双子の秘密
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#535 [ゆーちん]
だけど先生にバレる訳にはいかない。
「私にどうして欲しいの。」
「こうして欲しいんだよ。」
そう言った淀江さんに、押し倒された。
先生の家よりフカフカのソファーが憎い。
「やだ!」
:08/12/11 12:46 :SH901iC :uyR.lwfs
#536 [ゆーちん]
「君は抜け出せないんだよ。SEXのプロだ。いつかはそういう道に進めばいいと僕は計画を立てている。」
「は?計画?私を風俗にでも売るつもり?」
「そうだ。君は人気者になれるよ。」
誰だ、こいつ。
私が知ってる淀江さんじゃない。
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#537 [ゆーちん]
私の知ってる淀江さんは、いつも私に優しいんだ。
信用できる人だったの。
こんなふざけた事をする人じゃない。
「信じてたのに…淀江さんの事。」
「信じてた?僕を?」
スカートから伸びている私の足を撫でる淀江さんの手は乱暴だった。
:08/12/11 12:48 :SH901iC :uyR.lwfs
#538 [ゆーちん]
「誰よりも私に優しかったし、私に援交を教えてくれたから。」
「フフッ。たかが男が喜ぶSEXと金の稼ぎ方を教えただけで信用?」
「私に良くしてくれた。プレゼントもくれた。」
右手は足を、左手は胸を、楽しそうに散歩していた。
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#539 [ゆーちん]
「そんなの、君に好かれたいからに決まってるじゃんか。困ったな。好意じゃなくて信頼を得てしまったよ。」
淀江さんが笑うと、部下の3人も笑った。
「好意?」
「好かれると、油断してくれるじゃないか。」
「意味わかんない。何の油断?私をSEXのプロにさせて、風俗に売るつもりだった?まさかね。」
:08/12/11 12:50 :SH901iC :uyR.lwfs
#540 [ゆーちん]
「何だ、わかってるじゃないか。だったら文句言わずに、風俗かポルノ女優にでもなれるようにこれからも頑張りなさい。」
怒り、憎しみ、後悔。
全てが混ざって、吐きそうなくらい複雑な気分になった。
:08/12/11 12:50 :SH901iC :uyR.lwfs
#541 [ゆーちん]
最初から、私を商品としてしか見ていなかったって事か。
バカみたい。
淀江さんに騙されて、私は勝手に舞い上がっちゃってて…本当バカだよ、私。
先生の言う通り。
私はバカだ。
「泣いても無駄だ。君はこれからも援交をしてスキルアップするんだ。辞めるなんて許さない。」
:08/12/11 12:51 :SH901iC :uyR.lwfs
#542 [ゆーちん]
私、何か淀江さんと契約でもした?
してないよね?
だから私にそんな事を命令する権利なんて淀江さんにはない。
「こんな事バレると捕まるのは淀江さんだよ。もう辞めて…」
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#543 [ゆーちん]
抵抗する体力がどんどん弱くなる。
「だから言ってるじゃん。彼氏にバレるよ、って。」
やだ。
先生にバレるわけにいかない。
だからって援交続けるわけにもいかない。
どうすればいい。
「自業自得だ、私。」
泣きながら目を閉じた。
何も見たくない。
:08/12/11 12:53 :SH901iC :uyR.lwfs
#544 [ゆーちん]
「嫌がってるわりに、体は素直だ。」
淀江さんのその言葉に、また涙した。
私、最低。
この体は先生にしか反応しちゃいけないんだよ。
なのに、何なの。
この有様は。
SEX独特の快楽に顔を歪める私を殴り殺してやりたいとまで思った。
:08/12/11 12:53 :SH901iC :uyR.lwfs
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