漆黒の夜に君と。[BL]
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#553 [ちか]
「なんだてめえっ!!!‥‥‥‥あ、お前この前のっ!!!」

大声を張り上げる男を見上げると、そいつは偶然にもあの夜に恭弥にやられた二人組だった。

「てめえ、あの時はよくも…っ!!!!!」

ガタイのでかい男がもう一度拳振り上げる。

「やめろ。」

「あ゙?!なんでだよ!!!」


「‥‥‥‥俺にもっといい考えがある。」

⏰:09/03/10 21:54 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#554 [ちか]
>>551訂正
目の前に飛び込んで居たのは→×
目の前に飛び込んで来たのは→○
すいません´;;`

⏰:09/03/10 21:55 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#555 [ちか]
>>553訂正
拳振り上げる→×
拳を振り上げる→○
本当にごめんなさい;

⏰:09/03/10 22:26 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#556 [ちか]
>>553
― 恭弥side.―

思ったより商談が長引いてしまった。

ふと時計に目をやると、短い針が3を指す手前まで来ていた。

早く迎えに行かなきゃ。

そんな事を考えながら車を走らせて、冥の待つ店に向かった。

⏰:09/03/10 22:34 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#557 [ちか]
ドアを開くと、店長の水嶋さんが焦った顔で僕に駆け寄ってきた。

「こんばんわ、あの…冥は…?」

見渡す限り冥の姿は無い

「それが、店の前で喧嘩してた連中に連れていかれて‥‥っ!!!冥と同い年くらい金髪の子も一緒に…!!」

⏰:09/03/10 22:44 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#558 [ちか]
同い年くらいの金髪の子って…――優里?!

「警察にも言えないし‥‥、とにかく早く助けないと‥‥っ、ってちょっと!!」

一瞬で血の気が引いた。

冥と優里が‥‥――?

水嶋さんの話も最後まで聞かないまま、僕は店を飛び出した。

⏰:09/03/10 22:51 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#559 [ちか]
しかし外に出たところで、何かが分かるワケでもない。


「恭弥様?どうなさいましたか?顔色が‥‥」

心配そうな顔で松山は僕の顔を覗き込む。


「‥‥‥松山。」

「なんでしょうか?」

⏰:09/03/10 22:56 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#560 [ちか]
「命令だ。
冥と…優里が連れ去られた。
一秒でも早く探し出せ。

手段は選ぶな。」

低い声が静かな街中に響いた。


「はい。」

⏰:09/03/10 23:00 📱:P906i 🆔:iBV6D6kI


#561 []
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600

⏰:09/03/10 23:08 📱:F906i 🆔:BRPhDdXs


#562 [ちか]
>>561
└→さま*
アンカーありがとうございます★
よかったら、感想板にも遊びに来てくださいね♪

⏰:09/03/11 00:11 📱:P906i 🆔:KaqMZK1M


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