冷たい彼女〔続編〕
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#17 [ゆーちん]
みんなそれぞれの道を進んでいる。
同級生や仲間と離れ離れになるのは寂しいけど、こうやってたまに会えば何とか頑張れる気がするんだ。
:09/01/30 13:20
:SH901iC
:ppkzlLQA
#18 [ゆーちん]
「みんなバイトしてんの?」
香奈の質問に大輝が答えた。
「竜はコンビニだよな。俺はスーパーのレジ打ち。心はラーメン屋だっけ?」
「おう。」
俺のバイト先であるラーメン屋は、凛ちゃんのマンションから近いんだ。
:09/01/30 13:20
:SH901iC
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#19 [ゆーちん]
A高からも近いし、凛ちゃんのマンションからも近い。
なかなかナイススポットにあるバイト先でしょ?
「へぇ。私もバイトしないとなぁ。」
「バイト探してんの?」
「彼氏はバイトなんかしなくていいって言うけど、やっぱお金は必要だしね。早く見つけないと。」
:09/01/30 13:21
:SH901iC
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#20 [ゆーちん]
なんて話をしていると、最後の待ち人来たる。
「お待たせ!」
俺の彼女、杉浦凛の登場。
「り〜ん!久しぶりじゃん!」
香奈との抱擁を済ませ、俺の隣に座った凛。
:09/01/30 13:22
:SH901iC
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#21 [ゆーちん]
大輝と凛にはさまれて、ちょっと狭いかも。
まぁいいけど。
「久しぶりだね、元気してた?」
香奈の隣にいる竜が問い掛けると凛は『元気だよ。』と笑って答えた。
:09/01/30 13:22
:SH901iC
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#22 [ゆーちん]
俺の隣から大輝が覗き込みながら『一人暮らし大変じゃない?』と聞いた。
すると凛は眉をしかめながら苦笑いをした。
:09/01/30 13:23
:SH901iC
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#23 [ゆーちん]
「ある意味大変。学校帰りに毎日転がり込んでくる迷惑少年いるからね。」
「…すみません。」
すると香奈が俺を睨んだ。
「毎日?調子乗ってると海に沈めるぞ、心。」
「恐いよ!しかも毎日じゃないし!凛ちゃんが友達と遊んだりする時はさすがに行かないもん。」
:09/01/30 13:24
:SH901iC
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#24 [ゆーちん]
反抗したけど香奈の態度は変わらない。
「ついこの前まで童貞だった奴が盛ってんなよ。」
「何それ!てゆーか盛ってないし。高校入学して何回も凜ちゃんち行ってるけどまだ1回もヤッてないもん、ね?」
と、凜に話を振った。
:09/01/30 13:24
:SH901iC
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#25 [ゆーちん]
「ね、って何よ。私に聞かないで。しかも、そういう恥ずかしい話をファミレスでしないでくださーい。」
面倒臭そうな顔をした凜ちゃん。
すると大輝が苦笑いをしながら呟いた。
「恥ずかしい、って…凜ちゃんそういうキャラだったっけ?」
:09/01/30 13:25
:SH901iC
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#26 [ゆーちん]
「確かにねー…。」
と、竜も続いた。
「どういう意味?」
俺が聞くと、大輝は答えた。
「転校して来た最初の頃は、教室で童貞とかSEXとか普通に声に出してたのに。だからそういうのは恥ずかしくない人なのかと思ってた。」
あー…そんな事もあったね。
:09/01/30 13:26
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