君色 ーハツコイー
最新 最初 🆕
#1 [*U]
 
少しずつですが
また小説書かせて
いただきます!!

感想板わ前々作と
同じでお願いします↓↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4126/

感想待ってます

_

⏰:09/02/11 12:10 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#2 [*U]
 
*********************

「僕大きくなったら
ちぃちゃんと結婚する!」


「あたしもゆうくんと
結婚する〜!」


「ちぃちゃん
だ〜いすきだよ」

「ゆうくんだいすき」

_

⏰:09/02/11 12:13 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#3 [*U]
 

「ちほっ!
いい加減起きなさい!」

お母さんの怒鳴り声で
あたしの朝は始まる。



またあの夢を見た。
小さい頃の記憶。

_

⏰:09/02/11 12:18 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#4 [*U]
 
七瀬知歩(ナナセ チホ)
高校1年。
いまだに初恋に
恋してる。

あの記憶は確か
4才くらい。

お父さんの転勤で
引越しすることになり
初恋の人とお別れ。

そして12年後の今
またこの街に戻ってきた。

_

⏰:09/02/11 12:25 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#5 [*U]
 
なんて自己紹介してる
場合じゃなくて!!

遅刻しちゃう。

急いで制服を来て
ご飯を食べて
家を出る。


「ちぃ、おはよっ」
「おせぇーよ」

_

⏰:09/02/11 12:31 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#6 [*U]
 
外で待っていたのは
あたしの王子様2人。


長谷川優太(ハセガワ ユウタ)

高塚悠紀(タカツカ ユウキ)


優太は1つ上で
悠紀は同い年。

_

⏰:09/02/11 12:43 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#7 [*U]
 
どっちかが
あたしの初恋なんだけど‥

ゆうくんって呼んでたから本名が分からない。


優太と悠紀は
自分だって言い張るし。

_

⏰:09/02/11 12:52 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#8 [*U]
 
あたしを真ん中にして
3人で学校に向かう。


「優太くんと悠紀くん
来たよ〜」

女の先輩やタメの子達
がヒソヒソ声で話す。

優太と悠紀は
顔よし!性格よし!
サッカー部で
運動神経もよし!

モテないわけがない。

_

⏰:09/02/11 17:06 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#9 [*U]
 
最初は嫌だった。
周りがうるさかったし。

でも優太と悠紀が
守ってくれるから
今じゃ3人の光景は
当たり前になった。


「ちぃ、またなっ!
悠紀、部活でなっ!

あと‥」

優太が言いかけて

「抜け駆け禁止、だろ?」

悠紀が言った。

_

⏰:09/02/11 17:11 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#10 [*U]
 
優太はいつも
それを確認して
2年生の教室へ入っていく。


あたしと悠紀は
もう1階上の教室。


「ちぃ、こっち」

教室へ向かっていると
悠紀に腕を引っ張られる。
_

⏰:09/02/11 20:46 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#11 [*U]
 
連れて行かれたのは
小さい資料室。

ドアが閉まると同時に
悠紀の唇が触れる。

「っ‥ん‥ゆきっ‥」

激しいキス。

これも毎日の日課。

もちろん優太には秘密。

_

⏰:09/02/11 20:51 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#12 [*U]
 
5分くらい
ずっと続ける悠紀。

「もっ‥行かなきゃ」

あたしが無理矢理
悠紀を離す。

「ちぃ好きだよ」

毎日言われてるのに
慣れない言葉。

_

⏰:09/02/11 20:53 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#13 [*U]
 
先生と同時に
教室に入る。

「知歩遅いよっ」

隣りの席のナツキが
にやにやしながら
言ってきた。

「また王子と?」

ナツキの言葉に
顔が赤くなる。

_

⏰:09/02/11 20:56 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#14 [*U]
 
