冷たい彼女〔続編〕
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#267 [ゆーちん]
女2人が席を立つ。


俺と剛さんの2人っきり。


おいおいおいおい!


緊張するじゃねーか。


剛さんと、憧れの剛さんと2人っきりなんてさ!

⏰:09/02/05 10:28 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


#268 [ゆーちん]
「剛さん!」

「あいよ。」

「色々とお店詳しいんですよね?よかったら、またお勧めのお店教えて下さい。」

⏰:09/02/05 10:29 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


#269 [ゆーちん]
煙草を吸いながら、剛さんは答えた。


「もちろん。」


クール!


カッコイイ!


そのお洒落なアゴ髭なんて、俺がしたらネタになりますよ。

⏰:09/02/05 10:31 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


#270 [ゆーちん]
「あざーっす!俺、本島には昔からよく来てたんですけど、やっぱまだまだ知らない事だらけで。」

「そっか。俺は生まれも育ちもここだから、結構色々知ってんだわ。凜ちゃんとデートするのにお勧めスポットも教えてやっから安心しろ!」

⏰:09/02/05 10:31 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


#271 [ゆーちん]
…一生ついて行きます、剛兄様。


「ありがとうございます!」

⏰:09/02/05 10:32 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


#272 [ゆーちん]
凜と佐奈が戻ってきてからも、俺は剛さんの話に夢中になった。


コーヒーや、佐奈のイチゴパフェが運ばれてからも剛さんに夢中な俺。


だってさ、為になる話ばっかなんだもん。


剛さんお勧めの古着屋の話を聞いていると、いつの間にか佐奈はパフェを完食していた。

⏰:09/02/05 10:33 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


#273 [ゆーちん]
「帰るか?」


剛さんがそう切り出したのは、みんなの飲み物がからっぽになって、コップの中の氷が溶け切った時だった。


嫌だとは言えない。


まだまだ聞きたい事はたくさんあったけど、ご馳走になった俺らは凜のマンションまで送り届けてもらった。

⏰:09/02/05 10:33 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


#274 [ゆーちん]
明日は朝からバイトだから今日は凜の部屋にお泊り。


ラッキー。


幸せな事尽くしだな。


「美味しかったね〜お好み焼き。」

「うん。」

「さすが剛さんだよなー。」

⏰:09/02/05 10:35 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


#275 [ゆーちん]
「心さ、剛さんにゾッコンラブすぎでしょ。」


凜が笑った。


「そう?」

「そうだよ。ずーっと剛さんの話、楽しそうに聞いてたし。今日あんまり私と目、合ってないよね。」

⏰:09/02/05 10:36 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


#276 [ゆーちん]
「あれ?ヤキモチ?」

「バカ、違うよ。」

「剛さんにはヤキモチ妬かないの?」

「妬かない。」

「千夏には妬くのに?」

「もう!うるさいよバカ!」

⏰:09/02/05 10:36 📱:SH901iC 🆔:YIV4zkBU


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