人生の案内板
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#172 [幸]
『そうなんだ。』
小早川君はニコニコ笑っていた。
なんでそんなに笑うのだろう。
あなたの笑顔を見ると
心が癒される…
『かな〜』
あきの声だ。
:08/12/27 10:13 :W53H :nlA3ocY.
#173 [幸]
『あき…』
の後ろに男性もこっちに来た。
『つばさ!?』
『きい?きいじゃないか』
…え〜と、お二人さん
は知り合いなのかな?
:08/12/27 10:15 :W53H :nlA3ocY.
#174 [幸]
『鮎川、こいつ俺と同じ中学の
つばさ。』
小早川君が丁寧に教えてくれた。
『そして私と同じ高校』
あきも丁寧に教えてくれた。
なんか、凄い出会い方。
私は心の中で笑った。
:08/12/27 10:18 :W53H :nlA3ocY.
#175 [幸]
『なあ、4人でまわらない?』
つばさ君がそう言った。
賛成と、いうことになったので
4人でまわることになった。
歩いていると、あきの
顔が赤くなっている事
に気づいた。
:08/12/27 10:21 :W53H :nlA3ocY.
#176 [幸]
は〜ん。
なるほど……
『ねえ、ごめん!あき
私トイレ行きたくなったの。
一緒についてくれない?』
私はあきの前に立ち、
そう言った。
あきはいいよと言ってくれたので
小早川君たちは時計の
下で待っててくれた。
:08/12/27 10:24 :W53H :nlA3ocY.
#177 [幸]
私とあきの2人きり。
私はあきに問いただした。
『つばさ君のこと…』 『うん…』
やっぱり。
『かな、まさかそのために?』
:08/12/27 10:25 :W53H :nlA3ocY.
#178 [幸]
『えへ』
あきの顔がみるみる赤く
なった。
かわいいやつ。
私たちは小早川君たち
の所へ戻り、
再び歩き始めた。
:08/12/27 10:27 :W53H :nlA3ocY.
#179 [幸]
……
どのタイミングで上手く
2人きりにさせるか…
私は結構悩んでた。
すると、突然右手を引っ張られた。
『あれ?かな?』
『きいもいねーし』
:08/12/27 10:30 :W53H :nlA3ocY.
#180 [幸]
2人の声が遠く聞こえた。
一方、私はまだ引っ張られていた
人ごみをさけ、誰もいない道に出た。
『鮎川…』
小早川君!?
:08/12/27 10:32 :W53H :nlA3ocY.
#181 [幸]
小早川君、ナイスだよ。
そう思った。
『悪いな、突然こんなことして。』
『ううん…』
暫く沈黙が続いた。
:08/12/27 10:34 :W53H :nlA3ocY.
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