真実のカツオ
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#51 [ゆー]
‥朝になり、ワカメが俺を起こした。

『お兄ちゃん!もう朝だよ!早く起きなくちゃまた遅刻するよ!』
‥うぜぇな。てめぇのイビキのせいでちょっとしか眠れなかったんだよ、このオカメインコが。

俺はかまわず寝たふりをした。

⏰:08/12/06 09:14 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#52 [ゆー]
『カツオ!いい加減になさい!もう学校行く時間よ!!』

姉さんが起こしにきた。
黙れ淫乱‥。

二人がウザイので、とりあえず俺は
『うわあー!もうこんな時間だあ!
何で起こしてくれないんだよぉ!』

と、いかにも慌ててますという雰囲気を出しながら洗面所まで走った。

⏰:08/12/06 09:18 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#53 [ゆー]
ブォォー‥

洗面所まで行くと
『お父さん!早く行かないと会社が‥』

『待て!まだ乾いとらん!』

父さんが髪を乾かしている。
マスオさんは早く会社に行きたいのか、何だかせわしない。

‥つか父さん。
乾かす程の髪ねぇじゃんか。

⏰:08/12/06 09:21 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#54 [ゆー]
マスオ兄さんは、一瞬だけ俺を見て目をそらした。

あー‥昨日のアレを見られて気まずいのね?

どーでもいいよ。

『父さん、変わってよぉー』

俺は父さんの間に無理矢理入って顔を洗った。

⏰:08/12/06 09:24 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#55 [ゆー]
『なんじゃカツオ!まだ家におったのか!』ブォォー‥

ドライヤーを持ち、大きな声で叫んだ。

つか父さん達こそ、早く会社行かなきゃ給料減らねぇのか?

それでこづかい減ったらマジで殺す‥

⏰:08/12/06 09:27 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#56 [ゆー]
あぁ‥まどろっこしい。
そのてっぺんにある1本だけの髪を抜いてしまいたいね‥。

『うん、父さんこそ』
とだけ言って俺は台所へ向かう。
台所では母さんが食パンを焼いていた。

『カツオ!これ食べて早く行きなさい』

母さんは落ち着いてるなあ。
慌てて姿見たことねぇや。

‥よぉしN

⏰:08/12/06 09:31 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#57 [ゆー]
『昨日ダイエット方法のこと考えてたら眠れなかったの』

『おや?カツオがダイエット?』母さんはコロコロと笑い始めた。
『昨日ね、姉さんとマスオ兄さんが台所でダイエットしていかの』
母の顔が一瞬曇った。

『流し台に手をついて尻出して腰をぶつけあうダイエットらしいよ‥今度ボクにも教えてくれるって言ってたんだ』

それだけ言うと俺は走って家を出た。


『サぁーザぁーエぇエェぇ!』

家から母さんのすごい声が聞こえた。

あー恐い恐いっと。

母さんでも怒鳴るんだな。
フムフム‥

⏰:08/12/06 09:36 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#58 [ゆー]
俺は慌てることもなく歩いて学校へ行った。

確実に一時間目は間に合わないだろうね。

早く花沢さんに会いたいね‥

フフフ‥(笑)

⏰:08/12/06 09:38 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#59 [mInYa、ω・。`]
おもしろい\(^O^)/
頑張ってください´`
続ききになる(*´д`*)ハア

⏰:08/12/06 09:41 📱:P704imyu 🆔:Bna0yDVA


#60 [ゆー]
一 旦 休 憩

⏰:08/12/06 10:01 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#61 [ゆー]
ありがとう(^ω^)イ

頑張りますねx

⏰:08/12/06 10:01 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#62 [ゆー]
誤字がありますが、あまり気にしないで下さいね(∵`)ホ

申し訳ありません。

⏰:08/12/06 11:59 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#63 [ゆー]
やっと学校についた。

『磯野!遅いぢゃん!』

俺の肩をバシッと叩いて耳元で叫ぶバかなメガネ‥(@_@)

『おはよー、中島!寝坊しちゃったよぉ』

‥朝からテンション高いな、コイツ‥

⏰:08/12/06 12:06 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#64 [ゆー]
『また先生に呼び出しくらうぞー』

中島はクスクス笑いながらペン回しをしていた。

あー、今日も面倒な一日が始まるかと思うと吐き気がするわ。

『おはよう、磯野くん‥』

俺に朝の挨拶をするこの柔らかい声は誰だよ‥

ちょっとうっとりとして振り向くと‥

⏰:08/12/06 12:09 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#65 [ゆー]
『いーそーのーくん!』

迫力のあるデカイ顔に、今にもコンセントの刺さりそうな鼻‥

『うわあぁぁ!は、花沢さん!』

てめぇかよ!
期待して損したぜ!

