最新 最初 🆕
#41 [蛍火]
 
「何か用ですか?」

私は軽く掴んでいる男の手を振り払い問いかけた

すると男は無表情で私に紺色のハンカチを差し出す

「いりません」
「顔ウーロン茶まみれ」
「家近いんで大丈夫です」
「ウーロン茶臭い」
「…………」

もうやだ…面倒くさい
うん.帰ろう

と思ったのに

「なにー?遥(ハルカ)の知り合いー?」

⏰:09/01/30 18:46 📱:auCA3C 🆔:8O6TFm.Y


#42 [蛍火]
感想用スレ作りました
(´・ω・`)

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4208/

⏰:09/01/30 19:15 📱:auCA3C 🆔:8O6TFm.Y


#43 [蛍火]
 
さっきぶつかってきた男が前に出て来て行く手を阻む

ものすごく邪魔…

「違いま『ん.知り合い』

はああ!?

男は私が否定しようと発した言葉を遮り知り合いだと言い出した

⏰:09/01/30 20:44 📱:auCA3C 🆔:8O6TFm.Y


#44 [蛍火]
 
「違います!全然知り合いじゃないですから!」

私は慌てて否定し男を睨みつける

「えー違うの?どっちだよー」
ぶつかってきた男が笑いながら私と人違い男を交互に見てきた

「翼(ツバサ).知り合いと話しあるから先行ってて」

ん?

「あー分かった
じゃ先に帰ってるわ〜」

え?

⏰:09/01/30 23:19 📱:auCA3C 🆔:8O6TFm.Y


#45 [蛍火]
 
「ウーロン茶まみれにしちゃってごめんね!じゃあまた!」

え……ええーー!?

翼と呼ばれた男は私に軽く頭を下げ走っていってしまった

「これ飲むか?」

はい?つかお前も行けよ!

男は手に新しい烏龍茶を持って私を見ている

⏰:09/01/30 23:38 📱:auCA3C 🆔:8O6TFm.Y


#46 [蛍火]
 
「なんなんですか?
私達知り合いじゃないですよね
私あなたに何かしました?
話す事なんてないんですけど」

私は冷めた口調で男に問いかけた

⏰:09/01/30 23:56 📱:auCA3C 🆔:8O6TFm.Y


#47 [蛍火]
 

もしかして客…?
いや違うよな

男は180cmくらいだろうか
整った顔立ちに黒髪でビシッとスーツを着ている

ものすごくモテそうな顔だ

こんな女に困ってなさそうな男が風俗なんかに来る訳がない

やっぱり知り合いじゃない
他人だ他人

男は黙ったまま私を見ている





「あんた名前は?」
 

⏰:09/01/31 00:07 📱:auCA3C 🆔:eO5Jmbds


#48 [由姫]
すごくおもしろいです!
頑張って下さい!

⏰:09/01/31 01:19 📱:D902iS 🆔:ejjeTru.


#49 [蛍火]
ありがとうございますっ
頑張ります><!

⏰:09/01/31 07:50 📱:auCA3C 🆔:eO5Jmbds


#50 [蛍火]
 

……うん…うん

こいつ日本語通じないの?
もう勘弁してほしい

ようやく喋ったと思ったら男は私の質問を無視してまた名前を聞いてきた

「だから教える必要ないですよね、いい加減にして下さい!」

⏰:09/01/31 08:03 📱:auCA3C 🆔:eO5Jmbds


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194