冷たい彼女〔続編〕
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#244 [ゆーちん]
凛は急に恥ずかしくなったのか、俺の腕を掴んで、耳元で『心、ムカつく。』と言った。


だから俺は笑いながら謝った。


「ヤキモチの妬き方知ってたんだ。」

「…ウザい!」

⏰:09/02/04 18:21 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


#245 [ゆーちん]
「アハハ。可愛いね〜凛ちゃんは。」

「もう、ムカつく!鈍感すぎ!」

「ごめんね。心配しなくても俺は凛ちゃん以外の女の子なんか興味ないから。」

⏰:09/02/04 18:22 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


#246 [ゆーちん]
「それはそれで困る。」

「えぇ〜。」


ちょっぴり不機嫌な凛を家に送り届けてから、バイトに行く。

⏰:09/02/04 18:22 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


#247 [ゆーちん]
バイト中、またマスターに熱でもあるのか?と不思議がられた。


どうやら俺はニヤニヤしていたらしい。

⏰:09/02/04 18:23 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


#248 [ゆーちん]
だってさ、嬉しいじゃん。


凛ちゃんがヤキモチだよ?


鈍感な俺も悪いかもしれないけど、ヤキモチだってわかったときは涙が出るほど嬉しかったんだよ。

⏰:09/02/04 18:24 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


#249 [ゆーちん]
でも俺は泣かなかった。


どう?


ちょっとは大人になったでしょ?

⏰:09/02/04 18:24 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


#250 [ゆーちん]
そんな、幸せいっぱいの俺と、照れまくってた凛が、剛さんと佐奈との食事会を当日に迎えたのは3日後の事だった。


「今日は本当にありがとうございます。」


凛が剛さんに頭を下げると、『いやいや、こないだのお詫びだから頭なんか下げないでよ!』と自分も頭を下げていた。

⏰:09/02/04 18:26 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


#251 [ゆーちん]
なんか、性格の良さが滲み出てるよな、剛さんって。


「心。」

「ん?」

「私、なんで心の彼女が凛ちゃんなのか不思議でたまんないんだけど。」

⏰:09/02/04 18:26 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


#252 [ゆーちん]
「俺だって不思議だよ。佐奈ちゃんの彼氏が剛さんなんてー。」

「…どういう意味だ、コラ。」

「いや、別に。」

⏰:09/02/04 18:27 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


#253 [ゆーちん]
さっそく佐奈に殺されそうになったけど、なんとか交わして、とりあえず出発。


剛さんの運転は、佐奈と違って、なんだか落ち着いている。


いや、これが普通なのかも。


佐奈の運転が荒れすぎているだけだ。

⏰:09/02/04 22:23 📱:SH901iC 🆔:LN85bOO.


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