双子の秘密
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#205 [ゆーちん]
しばらく喘ぎ声を適当に出していると、客の様子が変わった。
「あぁ…」
「ンンッ!気持ち…いよ…もう…ダメ…」
「僕も…ハァッ…ダメ…」
「私…もう…イッちゃ…う!アァアァッ!」
「…アァッ!」
はい、3万円。
:08/12/09 09:20 :SH901iC :8SSDAWso
#206 [ゆーちん]
「ハァハァ…最高だった。一緒にイけて良かったよ。」
私さ、援交だと絶対にイけないんだよね。
まさかちょっと声で演技しただけなのに、イッたなんて勘違いされるなんてね。
将来、女優にでもなろうかなー…なんちゃって。
:08/12/09 09:20 :SH901iC :8SSDAWso
#207 [ゆーちん]
しばらくベットで休んでいると、客はシャワーに向かった。
汗を流さないと、奥さんに無駄遣いがバレるもんね。
私は携帯を触りながら、裸のままベットの上で休憩。
シャワー室から出て来ると、来た時と同じような服装に戻っている。
:08/12/09 09:21 :SH901iC :8SSDAWso
#208 [ゆーちん]
「それじゃあまた連絡するね。」
「はーい!またね。」
裸で見送りしてから私もシャワー。
化粧を治してラブホテルとバイバイ。
今日もバイトお疲れ様って言うかのように、財布が私に微笑みかけていた。
:08/12/09 09:21 :SH901iC :8SSDAWso
#209 [ゆーちん]
〔斗羽〕
「あ、斗美。」
バイトから帰ると、ちょうど玄関で斗美に会った。
「何、デートしてたの?」
笑顔も見せずに私に視線を送る姉。
「違うよ。バイト。」
「ふーん。お疲れ。」
:08/12/09 12:55 :SH901iC :8SSDAWso
#210 [ゆーちん]
「斗美こそデートだったの?」
「違う。バイト。」
「え!斗美、バイトしてたの?」
「まぁね。たまに頼まれた時だけ。」
リビングには寄らず、そのまま二階の部屋に駆け上がって行った斗美。
私はリビングに入った。
:08/12/09 12:56 :SH901iC :8SSDAWso
#211 [ゆーちん]
「ただいま。」
「おかえり。斗美も一緒だったの?」
「うん。でももう二階行ったみたい。」
「そう。晩ご飯いらないのかな?」
「わかんない。聞いて来ようか?」
「いいわ。欲しかったら降りて来るでしょ。斗羽はご飯食べるでしょ?」
「うん。」
:08/12/09 12:56 :SH901iC :8SSDAWso
#212 [ゆーちん]
ママに、私が不倫してるだなんて言ったら何て言うだろう。
きっと泣くよね。
悲しむよね…。
でもね、もう決めたんだ。
辛いの承知で、園田さんと一緒にいるって決めた。
都合よく遊ばれてもいい。
親不孝な娘でごめん。
:08/12/09 12:58 :SH901iC :8SSDAWso
#213 [ゆーちん]
ご飯とお風呂を済ませ、部屋に戻る途中、斗美に出会った。
「お風呂開いたよ。」
「ん。」
斗美は私に目も合わさないで通り過ぎて行く。
「斗美!」
めんどくさそうに足を止めて、不思議な顔でやっと私の目を見てくれた。
:08/12/09 12:58 :SH901iC :8SSDAWso
#214 [ゆーちん]
「何?」
「…あのさ、聞きたい事があるんだけど。」
「うん。」
「三角関係な恋愛ってした事ある?」
「…は?三角関係?」
斗美は顔をしかめた。
「うん。AとBが付き合ってるのにBはCとも付き合ってる…みたいな。」
:08/12/09 12:59 :SH901iC :8SSDAWso
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