闇の中の光
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#420 [ゆーちん]
…と、思ったのはつかの間だった。


「キャーッ!」


その悲鳴と共に、急に騒がしくなり、みんなが慌ただしく動き出した。


「えっ、何?」


のんちゃんの手に力が入る。


私も思わず強く握り返してしまった。

⏰:09/01/12 22:16 📱:SH901iC 🆔:4O9J1hkU


#421 [さき]
超気になります(>_<)
がんばってくださいイ

⏰:09/01/13 00:48 📱:W61SH 🆔:W9CWv442


#422 [ゆーちん]
▲▽▲▽▲▽▲

コメントありがとうございますm(__)m

更新します

▲▽▲▽▲▽▲

⏰:09/01/13 15:13 📱:SH901iC 🆔:4gcR8RAo


#423 [ゆーちん]
状況が読めない。


今、何が起こってる?


たくさんの怒鳴り声、たくさんの悲鳴、たくさんの笑い声、たくさんの…哲夫の声。


「お前ら逃げろ!」


顔は見えなくても、今の声は哲夫だ。

⏰:09/01/13 15:14 📱:SH901iC 🆔:4gcR8RAo


#424 [ゆーちん]
逃げろって?


何から逃げなくちゃいけないの?


「ねぇシホちゃん。何か様子おかしくない?」

「…。」


怖い。


苦しい。


どうしよう。

⏰:09/01/13 15:14 📱:SH901iC 🆔:4gcR8RAo


#425 [ゆーちん]
「あいつら…誰?」


のんちゃんが言う【あいつら】が目の前に現れた時、何となくわかってきた。


バットや鉄パイプ持ってる人って今時いるんだ…。


恐かったくせに頭の中は妙に冷静だった。

⏰:09/01/13 15:15 📱:SH901iC 🆔:4gcR8RAo


#426 [ゆーちん]
知らない男たちが私たちの方に近付いてくる。


「おい!女は逃げろ!」


そんな声が聞こえた。


康孝の声だったような気がしたけど…もう、無理だった。


私とのんちゃんは、知らない男たちに囲まれていた。

⏰:09/01/13 15:16 📱:SH901iC 🆔:4gcR8RAo


#427 [ゆーちん]
「てめぇら誰?」


のんちゃんが聞いた。


「あぁ?」

「何の用?」


きっと、大声あげて、威嚇したいに決まってる。


だけどのんちゃんは冷静を保ちながら、男たちを睨んでいた。


「喧嘩、売りにきた。」


すると男がいきなり殴り掛かって来た。

⏰:09/01/13 15:16 📱:SH901iC 🆔:4gcR8RAo


#428 [ゆーちん]
何とかかわしたが、男達が本気だって事が伝わったせいで急に恐さが増した。


「辞めて!」

「やだね。女だろうが俺たちは手加減しねぇぞ?」


そう言った瞬間、バットを持った男がのんちゃんのお腹を殴った。


「うっ…」

⏰:09/01/13 15:17 📱:SH901iC 🆔:4gcR8RAo


#429 [ゆーちん]
倒れ込んだのんちゃんを見て、男たちは笑ってる。


「のんちゃん!」

「はい、雑魚一匹片付いた。弱いな〜、女は。次はお前だよ?おちびちゃん。」


鉄パイプが私の右腕に飛んで来た。


少ししか当たらなかったけど、たまらなく痛かった。

⏰:09/01/13 15:18 📱:SH901iC 🆔:4gcR8RAo


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