ナツキはあたしたちの
関係をよく知っている
幼なじみ。

引っ越す前から
仲が良かった。

高校に入って
同じクラスなんて
びっくりしちゃった。

昔から一緒ってことは
ナツキはあたしの初恋
'ゆうくん'
を知ってる。

_

⏰:09/02/11 21:00 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#15 [*U]
 
「ねぇーナツキ。
教えてよ?
どっちがゆうくんなの?」

そう聞いても

「内緒。
知歩が自分で見つけなきゃ意味ないじゃん」

って楽しんでる。

_

⏰:09/02/11 21:01 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#16 [*U]
 
「知歩は今どっちが
好きなわけ?」

毎日毎日
ナツキは聞いてくる。

多分、悠紀と優太が
頼んでるんだろうけど。


悠紀も優太も
どっちも好き‥。

でも恋なのか分からないしどっちかなんて
選べない。

_

⏰:09/02/11 21:04 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#17 [*U]
 
優太と悠紀意外で
男友達はいない。

高校に入学したときは
いっぱい話しかけられたりアドレスを聞かれたり
してたんだけど‥。


1ヶ月くらいたって
優太と悠紀が現れてから
話しかける男子は
いなくなった。

_

⏰:09/02/11 21:14 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#18 [*U]
 
ブーブーブーブー

授業中携帯が鳴る。

受信:優太

本文:休み時間
いつもの場所!


メールの通り
休み時間になると
優太に言われた場所に行く。


屋上に続く階段。
静かな場所。

_

⏰:09/02/11 21:20 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#19 [*U]
 
「ちぃ」

優太は階段に座っていた。

「どうしたの?」

そう聞くと
腕を引っ張られて
優太の膝の上に
向かい合う姿勢で
座らされた。

_

⏰:09/02/11 21:22 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#20 [*U]
 
「会いたくなった」

って笑う優太。

「朝会ったばっかだよ?」

あたしも笑う。


ちゅっ

軽く優しいキス。

_

⏰:09/02/11 21:25 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#21 [*U]
 
「授業始まるから
もう行こう」

優太と別れる。

たった少しの時間。
でも会いたいって
思ってくれる。

嬉しいよね。


‥‥よくないことは
分かってるんだけど。

_

⏰:09/02/11 21:32 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#22 [*U]
 
「ちぃ気をつけて帰れよ」

放課後になって
悠紀は部活に行った。

ナツキと帰りながら
グラウンドの前を通る。

優太と悠紀は
遠くから見ても
カッコイイし
サッカーもうまい。

_

⏰:09/02/12 14:22 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#23 [*U]
 
「知歩、そろそろ
決めてあげたら?」

ナツキが言う。

「優太くんも悠紀も
半端な気持ちじゃないのはわかるでしょ?

初恋の'ゆうくん'は
忘れなよ」

ナツキの言葉は
間違ってない。

ただ‥決められない。

_

⏰:09/02/12 14:28 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#24 [*U]
 
次の日も玄関を出ると
いつものように
優太と悠紀が待っていた。

「そういえば
悠紀聞いたか?」

「なにを?」

「サッカー部に
新しいやつが入るらしいよ。」

そんな会話を2人がしてる。

_

⏰:09/02/12 14:33 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#25 [*U]
 
「新しく入るって
転校生?」

あたしも混ざって
聞いてみる。

「あぁ。
多分ちぃのクラス」

悠紀が言った。

へぇ〜。
随分急なんだな。

_

⏰:09/02/12 14:35 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#26 [*U]
 
学校に行くと
転校生の話題で
もちきりだった。

「知歩っ!!」

ナツキに呼ばれた。

「転校生来たの!
ちょーカッコイイよ」

面食いのナツキが
言うんだから
本当にカッコイイのかな。
_

⏰:09/02/12 14:37 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#27 [*U]
 
少しドキドキしながら
教室に入ろうとすると

ブーブーブーブー

携帯を開くと
受信メールが2件。

悠紀:惚れんなよ!!