おかげでイライラしてきた‥

俺も相当の短気だね‥

⏰:08/12/06 12:12 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#66 [ゆー]
でも俺の感情を見せる訳にはいかない。

『ねぇー!磯野くん!宿題やってきたあ?』

は?あんなもんやる意味がわかんねぇよ

『やってない!しまった!』

俺は大袈裟に手を頭にやり、首を振ってみた。

『またかよ磯野ぉ‥』

うるせぇメガネ‥

⏰:08/12/06 12:17 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#67 [ゆー]
『しょーがないわね!見せてあげる♪』

嬉しそうにノートを出す花沢さん‥

気持ちは嬉しいが、書くのは面倒だ。

‥そうだN

『花沢さん‥』

⏰:08/12/06 12:19 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#68 [ゆー]
ん?と不思議そうな顔で見る花沢さんと中島。

『耳貸して?』

花沢の頭をグッと抱え、小声で

『後でいいことしてあげるからさ‥
ボクの代わりに宿題してよ‥?』
そういうと花沢さんは鼻息を荒くして
『ブ、ブホ‥
磯野くん‥私、書くわ!』


‥ちょろいな、コイツ。

もちろんいいことなんかするつもりは、ない。

そもそもコイツの考えているいいことなんて、どうせろくなことないんだから‥

⏰:08/12/06 12:25 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#69 [ゆー]
『磯野‥花沢さんに何言ったんだい?』

中島が驚きながら言ってきた。

『あとで美味しい物あげるって言っただけだよ、花沢さんは食べ物に弱いから』

と笑いながら嘘をついた。
中島は、何だと笑っていた。


‥バカバカしいね、こりゃ。

⏰:08/12/06 12:28 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#70 [れぃか]
面白いもっと書いてぇ//

⏰:08/12/06 12:31 📱:P906i 🆔:Von1xa.U


#71 [ゆー]
その時、『磯野くん』と可愛いらしい声でカオリちゃんが俺を呼んだ。

花沢さんが少しカオリちゃんを睨んだが、俺がさっき言ったいいことのおかげか、あまり気にもとめない。

『磯野くん、先生が呼んでるわ』
俺は、そう?とだけ答えて職員室へと向かう。

先に言っておくが、俺は決してカオリちゃんが好きな訳じゃない。

可愛いとは思うが所詮はガキにしかすぎない。

⏰:08/12/06 12:33 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#72 [ゆー]
れいかさん、ありがとうイ

⏰:08/12/06 12:34 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#73 [ゆー]
ガララ‥と職員室の戸を開けた。

『磯野!また遅刻か!』

先生が俺に怒鳴った。

さすがに少しビビる。
怒られるのは嫌いだ。

『昨日、寝ないで看病していたもんで‥』

俺は嘘をついてこの場から逃げ出そうと考えた。

『誰か病気なのか?』

先生が少し心配そうに聞いてきた。

⏰:08/12/06 12:37 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#74 [ゆー]
『急に昨日の夜中、妹が熱を出して‥
母や姉は寝ていたのでボクしかいなくて‥』

そういうと先生は

『しかし今日、妹さんは学校に来ていたぞ?』

やべ‥先生疑ってる。

『ボクの看病のおかげかな?朝にはすっかり良くなったみたいで安心したよ』

そう言うと先生は
『そ、そうか‥あまり遅刻するなよ』

とだけ言って教室に帰してくれた。


‥やれやれ

⏰:08/12/06 12:42 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#75 [ゆー]
なんやかんや授業を終えて、俺は帰る準備をしていた。

『磯野!帰ろうよ!』

中島が言ってきた。

『悪い!先に帰ってて!ちょっと用事あるから』

中島はちぇーっとだけ言って帰ってった。

悪いね中島。
今からお楽しみが待ってんだよ。

帰っていく中島の背中にあかんべーをして、俺は花沢さんたちを探しにいった。

⏰:08/12/06 12:46 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#76 [ゆー]
花沢さんとカオリちゃんどこかなあ‥

と言うよりワカメの話は本当なのだろうか‥


ガタッ‥


ん?科学室から音が聞こえる。

まさか‥これが学校の七不思議というやつか!?

