人生の案内板
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#585 [幸]
私は100円を投げようとしたが、
それを見たかけるに止められた。
‘100円も?’
『え…駄目?』
‘別にいいけど。’
私は100円を投げ
手を2回叩いて祈った
:09/02/06 00:13
:W53H
:Li7Rh2v.
#586 [幸]
私たちは神社の周りを
散歩した。
そしてかけるに
‘手話上手くなったね’
と、誉められた。
『勉強したもん!!』
私は鼻を高くして言った。
『ねえ、なんでさっきは100円投げようとしたら、止めたの?』
ついでたからそう聞いた
:09/02/06 00:17
:W53H
:Li7Rh2v.
#587 [幸]
‘いや…俺は神様とか
信じないから…かな?
金やればいいことするのかよ
って思って、
神様は賄賂してんのかよ
って感じてたからさぁ。’
かけるはちょっと照れくさそうに話した。
私は思わず笑ってしまった。
:09/02/06 00:19
:W53H
:Li7Rh2v.
#588 [幸]
『あはっ!賄賂って…』
‘だってそうじゃん?’
『でも、そのわりには
真剣に祈ってたじゃん?
手もあんなに大きく叩いて。』
‘じゃあ、神様ってどこにいると思う?’
突然の質問に私は口止まってしまった。
:09/02/06 00:23
:W53H
:Li7Rh2v.
#589 [幸]
『ん〜天の上…?』
‘神社の中の神様は
後ろを向いてるんだ。
しかも戸も閉まってる。
だから人と同じような
音の大きさで叩いても
神様だって気づかないだろ?
だから人よりも目立つことをして
神様にわからせてあげなきゃ’
『へぇ〜』
知らなかった…
:09/02/06 00:27
:W53H
:Li7Rh2v.
#590 [幸]
『なんでそんなに詳しいの?』
‘一応大学生だからね。
文学部に入れば教えて貰えるよ。’
やはり、大学はそんな
細かい所も勉強して
凄いと感じた。
:09/02/06 00:29
:W53H
:Li7Rh2v.
#591 [幸]
『ん…?
てことは、やっぱりかけるだって
神様信じてるの?』
‘信じてねーよ。
俺から誘ったんだから
祈らなきゃじゃん!?’
『じゃあ神社に行こう
なんて誘わなきゃよかったじゃん?』
するとかけるは、
私の肩を両手で掴み…
:09/02/06 00:33
:W53H
:Li7Rh2v.
#592 [幸]
‘そんなの、お前と会うための
口実だよ’
と話した。
ドキッと大きく心臓が動いた。
私の手話の読みとり方
間違ってないよね?
そう自分に説いきかせながら
真剣な目のかけるを見続けた。
:09/02/06 00:35
:W53H
:Li7Rh2v.
#593 [幸]
‘かな…’
かけるはおそらく
指文字で手話をしたのか、
私には分からなかった。
ただかけるの後ろから
自転車のベルが鳴っていた。
:09/02/06 00:38
:W53H
:Li7Rh2v.
#594 [幸]
私はとっさに
『危ない!』
と言い、かけるの二の腕を取り
精一杯の力で私の方に
引っ張った。
なんとか自転車と
ぶつからずにすんだが、
私とかけるとの距離が短くなった。
:09/02/06 00:41
:W53H
:Li7Rh2v.
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