優太:ちぃ心配(ー_ー)


そんなメールを見て
にやけるあたし。

_

⏰:09/02/12 14:42 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#28 [*U]
 
「知歩〜?入ろうよ」

ナツキの声で
我に返って教室に入る。


あたしの隣りの席に
なかった新しい机がある。

転校生の後ろ姿。
髪はサラサラで茶色。
細身で長身。
でも優太や悠紀みたいに
筋肉はついてる。

_

⏰:09/02/12 14:51 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#29 [*U]
 
なんて見とれてたら
先生が入ってきた。

「今日から新しい
クラスメートが入った」

先生が紹介して
転校生が前に立った。



自己紹介してたけど
そんなのあたしには
聞こえてこない。

_

⏰:09/02/12 14:57 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#30 [*U]
 




一目惚れしちゃった。
 




_

⏰:09/02/12 14:58 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#31 [*U]
 
授業になんか
集中できるわけもなく‥

一目惚れって
本当にあるんだなぁ。


優太や悠紀だって
負けないくらい
カッコイイと思う。


でも2人には
感じなかったものを
彼には感じた。

_

⏰:09/02/13 17:24 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#32 [*U]
 
お昼を食べていると
ナツキが

「知歩って分かりやすいよね〜♪」

にやにやしながら
言ってきた。

「なっ!なんのこと?」

焦るあたしに
ナツキはやっぱりなって
顔をした。

_

⏰:09/02/13 17:28 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#33 [*U]
 
「桜井くんのこと
優太くんと悠紀には
言うの?」

あっ‥忘れてた‥。
どーしよう‥。

悩んでいると

「今日サッカー部
見に行っちゃう?」

ナツキの提案に
もちろん即賛成〜!!

_

⏰:09/02/13 17:34 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#34 [*U]
 
前はよく優太と悠紀が
来てって言うから
見に行ってたけど
ファンの目が痛くて
やめたんだよね。


放課後になって
ナツキとグラウンドに
行くとすでに
たくさんの女の子。

桜井くんを見に来た子も
たくさんいて
いつもより騒がしい。

_

⏰:09/02/13 17:42 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#35 [*U]
 
「あっ!!ちぃっ!!」

悠紀があたしに気付いて
近づいてきた。

「ちぃが見に来るなんて
久しぶりだね」

すごい嬉しそう。
照れるんですけど。


あたしたちが
話してるのを見て
優太も走ってきた。

_

⏰:09/02/13 17:45 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#36 [*U]
 
「ちぃが見てるから
俺頑張っちゃうし〜」

「優太には負けねぇ」

「俺だって悠紀には
負けないし」

言い合いしてる2人。

すごく思われてる
あたしは贅沢。

なのにあたしは
さっきから桜井くんが
気になってしかたない。

_

⏰:09/02/13 17:49 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#37 [*U]
 
優太と悠紀が
断トツでうまい。

誰も着いていけないのに
桜井くんだけは
着いていけてる。



目が離せない。


するとボールが
転がってきて
桜井が取りに来た。

_

⏰:09/02/13 17:51 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#38 [*U]
 
○桜井くん
×桜井

_

⏰:09/02/13 17:52 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#39 [*U]
 
「はいっ」

ボールを渡すと

「ありがと。
あっ隣の席の‥」

あたしのこと
覚えてくれてたんだ!

「うん!
七瀬知‥」

そう言いかけて

「俺、おまえみたいな女
嫌いなんだよね」

_

⏰:09/02/13 17:55 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#40 [*U]
 



‥‥はい?



「じゃーね、ちぃちゃん」


嫌みったらしく
そう言って
桜井くんは走って行った。

_

⏰:09/02/13 18:55 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#41 [*U]
 

むかつくっ!!

あいつはあたしの何を
知ってんのよ?

ってか、初めての会話で
嫌いとか普通言う?


あんなやつ
こっちから願い下げ!!


