

何が楽しい‥?
何が嬉しい‥?

⏰:08/12/07 22:14 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#219 [ゆー]
俺はデッキから録画したビデオを取り出してカバンへつめた。

持ってきたおやつを食べながらベッドへと入った。


‥おやすみ、あわび。
明日また会おう。

⏰:08/12/07 22:17 📱:W52S 🆔:ADv4H.fE


#220 [M]
頑張ってください(´Д`)

⏰:08/12/07 22:19 📱:SH706i 🆔:☆☆☆


#221 [我輩は匿名である]
いつも応援してるョ

⏰:08/12/07 23:27 📱:W61T 🆔:8kAcZtUc


#222 [我輩は匿名である]
>>50-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250

⏰:08/12/08 01:07 📱:W53T 🆔:GyYY8bkk


#223 [あいみ]
>>1-50

⏰:08/12/08 09:39 📱:N905i 🆔:c0nVlpp6


#224 [ゆー]
皆さまありがとうございます

カツオの純粋な心を最後までご覧下さいx

⏰:08/12/08 10:49 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#225 [ゆー]
――――――
――――
――

朝になった。
寝起きの俺は思考回路がまだ働いてなかった。

‥えっと、何か忘れてる気がする。

⏰:08/12/08 10:51 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#226 [ゆー]
あ!?

俺は時計を見た瞬間に思い出した!

姉さんと朝から買い物行くんだった!!

やべぇ―‥

‥つか買い物ぐらい一人で行けよな

⏰:08/12/08 10:54 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#227 [ゆー]
とりあえず俺は急いで帰る支度をしてラブホテルを後にした。


タッタッタッタ‥

走りたくないが、一応焦りというものがあったので俺は姉さんの元へと急いだ。

⏰:08/12/08 10:56 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#228 [ゆー]
家に着くと、玄関で姉さんはスタンバイしていた。

『遅ーい!』


‥すんませんね。

誰かさんの旦那が浮気しているせいなので、そちらに怒り狂っていただきたいね。

⏰:08/12/08 11:00 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#229 [ゆー]
『玄関で30分も待ってたんだからねー!』

姉さんは頬をプクッと膨らまして上目で文句を言った。


‥全然可愛くねぇ。

⏰:08/12/08 11:01 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#230 [ゆー]
『早く行こうよ‥』

俺は玄関に荷物を置き、めんどくさそうに言った。

『アナタぁ!早く行くわよー』


‥は!?

アナタって‥

⏰:08/12/08 11:04 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#231 [ゆー]
『やあ!カツオ君、遅かったね』

マスオ兄さんがマフラーをまいて来た。


‥会いたかったぜ。
マスオ兄さんよぉ‥

でも‥

マスオがいるなら買い物二人で行きやがれ!!

⏰:08/12/08 11:06 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#232 [ゆー]
姉さんとマスオさんは行きましょっと手を繋いで行った。

‥俺は二人の後ろを歩いた。

『やっぱりサザエの手は綺麗だねー!最高の妻だよ』

嘘つけバカヤロウ。

『嬉しいわ!マスオさん♪』

信じるなバカヤロウ。

⏰:08/12/08 11:10 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#233 [ゆー]
こいつら見てたらイライラしてくるぜ‥


何かに誘われるように、ふと横を向いてみた。


‥俺は冷や汗が出た。

⏰:08/12/08 11:11 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#234 [ゆー]
‥あわびさん。


俺は、マスオさんと知人だと思われるのがイヤとかじゃなかった。

マスオさんと姉さんが二人でいるところを見られる方がイヤだった。

なぜかは分からないが‥

⏰:08/12/08 11:13 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#235 [ゆー]
しかし、幸運なことにあわびさんは気付いてないようで、そのままどこかへ行ってしまった。


‥早く夜になってくれ。

⏰:08/12/08 11:15 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#236 [ゆー]
姉さんとマスオさんは、何かを買ったみたいだ。

