漆黒の夜に君と。[BL]
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#209 [ちか]
「ひどいなあ。」


恭弥はそう言って、あははっと笑った。


しなやかな身体に、ほどよい筋肉のついた腕。



そんな体に白いシャツはよく似合った。

⏰:09/02/08 23:11 📱:P906i 🆔:qI2htTWA


#210 [ちか]
「冥もシャワー浴びておいでよ。」


振り向いて言うその笑顔に今にも悩殺されそうになる。


「言われなくても‥―っ!!、うっ‥‥ッ」



忘れかけていた痛みがまた俺を襲った。

⏰:09/02/08 23:15 📱:P906i 🆔:qI2htTWA


#211 [ちか]
「いてて‥‥――、なんなんだよ〜コレ‥」


俺は涙目で腰をさすった。
この痛みの理由(ワケ)を俺は知らない。


「ごめん、ちょっとやりすぎたかな‥?」


もちろん、コイツの言葉の意味も。

⏰:09/02/09 17:45 📱:P906i 🆔:ssqUFrOo


#212 [ちか]
「“やりすぎた”ってなんのことだよ?」


尚も腰を擦りながら、俺は尋ねた。


「‥‥もしかしてお前解ってない?」


「“解ってない”って何がだよ!」


会話にならない会話続く

⏰:09/02/09 17:55 📱:P906i 🆔:ssqUFrOo


#213 [ちか]
>>212訂正
会話にならない会話続く
└→×
会話にならない会話が続く
└→○
すいません

⏰:09/02/09 17:56 📱:P906i 🆔:ssqUFrOo


#214 [ちか]
恭弥は『まさか』とでも言いたげな驚いた目をして俺を見下ろす。


「なんなんだよっ!!
馬鹿にしてんのっ?!」


なんとも言えない悔しさにでいっぱいになった俺はキッと睨んで怒鳴った。

⏰:09/02/09 18:01 📱:P906i 🆔:ssqUFrOo


#215 [ちか]
>>214訂正
なんとも言えない悔しさにでいっぱいになった‥
└→×
なんとも言えない悔しさでいっぱいになった‥
└→○
誤字ばかりですいません

⏰:09/02/09 18:03 📱:P906i 🆔:ssqUFrOo


#216 [ちか]
恭弥はそんな俺の声にハァとため息を吐いて、

「だーかーらー。‥アレだよ、ほら‥昨日のせい。」

と言いにくそうに呟いた



俺が顔を真っ赤にするのを見ると、発言した本人も目線を斜め下に下げて、少し顔を赤らめた。

⏰:09/02/09 18:13 📱:P906i 🆔:ssqUFrOo


#217 [ちか]
「なっ//、あんたが照れてどーすんだよ!!馬鹿っ//」


「冥が言わすからだろっ!!///」


俺の怒声に思わず恭弥も声を張り上げた。


「うっせー!!!///」



押し切る形でこの喧嘩は俺の勝ちとなった。

⏰:09/02/09 18:28 📱:P906i 🆔:ssqUFrOo


#218 [ちか]
喧嘩のあとの沈黙は、ソレをより静かにした。



未だに腰が痛くてベッドから出れない俺は、上半身を壁にもたれさせるような形でやっと上体を起こすことが出来た。


「‥‥‥‥‥‥‥‥。」

「‥‥‥‥‥‥‥なぁ、」



続く沈黙にしびれを切らした俺は、ずっと気になっていた事を聞こうと口を開いた。

⏰:09/02/09 22:16 📱:P906i 🆔:ssqUFrOo


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