こうしてあたしの
短い恋は終わった。

_

⏰:09/02/13 18:58 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#42 [*U]
 
あの後ひたすら
ナツキに愚痴を言って
家に帰ってきた。



優太と悠紀みたいに
顔も性格もいい人なんて
そんなにいないよね。

なんて考えながら
眠りについた。

_

⏰:09/02/13 19:02 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#43 [*U]
 
あっという間に
朝が来て
いつものように
3人で学校に行く。

優太と別れて
悠紀と2人で教室に
向かう途中‥

悠紀に腕を引っ張られる。

「行こっ?」

悠紀のかわいい顔に
やられてしまう。

_

⏰:09/02/13 22:13 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#44 [*U]
 
資料室に入ろうとすると

「高塚おはよ〜」




振り向くと

‥げっ桜井くん‥

_

⏰:09/02/13 22:15 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#45 [*U]
 
「おぉ桜井!おはよ」

そのまま2人は
サッカーの話で
盛り上がってたから
あたしは先に
教室に行った。


「あれ?知歩早いね」

ナツキが来た。

いつも悠紀とちゅーしてるから、ナツキより早いのは珍しいんだよね。

_

⏰:09/02/13 22:18 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#46 [*U]
 
しばらくすると
桜井くんが入ってきた。

昨日言われたこと
思い出すだけで
腹立つ〜!!


なんで隣の席なんだろ?

不機嫌なあたしに

「あそこで何しようとしてたの?」

いじわるく笑う桜井くん。

_

⏰:09/02/13 22:25 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#47 [*U]
 
「‥桜井くんには
関係ない」

目を合わさないで言う。

「長谷川さんとも
そういう関係?」

桜井くんは続ける。

「二股とか最低だよね」


さすがのあたしも
頭にくる。

_

⏰:09/02/13 22:29 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#48 [*U]
 
「二股じゃないし!

あたしも桜井くんみたいな人嫌いなんだけど」

強気で言うと

「そりゃどーも。」

冷たい顔で言い放った
桜井くん。


昨日こんなやつに
一目惚れしたなんて
ありえない!!!!!

_

⏰:09/02/13 22:35 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#49 [*U]
 
最悪な気分で
1日が始まった。


ブーブーブーブー

受信:優太

本文:会いたい(>_<)


あたしも今は優太に
会って甘えたい。

送信:いつもの場所ね♪

_

⏰:09/02/13 22:42 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#50 [*U]
 
休み時間に
待ち合わせ場所に行くと
優太はもう来てた。

「ちぃ〜」

そう言って
抱きしめてくれた。

優太っていつも
暖かいよね。

っていうか、
こんなに大きかった?

_

⏰:09/02/13 22:47 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#51 [*U]
 
“ゆうくん”
と重ねて見てたから
優太自身のことを
こんなに考えたことは
なかったかも。



そんなこと考えてたら

ちゅっ

優太お得意の軽いキス。

_

⏰:09/02/13 22:50 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#52 [*U]
 
「また後でな」

そう言って
優太は戻っていった。




懐かしい気持ち。
あの頃みたいに
ドキドキしてる‥


優太が“ゆうくん”?

_

⏰:09/02/13 22:53 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#53 [*U]
 
いつものように
朝を迎えて
準備をして学校へ行く。


優太の顔見るだけで
ドキドキしちゃう。

あたし、
どうしちゃったの?

悠紀の方ばかり見て
話をしてる。

優太に話かけられても
軽く流しちゃう。

_

⏰:09/02/13 23:17 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#54 [*U]
 
学校に着いて
優太と別れる。

「ちぃまたね?」

目を合わさずに
手を振る。

分かりやすすぎだよね;;

すると悠紀に
手を引っ張られる。

_

⏰:09/02/13 23:19 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#55 [*U]
 
昨日は桜井くんに
邪魔されて
キスできなかった悠紀は
いつもより強引。


でもあたしは
そんな気分じゃなくて‥

悠紀じゃない

ってその時思った。

_

⏰:09/02/13 23:21 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#56 [*U]
 
「ごめんっ
ナツキに呼ばれてるから
先行くね」

そう言って
悠紀に手をふりほどいて
走って逃げた。


最低だよね‥
うん‥


でも今までの関係
続けるよりはいいかな?

