人生の案内板
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#169 [幸]
誰……?
『はい、これで400円だろ。』
そう言って100円をくれた。
『小早川君!?』
大声で叫んでしまった。
:08/12/27 10:08 :W53H :nlA3ocY.
#170 [幸]
『おう、何?鮎川1人?』
小早川君の格好は上は
ワイシャツ、下は黒の
スーツっぽいズボンを
はいていた。
シンプルな格好がとても
似合っていた。
…かっこいい……
:08/12/27 10:10 :W53H :nlA3ocY.
#171 [幸]
『鮎川?』
はっ!!
いけない、また…
いや、今度は見とれてただけ!!
『地元の友達と…』
私は目を反らし、そう言った。
:08/12/27 10:12 :W53H :nlA3ocY.
#172 [幸]
『そうなんだ。』
小早川君はニコニコ笑っていた。
なんでそんなに笑うのだろう。
あなたの笑顔を見ると
心が癒される…
『かな〜』
あきの声だ。
:08/12/27 10:13 :W53H :nlA3ocY.
#173 [幸]
『あき…』
の後ろに男性もこっちに来た。
『つばさ!?』
『きい?きいじゃないか』
…え〜と、お二人さん
は知り合いなのかな?
:08/12/27 10:15 :W53H :nlA3ocY.
#174 [幸]
『鮎川、こいつ俺と同じ中学の
つばさ。』
小早川君が丁寧に教えてくれた。
『そして私と同じ高校』
あきも丁寧に教えてくれた。
なんか、凄い出会い方。
私は心の中で笑った。
:08/12/27 10:18 :W53H :nlA3ocY.
#175 [幸]
『なあ、4人でまわらない?』
つばさ君がそう言った。
賛成と、いうことになったので
4人でまわることになった。
歩いていると、あきの
顔が赤くなっている事
に気づいた。
:08/12/27 10:21 :W53H :nlA3ocY.
#176 [幸]
は〜ん。
なるほど……
『ねえ、ごめん!あき
私トイレ行きたくなったの。
一緒についてくれない?』
私はあきの前に立ち、
そう言った。
あきはいいよと言ってくれたので
小早川君たちは時計の
下で待っててくれた。
:08/12/27 10:24 :W53H :nlA3ocY.
#177 [幸]
私とあきの2人きり。
私はあきに問いただした。
『つばさ君のこと…』 『うん…』
やっぱり。
『かな、まさかそのために?』
:08/12/27 10:25 :W53H :nlA3ocY.
#178 [幸]
『えへ』
あきの顔がみるみる赤く
なった。
かわいいやつ。
私たちは小早川君たち
の所へ戻り、
再び歩き始めた。
:08/12/27 10:27 :W53H :nlA3ocY.
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