俺は恐い話や恐怖体験談が大好き!

好奇心で科学室のドアを開けて、暗幕にくるまって隠れた。

オバケめ!来るなら来いよ!

⏰:08/12/06 12:49 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#77 [ゆー]
『ほら、脱ぎなさいよ!』

『ねぇ‥もうやめてよ、こんなこと‥私、恐いよ!』

バシッ!!

『口答えするんじゃないわよ!』

うぉー‥

目の前で花沢さんがカオリちゃんに怒鳴りながらカオリの頬を叩いている。

痛そうだね‥

⏰:08/12/06 12:52 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#78 [ゆー]
『いい!?これは練習なのよ!
エッチの練習をして腕を磨き、磯野くんに喜んでもらうのよ!
約束したじゃない!』

花沢さんがカオリちゃんの服を脱がしながら言っている。


‥なんですと?

⏰:08/12/06 12:55 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#79 [ゆー]
『そんなことしなくても、小学生らしく告白すればいいじゃない!私、普通に磯野くんに告白したいわ!
‥‥ンァッ!あぁん!』

『声出しながらまともなこと言っても迫力ないわよ!カオリちゃん‥
いい?あんたも磯野くんが好きなら二人で磯野くんを襲って、私たちの虜にしちゃうのよ!
そうすれば、磯野くんは喜んでくれるわ‥』


‥なんという勘違いをしているんだコイツらは。

俺が小学生の体にときめく訳ないだろう‥。

せめてウキエぐらいの歳になってから言え。

⏰:08/12/06 12:59 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#80 [ゆー]
花沢さんはカオリちゃんの淫部にしゃぶりつきながら、またブホブホと鼻息を荒くしていた‥

カオリちゃんは泣いていたが、悲しくて泣いているのか、気持ちよくて泣いているのか‥。

‥仕方ねぇな‥


俺は暗幕から出て二人に近付いた。

⏰:08/12/06 13:02 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#81 [ゆー]
『い、磯野くん!』

花沢さんが俺を見つめて言ってきた。

『楽しそうだね‥』

フッと笑いながらカオリの頭を撫でてみた。

『磯野くん‥私‥ん!』

カオリが何か言いかけていたが、おかまいなしにカオリの淫部をなぞった。

⏰:08/12/06 13:06 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#82 [ゆー]
『い、磯野くん!私のも!』

バッとスカートをめくって花沢さんが言ってきた。

‥俺は花沢の淫部に指を入れた。

とりあえずAV通りにしてみるか‥

指を出したり入れたりすると二人はあっけなく絶頂した。

まだ性感体をまさぐったことがあまりないからか?

早くイキすぎだろ‥

それにしても‥

⏰:08/12/06 13:11 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#83 [ゆー]
               つまらん‥
                  

⏰:08/12/06 13:12 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#84 [ゆー]
たいして何もおもしろくない行為だな‥

カオリちゃんと花沢さんは、俺の名前を呼び、キスをしようと迫る‥


気持ちわりぃんだよ‥

⏰:08/12/06 13:19 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#85 [ゆー]
俺は二人を突き飛ばした。

『そんなことで俺は欲情しないよ?‥そんな二人は好きじゃない』

そう言って科学室から出た。

⏰:08/12/06 13:24 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#86 [ゆー]
           一 旦 休 憩
                       

⏰:08/12/06 13:25 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#87 [ゆぃな]

おもしろい....(笑)
カツオくん実ゎドSなんだね(笑)