_

⏰:09/02/13 23:25 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#57 [*U]
 
優太と悠紀。

2人のいいところを
数えたらキリがない。

いろいろ考えていたら

「そんな顔してると
いつもよりブスだよ?」

桜井くんの登場。

本当に失礼な人。

_

⏰:09/02/13 23:27 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#58 [*U]
 
「おまえは笑ってる方が
いいよ」


え?桜井くんが言った?

桜井くんの方を見ると
窓の外を見てたけど
顔が少し赤かった。



励ましてくれたのかな?

たまにはいいやつ。

_

⏰:09/02/14 00:07 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#59 [*U]
 
ブーブーブーブー

授業中メールが来た。

受信:優太

本文:いつもの場所
   来れる?


今日は会いたくない。
っていうか、会えない!!


送信:ごめん。

たったそれだけ送った。

_

⏰:09/02/14 00:09 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#60 [*U]
 
1日中、頭ん中は
優太でいっぱいだった。

明日はどんな顔で
会えばいいのかな?

家で考えていると

「知歩〜。
お母さんとお父さん
会議あるから
出掛けてくるわね」

と言って出掛けていった。

_

⏰:09/02/14 00:12 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#61 [*U]
 
あたしには3つ上の
お兄ちゃんがいるけど
一人暮らししてる。

つまり今家に一人。


ピンポーン

家のチャイムが鳴って
びくっとしてしまった。

_

⏰:09/02/14 00:14 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#62 [*U]
 
ドアを開けると
そこにいたのは



――――――優太。


「話あるんだけどいい?」

そう言われて
優太を部屋に入れる。

_

⏰:09/02/14 00:16 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#63 [*U]
 
「ちぃの部屋久しぶり」

優太は嬉しそうに
見渡してる。

あたしの心臓は
さっきからうるさい。


すると、

「なんでさけるの?」

いきなり本題に
入った優太。

_

⏰:09/02/14 00:18 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#64 [*U]
 
「‥あ‥えっと‥」

戸惑っているあたしを
優太が抱きしめた。

「けっこう
傷つくんだけど?」

そう言ってキスをした。

軽いキスなんかじゃなく
激しいキス。

「‥っ‥はぁっ‥」

息ができない。

_

⏰:09/02/14 00:21 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#65 [*U]
 
やっと唇が離れた。

「ちぃ好きだ」

優太はそう言って
あたしをベットに
押し倒した。


「ちょっと‥優太‥ん」

あたしの言葉を
遮るように
また激しいキス。

_

⏰:09/02/14 00:24 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#66 [*U]
 
**********************

今日わちょっと長く
更新できました★


読んでる方
いましたらぜひっ
感想ください!!

**********************

⏰:09/02/14 00:25 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#67 [苺]
呼んでます∀主サンって明日も明後日も 書いてましたよねめためた面白いづす続き気になる

⏰:09/02/14 00:42 📱:SO905i 🆔:YQ6mieYU


#68 [匿名]
見せてもらってます続きがきになる更新頑張って下さいね

⏰:09/02/14 08:57 📱:D705i 🆔:x0hKo65Q


#69 [*U]
 
苺さん
書いてましたよ
読んでくれて
ありがとうです
頑張りますね


匿名さん
感想ありがとうです★
できるときわ
たくさん更新するんで
これからも
お願いします

_

⏰:09/02/14 12:22 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#70 [*U]
 
*********************

キスをしながら
優太は胸を優しく
触ってきた。

「‥あっ‥ん‥」

初めての感覚に
あたしは思わず
声を出してしまった。

優太はキスをやめて
あたしの首筋に
顔をうずめた。

_

⏰:09/02/14 12:26 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#71 [*U]
 
