漆黒の夜に君と。[BL]
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#159 [ちか]
恭弥はゆっくり俺の方に歩いてくると、俺の身長に合わせるように床に膝をつけた。
「それから、さっきの‥無視が云々てやつも。
したつもりはないけど、お前がそれで傷ついたなら謝る。
だから顔あげてよ、冥。」
そう言って俺の頬に優しく触れた。
:09/02/06 22:16 :P906i :ched2wCU
#160 [ちか]
コイツの声はまるで魔法みたいだ。
甘く囁かれると、勝手に
身体が動いてしまう。
神経の全てがその声を
もっと求めてしまう。
:09/02/06 22:27 :P906i :ched2wCU
#161 [ちか]
俺はゆっくりと顔をあげた。
目の前には漆黒のきみが俺を真っ直ぐに見つめてる。
それだけで全身は更に熱くなった。
:09/02/06 22:41 :P906i :ched2wCU
#162 [ちか]
「機嫌は治ったかな?」
そう言って恭弥は悪戯に笑う。
「うるさ・・‥、んン..//」
言い返そうとしたけど遮られて唇を奪われた。
:09/02/06 22:59 :P906i :ched2wCU
#163 [ミカン]
:09/02/06 23:42 :P905i :BoKt1Qyc
#164 [ちか]
:09/02/07 00:18 :P906i :HBpMrMsU
#165 [ちか]
そのキスは俺の思考回路の全てを停止させる。
神経を完全に奪って離さないソレが、俺を狂わせていく。
なんて狡いんだろう、この人は。
:09/02/07 16:31 :P906i :HBpMrMsU
#166 [ちか]
その甘さと気持ちよさに、俺は心を奪われる。
もっと、
もっと、と求めてしまう。
恭弥はそんな俺を解っていて、わざとあっさり唇を離した。
:09/02/07 16:35 :P906i :HBpMrMsU
#167 [ちか]
クチュッと音を鳴らして唇を離すと、恭弥は自分の唇を舐めた。
その顔も仕草も色っぽくて、目を奪われてしまう。
あっさりと離された俺は物足りなくて、ほのかに残った熱と感触を確かめるように指で唇をなぞった。
:09/02/07 16:43 :P906i :HBpMrMsU
#168 [ちか]
「クスッ‥もっとしてほしかった?」
恭弥はそう言って意地悪く笑う。
その質問があまりにも確信をはっきりと突いていて、俺は顔を赤らめた。
:09/02/07 17:30 :P906i :HBpMrMsU
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