WHITE★CANDY
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#551 [ぎぶそん]
鈴川姉妹も負けじと再びブロックとなる。

しかし伸ばした手が数センチ届かず、ボールはそのまま後ろへ向かった。

相手チームのコート内で、ボールが勢いよくバウンドする。

そしてそのまま、息を静めたようにコート外へと転がった。

―ピッ。

30対32。

「キャアアアア〜!!」

私たちは我を忘れてコート内で叫んだ。
遂に、私たちは女子バレーで勝利を得たのだ。

⏰:09/08/22 19:37 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


#552 [ぎぶそん]
「…ハァ。
総合1位は結局D組。私たちは3位。
コォラ増山に森川〜!!男子は何やってたのよー!」

放課後、怒りに暮れたエリが男子に罵声を浴びせる

「ちょっと、俺らだけのせいにしないでよ〜!
長谷部さんたちの努力を無駄にしたことは謝るけど。」

終わりの閉会式で告げられた結果発表の結果、私たちは総合優勝の座を手に入れることが出来なかった。

1位を獲得したのは女子バドミントンと女子バレーだけで、それ以外の種目はパッとしない成績だったそうな。

⏰:09/08/22 19:43 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


#553 [ぎぶそん]
「まあまあ、そんなにムキにならないでよエリ。
私、大会までの間ずっと楽しかった。
それだけで満足だよ。」

毎日バレーばかりしてたから、体重も2キロ減った。エリ以外の女子とも親しくなれた。
また1つ、一生忘れることのない思い出が出来た。


それだけで十分だ。

⏰:09/08/22 19:47 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


#554 [ぎぶそん]
その週の日曜日。
私は、優平とママさんバレーが行われている小学校の体育館に来ていた。

2人っきりの体育館で、バスケットボールを使って遊んでいた。

「それにしても…『ブレイブアターック』はないよなぁ〜。」

「ちょっと、馬鹿にしないでよ。
あの時は必死だったんだから。」

「でも、アタックしてる姿、本当にかっこよかったよ。
まるで全日本の試合を観てるようだった。」

⏰:09/08/22 19:55 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


#555 [ぎぶそん]
「優平があの時、声援を送ってくれたおかげだよ。
あの声があったから、あの試合を諦めずに済んだんだよ。」

私が優平にそう伝え終えた時、バタバタと複数の駆け足の音が聞こえてきた。

「マキロン隊長〜!
いかがお過ごしでしょうか〜!」

栄基を中心とした子供たちが、私の元き走り寄って来た。
(本当にどこから沸いて来るのだろうか。)

「きゃあっ!」

栄基に背中を押された私は、躓くように前に倒れそうになった。

⏰:09/08/22 20:02 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


#556 [ぎぶそん]
バランスを崩した私は、
そのまま目の前の優平の元へ飛び込んでしまった。

「うわっ。」

2人共、床へ倒れ込む。
私が、優平を押し倒した形になってしまった。
時間が止まる。

「…真希、よく頑張ったな。」

優平が、その両腕を私の腰に回し、きつく抱き寄せる。
体育館に、夕日の光が差し込む。

こうして、私の長かった秋が終わった。

Chapter06 END.―

⏰:09/08/22 20:09 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


#557 [ぎぶそん]
Chapter07
「いざ、バイオハザードの世界へ!」

⏰:09/08/22 20:11 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


#558 [ぎぶそん]
スポーツ大会の余韻がまだ残っている頃。

ある日、私・エリ・元基・優平の4人は高級ホテルの一室を借りて行われたパーティー会場に来ていた。

この度、優平の両親の会社と某有名ゲーム会社が提携して、近未来型ゲームとなるものを創ったそうな。

そして、優平と優平と親しい私たちは、本日行われるそのゲームの試供の第一人者として選ばれたのであった。

⏰:09/08/22 20:19 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


#559 [ぎぶそん]
「真希、嬉しそうね。」

会場内でエリにそう言われた私は、食事も手につける余裕がない位、落ち着きがなくそわそわしている。

これから私たちが行うゲームは、バイオハザードに関する内容らしい。
かくいう私は、バイオハザード系の映画やゲームが大好きなのだ。

それの最新型が今から出来ると思うだけで、ワクワクする。

⏰:09/08/22 20:23 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


#560 [ぎぶそん]
ゲーム会社の社長の講談などが終わり、いよいよゲームの試供の時となる。

ステージの幕が上げられた。
ステージには、マッサージチェアのようなイスが、人数分用意してあった。

「皆様、お好きな席に自由にお座り下さい。」

係の人の誘導で、私たちはそれぞれイスに座った。

次に、私たちは頭に機械のようなものを装置させられた。

⏰:09/08/22 20:33 📱:SH705i 🆔:.m377TEo


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