「あっ‥やぁ‥いたっ」

首筋に痛みがはしった。

「ちぃって感じやすいんだね〜」

優太がからかう。

「もぉ〜!!」

あたしがすねると

「普通に接してよ?
嫌われたと思うじゃん。」
優太が言った。

_

⏰:09/02/14 12:29 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#72 [*U]
 
「うん‥ごめん」

意識してました、なんて
恥ずかしいし
いまさらって感じで
ごめんしか言えない
あたしに

「それじゃ帰るね!
また明日な」

って頭をなでて
帰っていった。

_

⏰:09/02/14 12:32 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#73 [*U]
 
お風呂に入りながら
さっきの優太とのことを
思い出す。



顔が熱くなる。



このままだと
のぼせちゃう!!

_

⏰:09/02/14 12:34 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#74 [*U]
 
お風呂から出て
携帯を見るとメールが
1件。

受信:悠紀

本文:明日、朝練あるけど
   一緒に行かない?


朝練かぁ〜。
優太も行くよね。

送信:おっけ〜♪

そう送って
眠りについた。

_

⏰:09/02/14 12:37 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#75 [*U]
 
いつも寝坊ばかりの
あたしだけど
早く優太に会いたくて
ちゃんと起きれた。


玄関を出ると
悠紀しかいない。

「あれ?優太は?」

「寝坊したから
先行っててだってさ」

な〜んだ‥いないのか。

_

⏰:09/02/14 12:40 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#76 [*U]
 
すると悠紀が
手をつないできた。

「2人なんて
久しぶりだよな」

って少し照れながら
言う悠紀はかわいくて
手を離せなかった。


グラウンドにつくと
誰もいない。

「みんなまだみたいだね」

あたしが言うと

_

⏰:09/02/14 12:42 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#77 [*U]
 
「ちぃと2人になりたくて嘘ついちゃった。

ごめんな?」

悠紀が謝ってきた。

もぉ〜って怒りつつ
ちょっと嬉しい。


でも優太といるときみたいにドキドキしない。

_

⏰:09/02/14 12:44 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#78 [*U]
 
一瞬強い風が吹いた。

乱れた髪を直してると
いきなり悠紀に
手を引っ張られて
部室に入った。

「どおしたの?」

驚いてるあたしを
無理矢理押し倒す悠紀。

「優太としたの?」

見たことない怖い顔。

_

⏰:09/02/14 12:49 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#79 [*U]
 
「なっなに言ってんの?」

焦るあたしに

「じゃーこのキスマークはなんだよ?」

って聞いてきた。

‥キスマーク?

昨日痛かったのって
まさか‥!!

気付かなかった〜‥

優太のばかっ!!

_

⏰:09/02/14 12:51 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#80 [*U]
 
答えられないあたしに
腹を立てた悠紀は
キスと同時に
強引に制服を
脱がし始めた。

「ちょっ‥やだっ」

悠紀は聞いてくれない。

あっという間に
上半身はブラだけ。

_

⏰:09/02/14 12:53 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#81 [*U]
 
あたし悠紀に
ヤラれちゃう!!

初めてがこんなやり方なんて絶対嫌!!

でも抵抗したって
悠紀は離してくれない。


ブラが外され
あたしの胸が現れた。

悠紀は興奮して
しゃぶりつく。

_

⏰:09/02/14 12:56 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#82 [*U]
 
「はぁっん‥あっやぁ」

どうしよう‥
気持ちよすぎる‥

「悠紀っ‥んっ‥やだ」

力が入らない。





「ねぇ?ここラブホじゃないんだけど?」

_

⏰:09/02/14 12:59 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#83 [*U]
 
ドアのところに
桜井くんが立っていた。




「ってか、泣いてるし」

桜井くんの言葉に
悠紀はやっと
我に返ったみたい。

「ちぃ!ごめん、俺‥」

_

⏰:09/02/14 13:00 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#84 [*U]
 
