双子の秘密
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#590 [ゆーちん]
〔斗羽〕
冬が来た。
ラブホテルで園田さんとSEXをした。
「斗羽ちゃんって日に日にエッチになってくよね。」
「誰のせいですか?」
「アハハッ。俺?」
「そうですよ?」
そんな事を言って、園田さんと楽しい時間を過ごした。
だけどSEXは気持ち良くなんかなかった。
:08/12/11 13:35 :SH901iC :uyR.lwfs
#591 [ゆーちん]
翌日、太一くんとSEXをした。
「アッ…ンンッ…」
「斗羽…ちゃ…」
二股の何が悪いの。
不倫や浮気の何がいけない?
好きになったんだから仕方ないじゃない。
「たい…ち…アァッ…ンン、ンッ…」
:08/12/11 13:35 :SH901iC :uyR.lwfs
#592 [ゆーちん]
初めてSEXが気持ち良いものだって知った。
太一くんは初めて私をイかせてくれた。
これが本当のSEXなんだと思った。
園田さんより、太一くんに会う事が増える。
太一くんとのSEXも増える。
どんどんと大胆に体を重ね合わせていた。
:08/12/11 13:36 :SH901iC :uyR.lwfs
#593 [ゆーちん]
冬休みが近付く12月は、人肌が心地よかった。
何度だってキスをしたい。
何度だって抱きしめられたい。
何度だってSEXしたい。
私は完全に狂い始めていた。
恵と別れない太一くんにももう悲しんだりしない。
私は2番目なんだから。
:08/12/11 13:37 :SH901iC :uyR.lwfs
#594 [ゆーちん]
「明日から冬休みだっけ?」
ママは私と斗美に問い掛けた。
「そうだよ。」
斗美が答えた。
不思議。
今まで、ママの質問には私が必ず答えていたのに。
斗美が答える事なんかほとんどなかった。
:08/12/11 13:38 :SH901iC :uyR.lwfs
#595 [ゆーちん]
最近、斗美に近づきたいという意識はめっきり消え、私から離れて行ってるような気がする。
斗美とあまり関わらない内に、姉はまた綺麗になっていた。
雰囲気もどこか落ち着いている。
少し前まではピリピリと機嫌が悪い事が多くて、よく気を使ったっけ。
:08/12/11 13:38 :SH901iC :uyR.lwfs
#596 [ゆーちん]
「しあさって、クリスマスイヴじゃない?二人共どうするの?」
そうだ。
明日は12月22日。
しあさっては12月24日。
どうしようかな…。
「私は彼氏んち行くよ。」
ママの質問に、斗美は迷い1つ見せずに答えた。
斗美、彼氏いるんだ。
:08/12/11 13:39 :SH901iC :uyR.lwfs
#597 [ゆーちん]
前に言ってたよね。
私の彼氏は体目的だけで付き合ってる、って。
今の彼氏もそうなのかな?
あの時、斗美の言ってる意味なんかわからなかった。
だけど今なら、今の私なら、理解できるかもしれない。
:08/12/11 13:40 :SH901iC :uyR.lwfs
#598 [ゆーちん]
園田さんも太一くんも、結局は私のこと体目的なのかもしれないよ。
「斗羽は?」
「まだ未定。」
園田さんはきっと仕事。
太一くんも恵と過ごすんだろうな。
クリスマスイヴなんか、いらないや。
「じゃあママと2人でパーティーでもする?」
「パパは?」
:08/12/11 13:42 :SH901iC :uyR.lwfs
#599 [ゆーちん]
「どうせ帰って来るの遅いんだもん。」
「ママとパーティーかぁ。考えとくよ。」
部屋に戻って、さっそく考えた。
友達と過ごそうか。
今から誘うのも面倒だしな。
やっぱりママと過ごそうか。
いや、でも…
:08/12/11 13:43 :SH901iC :uyR.lwfs
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