⏰:08/12/06 14:37 📱:F904i 🆔:VC0WKkxo


#88 [ゆー]
ありがとうございます

カツオくんはSなのかな?笑

⏰:08/12/06 15:13 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#89 [ゆー]
冷たい廊下をトボトボと歩いていると

『磯野くん!』

カオリちゃんの声だ。

俺は振り向くことなく
『なに?』
とだけ答えた。


『どうして‥私に触ったの?‥』

‥つまらん質問だな。
なぜかって?
そりゃ興味もあったさ。

しかし、うまく言えないが、それだけじゃない。

きっと、俺は欲情してみたかったのかもしれない。

今までグロテスクな女ばかりだったから‥

姉さんも‥ウキエさんも‥

俺はそいつらの気持ちになってみたかったのかもしれない。

‥なれなかったけどな。

⏰:08/12/06 15:22 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#90 [ゆー]
『磯野くん‥答えて』


好きだからとでも言ってほしいのか?
お前だけじゃなく、花沢さんのにも触った俺に‥

『うーん、好奇心もあったんだよね‥でも、矛盾してるかもしれないけどボク二人のそんな姿‥
見たくないよ』


‥吐き気がするからね

⏰:08/12/06 15:25 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#91 [ゆー]
『ごめんなさい、磯野くん
私‥もうしないわ!
だから‥今まで通り友達でいて』

目に涙を溜めながらカオリちゃんは言った。

‥俺はカオリちゃんに
『あったりまえじゃないか!カオリちゃんは大切な友達だよ!』
と笑みを浮かべてピースをした。

カオリちゃんは、ありがとうと言って走って帰った。

‥カオリちゃん、花沢さん置き去りかい?笑

⏰:08/12/06 15:29 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#92 [ゆー]
花沢さんは、カオリの後を追いかけて走って行った。


‥さあて、俺も帰ろかな。

⏰:08/12/06 15:30 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#93 [ゆー]
外はかなり寒かった。
俺は、姉さんの編んだマフラーをして帰った。


すると、綺麗なお姉さんが涙を流していた。


‥今までにない感情が俺をくすぐった。

綺麗な涙だ‥

⏰:08/12/06 15:32 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#94 [ゆー]
俺はお姉さんに近付いた。

お姉さんは慌てて涙を拭き取っている。


『‥無理して涙拭きとんなよ』

お姉さんは、え?という顔で見てきた。

⏰:08/12/06 15:36 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#95 [ゆー]
『泣きたきゃ泣け‥そうしないと辛いのはアンタなんだよ‥』

俺は自分を作ることも忘れて、お姉さんの首に自分のマフラーを巻いた。

『‥それ、やるから‥』

お姉さんは一言もしゃべらず、ただただ泣いていた。

⏰:08/12/06 15:36 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#96 [ゆー]
俺は急に恥ずかくなってその場から逃げるように走って帰った。

何やってんだ俺は‥

知らないお姉さんにあんな臭いセリフ吐いて‥

俺らしくない‥

⏰:08/12/06 15:37 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#97 [ゆー]
そんなことを考えてると
『ご主人様ッ』

小さい声で、そっと呟く女が約1名‥


‥ウザイ

今はてめぇの面は見たくないんだよ

⏰:08/12/06 15:39 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#98 [ゆー]
俺は聞こえないふりをしてスルーしようとしたが

ガシッと腕をつかまれて、あっさりウキエの部屋へと連行された。

‥チッ

⏰:08/12/06 15:40 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#99 [ゆー]
俺は何も言わずウキエを睨んだ。

『そんな恐い顔しちゃイヤx』

『‥俺もお前の面見るのイヤx』
ウキエに俺は笑みを浮かべて言った。

『きゃあ!カツオちゃんが、笑ってくれたあ♪』

‥笑ったがお前の面見たくねぇと言ったのにどこに喜ぶ要素があるんだよ

⏰:08/12/06 15:44 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


#100 [ゆー]
ウキエは俺に顔を近づけた。

唇と唇が触れるんじゃないかって所で、俺は右ストレートを顔面にかました。

そろそろ気付いたかな?
そう‥俺はキスという行為が大嫌いだ。

⏰:08/12/06 15:46 📱:W52S 🆔:8NgF0/p.


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