冷たい彼女
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#290 [ゆーちん]
「その事なんだけどさぁ。」

「どの事!」

「童貞の事。」

「何!」

「いや、あの…てゆーか何でそんなピリピリしてんの。」

「朝っぱらからのろけ話しに来る男のせいだよ!」

「あ、俺か。ごめんね。アハハッ。」

「うっざ。」

⏰:08/12/12 14:19 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


#291 [ゆーちん]
布団から顔を出して怖い目で俺を睨む竜に、勇気を出して聞いてみた。


「SEXって、どうやんの?」


竜の怖かった目はたちまち丸い目に変わる。


「はぁ?」

「変な話、凜ちゃんからOK出てんだけど手順がわかんねぇのよ。」

「手順ってお前、元カノと途中までやったんだろ?」

⏰:08/12/12 14:20 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


#292 [ゆーちん]
「あぁ。でもあんなのほとんど俺が襲われちゃってたし。」

「手順って言われてもさぁ…大輝に聞け。」


そう言われたので俺は中橋家に走った。


もちろん竜も連れて。


大輝は竜と違い、ケロッとした顔で出迎えてくれた。

⏰:08/12/12 14:21 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


#293 [ゆーちん]
「そんなの、キスして押し倒して…あとは野となれ山となれだろ。」


大輝の回答は、何ともまぁめんどくさそうな対応だった。


「その野と山のところが聞きたいんだよ!」

「えー、口で説明するようなもんじゃねぇし。」

⏰:08/12/12 14:22 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


#294 [ゆーちん]
「そこを何とかお願いしますよ中橋さん!」


2人で騒いでいると、大輝の部屋でもベットでゴロゴロしている竜が言った。


「つーか凜ちゃんにリードしてもらえばいい話じゃん。処女じゃねぇんだし、手取り足取り教えてくれるって。」

⏰:08/12/12 14:23 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


#295 [ゆーちん]
うん。


まぁ、それもありだけどさ…何かちょっと恥ずかしくない?


初めてキスした時も、ディープキスした時も、SEX誘ってきたのも全部凜ちゃんからだし。


今度こそ俺がリードしねぇとって思うんだよね。

⏰:08/12/12 14:23 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


#296 [ゆーちん]
「そうじゃん。相手が凜ちゃんなら心配ないって。お前は避妊だけ心配してればいい。」


大輝も竜の意見に乗っかる。


「つーわけだ。俺はしばらく使わないんで、これあげるね。心ちゃん!」


嫌みたっぷりの竜の笑顔と一緒に贈られたコンドームを受け取り、俺はふに落ちないまま頷いた。

⏰:08/12/12 14:24 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


#297 [ゆーちん]
「え、つーか竜いつもズボンのポケットにゴム入れてたわけ?」

「うっせ!聞くな!」

「ブハッ。まぁ俺もポケットに入れておく派だけどね。」


竜と大輝が盛り上がってるのも無視し、俺はちょっと妄想してみた。


………。


無理。

⏰:08/12/12 14:25 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


#298 [ゆーちん]
未知の世界だから、途中からどう妄想すればいいのかわかんない。


そもそも元カノと失敗した時、服とか脱いでないしね。


だから女の子の裸っつーのがまず想像つかない。


エロ本なんか売ってないこの島をちょっと恨んだ瞬間だった。

⏰:08/12/12 14:26 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


#299 [ゆーちん]
○●○●○●○

お昼ご飯食べて来ます

途中コメントくださった方
ありがとうございます

一気に投稿してるので
全然気付かなくて

よければ感想板の方に
お願いします

後ほど更新できたら
またしますね

>>2

○●○●○●○●○

⏰:08/12/12 14:27 📱:SH901iC 🆔:ufvbrGno


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