冷たい彼女
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#13 [ゆーちん]
島を出て行く転校生は何人かいたけど、島に来た転校生は初めて。


女って聞いてテンション上がった。


教室に入って来た時、かなりの美人でさらにテンション上がった。


で、凜ちゃんがこの中学校に来て2日目の今日。


凜ちゃんは僕の彼女になりました。

⏰:08/12/11 16:01 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


#14 [ゆーちん]
「凜ちゃーん。そんな理由で俺と付き合うの〜?」

「他に何か理由いる?」


こうだもんなぁ…。


すっげぇ冷たい。


俺を好きじゃないのに付き合ってくれるんですか?


いや、嬉しいんですけど…理由が理由なだけでちょっと悲しい。

⏰:08/12/11 16:02 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


#15 [ゆーちん]
まぁ俺もただ凜ちゃんが美人だから思い切って告白しただけで、中身を好きになった訳じゃない。


おあいこ様かな?


「凜ちゃんと交流を深める為に今日の放課後、海に行こう!」

「…やだ。」

「何でさぁ!」

「焼ける。」

⏰:08/12/11 16:03 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


#16 [ゆーちん]
都会から来ただけあって凜には色気があった。


真っ白い肌に、キラキラと光るまぶた。


唇なんかプルプルしてて、本島の年上のお姉ちゃんって感じ。


「じゃあ日焼け止め塗ってけ!」


謎めいた瞳は、あまり俺に向けられない。

⏰:08/12/11 16:04 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


#17 [ゆーちん]
そういえば凜ちゃんの笑った顔、知らないな。


「無理。やっぱりあんたみたいなガキと付き合うんじゃなかった。」

「えーっ!そんな事言わないでよ。凜ちゃんは俺の彼女なんだから、そんな寂しい事言わないでよ!」

⏰:08/12/11 16:04 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


#18 [ゆーちん]
凜は椅子から立ち上がりもしてくれない。


それに比べて俺は、凜の近くを動いてばかり。


確かにガキかもしんねぇ。


でも俺の性格上、じっとしてらんねーんだよ。


「あんたってさ、童貞でしょ?」


凜さん。


ここ教室。


みんな俺らの会話聞いてるよ。

⏰:08/12/11 16:05 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


#19 [ゆーちん]
俺はそういう話、嫌いじゃないけど凜ちゃん女の子じゃん。


うちのクラスの女子、そういう話に敏感な年頃なんだよ。


みんな引いてるよ。


友達できなくなるよ凜ちゃん!


「凜ちゃん、そういう話はみんながいる前でしない方が…」

⏰:08/12/11 16:06 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


#20 [ゆーちん]
「何で?あんただってみんなが聞いてるのに私に告ってきたじゃん。」

「告白とそういう話は別なんじゃないかな〜なんて。」

「一緒だよ。付き合ったらキスもするしSEXもする。それくらいもう15なんだからわかるでしょ?」


教室は凜の声だけが響いた。

⏰:08/12/11 16:07 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


#21 [ゆーちん]
さすがの俺も言い返す言葉がない。


だって…


「ごもっとも。」


竜も大輝も呆気に取られていた。


男同士では惜しみなく話す下ネタも、女子の前ではしないもん。


教室で【SEX】なんて言葉が響くなんて思ってもなかった。

⏰:08/12/11 16:07 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


#22 [ゆーちん]
チャイムが鳴り、なんとか茶を濁した感じだった。


授業中も凜ばかり気になって、数学どころではない。


僕、厄介な彼女をゲットしちゃった感じですか?


「心。」


後ろから声をかけてきたのは菊地美帆。


「ん?」

「マジで付き合ったの?」

⏰:08/12/11 16:08 📱:SH901iC 🆔:uyR.lwfs


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