冷たい彼女〔続編〕
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#242 [ゆーちん]
「私が!もう、何でわかんないのかな?」
ごめん、凛ちゃん。
何となくわかってんだけど、凛ちゃんが照れてる姿なんか滅多に見ないから、すっげー可愛く思えてさ。
:09/02/04 18:20
:SH901iC
:LN85bOO.
#243 [ゆーちん]
「じゃあ、これならいい?」
ネックレスの変わりに、見つけ出したのは入浴剤。
「これなら消耗品だし、ね?」
:09/02/04 18:21
:SH901iC
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#244 [ゆーちん]
凛は急に恥ずかしくなったのか、俺の腕を掴んで、耳元で『心、ムカつく。』と言った。
だから俺は笑いながら謝った。
「ヤキモチの妬き方知ってたんだ。」
「…ウザい!」
:09/02/04 18:21
:SH901iC
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#245 [ゆーちん]
「アハハ。可愛いね〜凛ちゃんは。」
「もう、ムカつく!鈍感すぎ!」
「ごめんね。心配しなくても俺は凛ちゃん以外の女の子なんか興味ないから。」
:09/02/04 18:22
:SH901iC
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#246 [ゆーちん]
「それはそれで困る。」
「えぇ〜。」
ちょっぴり不機嫌な凛を家に送り届けてから、バイトに行く。
:09/02/04 18:22
:SH901iC
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#247 [ゆーちん]
バイト中、またマスターに熱でもあるのか?と不思議がられた。
どうやら俺はニヤニヤしていたらしい。
:09/02/04 18:23
:SH901iC
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#248 [ゆーちん]
だってさ、嬉しいじゃん。
凛ちゃんがヤキモチだよ?
鈍感な俺も悪いかもしれないけど、ヤキモチだってわかったときは涙が出るほど嬉しかったんだよ。
:09/02/04 18:24
:SH901iC
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#249 [ゆーちん]
でも俺は泣かなかった。
どう?
ちょっとは大人になったでしょ?
:09/02/04 18:24
:SH901iC
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#250 [ゆーちん]
そんな、幸せいっぱいの俺と、照れまくってた凛が、剛さんと佐奈との食事会を当日に迎えたのは3日後の事だった。
「今日は本当にありがとうございます。」
凛が剛さんに頭を下げると、『いやいや、こないだのお詫びだから頭なんか下げないでよ!』と自分も頭を下げていた。
:09/02/04 18:26
:SH901iC
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#251 [ゆーちん]
なんか、性格の良さが滲み出てるよな、剛さんって。
「心。」
「ん?」
「私、なんで心の彼女が凛ちゃんなのか不思議でたまんないんだけど。」
:09/02/04 18:26
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