双子の秘密
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#295 [ゆーちん]
「覚えててね。このマンション、学校から案外近いから放課後来やすいだろうし。」
先生は鍵を開け、中に入った。
先生独特の匂いが部屋から溢れ出る。
「…えっ!」
「え?」
「来ていいの?」
「うん、いいよ。何、嫌?」
:08/12/10 18:39 :SH901iC :0Xqg4XG.
#296 [ゆーちん]
思い切り首を横に振ると、先生は笑った。
「バカ丸だしだから、早く入りな。鍵も閉めといて。」
玄関に入り、ドアを閉め、鍵をかけた。
サンダルを脱いで部屋に入ると、立派な部屋が待っていた。
「物、少なっ!」
「…斗美さぁ。もっと可愛いげのある反応出来ないの?」
:08/12/10 18:45 :SH901iC :0Xqg4XG.
#297 [ゆーちん]
「だって本当に少ないんだもん。」
鞄をソファーの上に置き、部屋の中を探検した。
「綺麗〜とか、シンプル〜とかさ。」
「あっ!先生、これ何?」
話も聞かずに部屋中の珍しい物を嗅ぎ回った。
:08/12/10 18:45 :SH901iC :0Xqg4XG.
#298 [ゆーちん]
「斗美。」
「ん?」
「バカだしガキだし、欠点だらけだね。」
ソファーにもたれながら煙草を吸う先生は笑ってた。
「はぁ?先生だってバカだよ。」
先生の隣に座り、ほっぺを摘んでやった。
「…痛い。」
「痛くしてるもん。」
「ハハッ。」
:08/12/10 18:50 :SH901iC :0Xqg4XG.
#299 [ゆーちん]
この笑顔が胸をキュッとさせるの。
「早く吸い終わって。」
「何で?」
「いいから。」
先生は最後に大きく吸い込んでから、煙草を灰皿で消した。
空に白い煙が浮かぶ。
「あ、わかった。」
:08/12/10 18:50 :SH901iC :0Xqg4XG.
#300 [ゆーちん]
「何?」
「早く吸い終わらないとキスできないからだ。」
「…バレた。」
煙草を吸いたてのキスは、苦い。
舌が入って来るたび苦みが口の中に広がる。
だけどその苦みさえも嬉しく思えてしまう。
:08/12/10 18:55 :SH901iC :0Xqg4XG.
#301 [ゆーちん]
「…ベットがいい。」
「厚かましい〜。」
「もう!」
「アハハ。おいで。」
ブレーキが効く内に、私たちは寝室に移動した。
勢いよくベットに倒れ込み、苦いキスをする。
我慢していた欲は、一気に溢れ出す。
:08/12/10 18:56 :SH901iC :0Xqg4XG.
#302 [ゆーちん]
先生の手つきは慣れた物だった。
服を脱がすのも上手ければ、私を感じさすのだって上手い。
「アッ…ンンッ…」
「ここ、気持ち良いんでしょ?」
「…ン…ヤバイ…」
「バカ、ガキ、エロの三拍子ですか?」
:08/12/10 18:57 :SH901iC :0Xqg4XG.
#303 [ゆーちん]
「それは…先生も…ッ…じゃんか。」
「お揃いだ。」
「ヤァァッ…」
充分過ぎるぐらいに濡らされたアソコに、先生は簡単に入って来た。
「ちょっ…久しぶりで、まじ…ヤバイわ。」
「え?」
「斗美、気持ち良すぎ。」
「…そりゃどーも。」
:08/12/10 18:57 :SH901iC :0Xqg4XG.
#304 [ゆーちん]
客なんかより、今までの彼氏なんかより、先生に気持ち良いと言われるのが嬉しかった。
暗闇に浮かび上がる先生の顔が、見た事のない表情で、また私の心臓がうるさかった。
「アッ、アッ、ンンッ…」
「こりゃ学校でヤんなくて正解だ。」
「ンンッ…」
「やらしい声、出過ぎ。」
:08/12/10 18:58 :SH901iC :0Xqg4XG.
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