双子の秘密
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#391 [ゆーちん]
こんな幸せでいいのかな。


援交、辞めないと。


ずっと欲しかったのはお金じゃないよ。


私はここにある【愛】が欲しかったんだ。


ママにあまり貰えなかった【愛。】


私は愛に飢えてたんだ。

⏰:08/12/10 21:16 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


#392 [ゆーちん]
たっぷり体を温めてお風呂から出た後は、すぐに二人でベットに直行。


クーラーの効いた部屋で寄り添いながら目を閉じる。


「はーい、よしよし。」


こうやって私を包み込み、頭を撫でる先生。


私を子供扱いするところも好き。

⏰:08/12/10 21:19 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


#393 [ゆーちん]
この匂いも体温も声も顔も何もかも、もう私には必要不可欠なものになっている。


ふんだんに甘えながら先生の腕の中で眠った。


彼氏とSEXしないで眠る夜なんてあるんだ。


初めての事だもん。


ビックリだけど、何か嬉しい。


幸せな夢が見れそうだ。

⏰:08/12/10 21:19 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


#394 [ゆーちん]
翌朝はいつもの時間に目が覚めた。


クーラーが切れた部屋は少しムッとしていた。


「暑っ。」


隣には先生。


汗もかかずに涼しそうな顔をして眠っている。


今日はデート。

⏰:08/12/10 21:21 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


#395 [ゆーちん]
どこに行くのか、何時に行くのか、そんなの知らない。


二人でいれたら私はそれでいい。


再び目を閉じ、意識を手放した。


二度寝って何でこんな気持ち良いのだろう。


ちょうど1時間に煙草の匂いで目が覚めるまで、何だかとても幸せな夢を見ていた気がする。

⏰:08/12/10 21:22 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


#396 [ゆーちん]
「…くさい。」


ベットの端に座り、煙草を吸う先生は私の声に慌てて灰皿で火を消した。


「おはよう。」


朝っぱらから満点の笑顔。


「おはよ。」

「目覚めのキスいる?」

「いらない。」

「何で。」

⏰:08/12/10 21:22 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


#397 [ゆーちん]
「煙草の後のキス、苦いもん。」

「その苦みも実は好きなくせに…。」


先生のキスは優しく降って来た。


そうだよ。


この苦いキスが先生らしくって、すごく好き。


朝から胸がドキドキ動く。

⏰:08/12/10 21:23 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


#398 [ゆーちん]
唇を離し、先生は私の隣に寝転んだ。


「休みの朝は清々しいねー。」

「今日どこ連れってくれんの?」

「ラブホ巡りしよ‥」

「却下。」


先生の言葉を遮ると『ケチ。』と小さな声が聞こえた。


まだ目が覚め切らない。

⏰:08/12/10 21:24 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


#399 [ゆーちん]
目をしょぼしょぼさせながらベットの上でゴロゴロするのって、むちゃくちゃ心地いいんだよね。


「斗美のコテで髪の毛にウェーブつけて、ダテ眼鏡つけて、服装もちょっと普段と違う感じにして、帽子被れば完璧だね。」

「ん?変装するの?」

「そ。変装しないとデート出来ないもん。」

⏰:08/12/10 21:25 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


#400 [ゆーちん]
「生徒でごめんなさーい。」

「お詫びの印に今すぐ10万円ちょうだーい。」

「…ベランダから突き落とすよ?」

「ウハッ!マジでされそうだから怖いっつーの。」


ゴロゴロタイム終了。


起き上がり、デートに向けての準備を始めた。

⏰:08/12/10 21:26 📱:SH901iC 🆔:0Xqg4XG.


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