二人は俺の元へと来て、紙袋を渡してきた。

‥なんだこれ。

⏰:08/12/08 11:16 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#237 [ゆー]
『あんたマフラーどこかにやったんでしょ?最近つけてないじゃないの』

二人は俺にマフラーをプレゼントしてくれた。

それはコーヒーのように柔らかい色だった。

『‥ありがとう』

⏰:08/12/08 11:19 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#238 [ゆー]
‥複雑だ。

俺の嫌いなマスオさんが俺の為にマフラーを選んだ。


‥俺は、姉さんを裏切り、あわびさんを傷付けたこの人が嫌いなのに。

なぜ‥こんなに心が痛い?

⏰:08/12/08 11:20 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#239 [ゆー]
考えたくない。

考えたくない。

考えたくない。


‥俺は無我夢中にハシャイだ。
子どもらしく、皆が表しか知らない俺を演じて忘れようとした。

⏰:08/12/08 11:22 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#240 [ゆー]
―――――――
―――――
―――



‥疲れた。

⏰:08/12/08 11:23 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#241 [ゆー]
俺は、あの後 姉さん達に連れられてレストランへ行った。

俺の大好きなハンバーグを食べたのに‥

‥どんな味だったか覚えていない。

⏰:08/12/08 11:24 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#242 [ゆー]
その時、マスオ兄さんが

『あ!部長!!』

『磯野くんじゃないかぁ‥』


‥誰だ?このハゲ。
このハゲは偉い人なのかマスオはペコペコしている。

‥しょうもないね。

⏰:08/12/08 11:27 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#243 [ゆー]
しかし、見覚えのある顔だ。

‥どこにでもいそうなオヤジだからな。

それから、家に着くまでの記憶はない。

⏰:08/12/08 11:28 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#244 [ゆー]
夕ごはんを食べ終わえて、俺は中島の家に勉強に行くと嘘をつき、昨日の喫茶店へと向かった。


‥早く会いたい。

⏰:08/12/08 11:29 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#245 [ゆー]
あわびさんは既に喫茶店に着いていた。

俺は、あわびさんの席の前に座った。


『今日、デパートにいたね』

‥気付いてたんだ。

⏰:08/12/08 11:30 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#246 [ゆー]
また、胸が痛くなった。

『気付いてたんだ。マスオ兄さんは俺の義理の兄貴なんだよ』

『‥私を助けようと考えないでね』


‥なんでだよ

⏰:08/12/08 11:31 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#247 [ゆー]
『義理のお兄さんと気まずくなりたくないでしょ‥?それに、私は大丈夫だから』

‥目に涙溜めて言うセリフじゃねぇよ。

俺はあわびさんの手を引き、喫茶店を出た。

『―‥!離してよぉ‥』

‥絶対離さねぇよ。

⏰:08/12/08 11:33 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#248 [ゆー]
俺は近くの公園へと行った。
いつも中島たちと遊んでいる公園だ。

『‥もういいのよ、マスオさんは私を利用したいだけ‥私、脅されてたけど、少しは愛してくれてるのかと思ってた‥
でも‥今日思ったの、マスオさんからしたら私はただの人形にしかすぎないのよ!
雪のように消えたい!もうなくなってしまいたい!』

⏰:08/12/08 11:37 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#249 [ゆー]
『アンタが雪なら‥俺はコーヒーだったよな?』

あわびさんは泣きながら首をかしげた。

『俺がコーヒーなら‥俺はその湯気でアンタを包んでやるよ‥
溶かさないよ‥俺が‥
アンタが溶けるなら、俺も蒸発してやるよ‥』

‥やっと言えた。

⏰:08/12/08 11:40 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


#250 [ゆー]
『カツオ‥く‥ん』

俺は、あわびにキスをした。

‥初めてキスしたいと思った。

唇から伝わるその温かみは、幸福なんていう言葉では表せなかった。

⏰:08/12/08 11:42 📱:W52S 🆔:Q0zgyL.w


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