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#513 [あすか]
がんばってください

この小説大好きです!

⏰:09/01/30 18:22 📱:P703i 🆔:iv0qlvd.


#514 [幸]
>>513
ありがとうございます


かなり励みになります~

⏰:09/01/30 20:13 📱:W53H 🆔:Pzd97v82


#515 [幸]
>>512から


そう呟いた時、見覚え
のある人差し指が現れた。


‘どうした?’


顔をあげてみる。


かける……なんで?

⏰:09/01/30 20:16 📱:W53H 🆔:Pzd97v82


#516 [幸]
『うっ……かける兄…』

1人の男がそう呟いた。


かける…兄!?

…兄!?


『かっ…風見先輩っっ』

他の人たちもみな、言葉を失った。

⏰:09/01/30 20:19 📱:W53H 🆔:Pzd97v82


#517 [幸]
『知り合いなの?』


私は手話で聞いてみる。しかしかけるは黙っていた。




『姉ちゃん!!通訳してくれ。』

チンピラの1人がこう頼んだ。
私は黙ってうなずいた。

⏰:09/01/30 20:22 📱:W53H 🆔:Pzd97v82


#518 [幸]
かけるはチンピラたちを
見ながら手話を始めた。


『‘もうお前らと話すことはない。
早く俺の前から消えろ。’と…。』


『かける兄!!
俺ら…あんたに謝りたくて…』


私は一生懸命通訳をする。

⏰:09/01/30 20:27 📱:W53H 🆔:Pzd97v82


#519 [幸]
『‘嫌、あの時は俺の
方が悪かった。
すまなかった…。
だから早く俺の前から
消えろ。

さもないと、俺の体が
耳がてめえらを許さない。’と…。』




『すみませんでした!!』

と、チンピラは大きな声をあげながら
消えて行った。

⏰:09/01/30 20:30 📱:W53H 🆔:Pzd97v82


#520 [幸]
かけるはゆっくり歩き始めた。


『かけるっ!!』



私は必死にかけるの腕を
掴もうとした。

しかし、かけるはくるっと振り返った。



そして手話をし始めた。

⏰:09/01/30 20:33 📱:W53H 🆔:Pzd97v82


#521 [幸]
‘さっきはごめん…
八つ当たりしてた。

やっぱ羨ましかった。
かなさんが。’



『ううん…私の方こそ
ごめん…。
かけるさんの気持ち
わからなくて。』



その時あの匂いがした。
柔らかい、私の大好きな匂いが…。

⏰:09/01/30 20:37 📱:W53H 🆔:Pzd97v82


#522 [幸]
文化祭も終わり、
かけると一緒にレストランへ向かった。



私はそこで勉強をし、
かけるはピアノを弾いていた。



じじさんが私の方に来て
『今日は何かあったの?』

と聞いてきた。

⏰:09/01/30 20:39 📱:W53H 🆔:Pzd97v82


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