冷たい彼女〔続編〕
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#445 [ゆーちん]
すると先輩は信じがたい目で俺を見た。


「奴隷になったつもりは無いんですけど…とにかく俺の彼女じゃないっす。」


佐奈はケラケラと笑っていた。


そして先輩に本命を教えてあげた。

⏰:09/02/21 18:04 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


#446 [ゆーちん]
「あの子が俺の彼女です。」


先輩とマスターが凜を見る。


凜はニコッと笑い、頭を少し下げた。


「えぇ〜っ!」

「嘘だろ?」


異常なまでの驚き方。


「江森に騙されてるよ、君。」

⏰:09/02/21 18:05 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


#447 [ゆーちん]
先輩、何言っちゃってくれてんですか。


「いや、でも江森は顔と愛想がいいから。頭はちょっと心配だけど、いい奴だからな!」


マスターのフォローも、若干トゲがあるような…。

⏰:09/02/21 18:06 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


#448 [ゆーちん]
「美人だな、おい。江森なんか辞めて、俺と付き合ってくんねぇかな…」


先輩のリアルな呟きを聞いた俺は慌てて話を変えた。


「もう照れるんで!話題変えましょう、ね?みんな何食べるか決まった?」

⏰:09/02/21 18:06 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


#449 [ゆーちん]
オーダーを取り、俺はマスターにお願いしてみた。


「マスター、実はあの子、今度結婚するんですよ。だからチャーシューおまけしてやって下さい。」

「おぉ、そりゃおめでたい。みんなにチャーシューおまけしてやるよ。」

⏰:09/02/21 18:06 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


#450 [ゆーちん]
和やかな雰囲気。


ラーメンを作るマスターと先輩と違い、俺は暇だったので澪と色々話していた。


しばらくすると『結婚おめでとう。』と言いながらマスターが澪の前にラーメンを置いた。


「ありがとうございます。」

⏰:09/02/21 19:00 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


#451 [ゆーちん]
「今度、旦那さんと食べ来てよ。またチャーシューおまけするから。」

「アハハ、是非!」


すんげぇ和やか。


和やかだけど一人だけ違う雰囲気をかもしだしている奴がいた。


「江森、ちょっと集合。」

⏰:09/02/21 19:00 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


#452 [ゆーちん]
「何すか?」


違う雰囲気の奴は、先輩。


なぜかそわそわしている。


「結婚する女の子ってあの子だろ?」


澪を指さす。


「はい。そうです。」

「じゃあその隣の子は?」

⏰:09/02/21 19:08 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


#453 [ゆーちん]
指が澪の隣の千夏をさした。


「千夏?」

「千夏ちゃんって言うの?」

「はい。」

「千夏ちゃん、彼氏とかいんの?」

「んー、いなかったと思います。」

「じゃあ紹介して!」


えぇ〜、何だその展開。

⏰:09/02/21 19:09 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


#454 [ゆーちん]
「一目惚れっすか?」

「一目惚れっつーか、千夏ちゃん可愛いじゃん。友達になりたいなぁ〜なんて。」

「一応聞きますけど、変な事しないで下さいよ?俺の大切な友達なんで。」

「しねぇよ。俺は江森と違って変態じゃないから。」

⏰:09/02/21 19:10 📱:SH901iC 🆔:ZBtiAM72


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