人生の案内板
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#464 [幸]
『かけるがどうかしたの?』
『…メールが来ないんです。』
私はじじさんに話すと
じじさんは腹を抱えて笑っていた。
そんなに笑うことかな?
『んでここに来たと。
でもかなさん、今日は
かける、バイトじゃないんだよ。』
:09/01/29 11:01 :W53H :WAe8sHqk
#465 [幸]
『そうですか…』
私は失礼しましたと言い
レストランをでた。
レストランを出て、
暫く歩いて気づいた。
ご飯食べるんだった…と。
:09/01/29 11:03 :W53H :WAe8sHqk
#466 [幸]
『鮎川!!』
振り向くと、小早川君がいた。
『小早川君…。』
『鮎川!!
国語教えて!!』
私は正直、小早川君と
勉強をしたくなかった。
:09/01/29 11:07 :W53H :WAe8sHqk
#467 [幸]
『なっなんで?』
『俺、今日返ってきた模試
悪くて……。
だからお願い!!』
家に帰ってもかけるから
メール来ないし、
別にいいか。
そう思い、小早川君の頼みを承諾し、
小早川君の後を歩いた。
:09/01/29 11:13 :W53H :WAe8sHqk
#468 [幸]
私は今まで1人で家に
いたことがない。
1人になると、勉強も
スムーズにできないからだ。
1人になると、必ず図書館などで勉強をする。
でもかけると知り合って、
家でも勉強をできるようになった。
勉強すれば、かけるからメールが来るからだ。
なんて単純な理由…。
:09/01/29 11:16 :W53H :WAe8sHqk
#469 [幸]
『鮎川…?』
小早川君がいつもより
低い声で私の名前を呼んだ。
『なあに?』
『図書館、この時間帯
開いてないから
俺んち、来ないか?』
『…いい……。』
:09/01/29 11:19 :W53H :WAe8sHqk
#470 [幸]
なんか…嫌だった…。
『頼むよ…。
俺、国語さえよければ
いいんだよ…。
鮎川っ!!手伝ってくれよ。』
小早川君はだんだんと
大きい声をあげ、
私の肩に手をかけた。
『T大に行きてぇんだよ!!』
小早川君が大声で叫んだ。
:09/01/29 11:24 :W53H :WAe8sHqk
#471 [幸]
『わかったよ…。』
『鮎川っ!!ありがと!』
承諾しちゃった…。
大丈夫だよね…
小早川君は勉強のことしか
頭にないよね……?
私はそう言い聞かせながら
小早川君の家へ向かった。
:09/01/29 11:26 :W53H :WAe8sHqk
#472 [幸]
『大きい…。』
小早川君の家に到着。
にしても、大きい…。
『俺の部屋。』
そう小早川君に誘導され入った。
参考書でいっぱいの部屋だった。
:09/01/29 11:29 :W53H :WAe8sHqk
#473 [幸]
『模試の見直しやろう!』
小早川君はそう言って
準備をし始めた。
…私、なに勘違いしてたんだ…
ちょ―恥ずかしい…。
そう思いながら私も
準備を始めた。
:09/01/29 11:31 :W53H :WAe8sHqk
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