謝る悠紀にあたしは

「最低だよ‥」

そう言い捨てて
制服を来て部室を
出ていった。


涙が出てくる‥。

嫌と言いつつ
あたしだって感じた。

優太が好きなら
そう言えばよかったのに
期待ばっかさせたから
罰があたったんだ。

_

⏰:09/02/14 13:03 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#85 [*U]
 
悪いのは
悠紀だけじゃない‥。




でもはっきり気付いた。




あたしは優太が好き。



ごめんね‥悠紀。

_

⏰:09/02/14 13:04 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#86 [*U]
 
朝早いので
まだ誰も教室にいない。

は〜‥

ため息しか出ないよ。



「ちぃっ!!」

ドアが開いて
息が乱れた優太が
入ってきた。

_

⏰:09/02/14 15:03 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#87 [*U]
 
「なんで‥?」

涙をこらえるのが
精一杯。


「朝起きたら
悠紀からメール来てて
急いで来た。

ったく、抜け駆けすんな
って言ったのに」

ぶつぶつ言いながら
あたしを抱きしめる。

_

⏰:09/02/14 15:06 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#88 [*U]
 
「でも俺はしょっちゅう
抜け駆けしてるけど」

笑ってる優太。

「‥ぐすっ‥ふぇ‥」

我慢できずに
泣き出したあたしに
さすがに驚いてる。

「えっ?ちぃ?!
どうしたのっ!?」

_

⏰:09/02/14 15:09 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#89 [*U]
 
「もしかして‥
優太になんかされた?」

キスマークをなでながら
優太に聞かれて頷いた。

「あいつっ‥」

教室を出ていこうとする
優太の制服を掴んで

「行かないで‥」

って言うと
優太は優しくキスをした。

_

⏰:09/02/14 15:13 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#90 [*U]
 
「俺のせいでごめんね。


俺がずっと守るから
付き合って?」

優太の真剣な顔。

「優太のこと
信じていいの?」

そう聞くと

「当たり前だろ?
俺はちぃのこと
ずっと好きでいたんだし
これからもずっと
好きだよ」

_

⏰:09/02/14 15:19 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#91 [*U]
 
「ゆうくん♪」

ずっと決めてた。
本当の“ゆうくん”が
わかるまで呼ばないって。

「ちぃちゃん♪」


あたしの初恋は
今叶った。

_

⏰:09/02/14 15:23 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#92 [*U]
 
続々と生徒が登校してきたから優太は自分の教室に帰って行った。


にやにやしていると

「気持ち悪いんだけど」

冷たく言うは桜井くん。

でも助けてくれたから
お礼言わなきゃ。

_

⏰:09/02/14 15:29 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#93 [*U]
 
「ありがとうね」

そう言うと

「俺は会ったときから
あーなると思ったけどね。」

こっちが素直に
お礼言ってるのに〜。

「いくら仲良くても
男は男なんだから
気をつけろよ」

冷たい言い方でも
優しさが伝わった。

_

⏰:09/02/14 15:34 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#94 [*U]
 
あれから悠紀とは
気まずくて
話もしなければ
電話もメールもしない。

優太は悠紀に
付き合ってることを
言ったみたい。


あたしは優太と
順調だった。

_

⏰:09/02/14 15:38 📱:SH903i 🆔:LbLam.9Y


#95 [*U]
 
−数週間後−

今日は珍しく
サッカー部が休み。

優太と初デート。

放課後教室で
待っていると

「七瀬〜。
ちょっと職員室こい」

担任に呼び出された。


最悪〜〜。

_

⏰:09/02/15 17:43 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#96 [*U]
 
「ナツキっ
優太が来たら待っててって言っておいて!!」

ナツキにお願いして
急いで職員室に向かう。


担任に頼まれたのは
プリントを教室に運ぶ
という雑用。

それくらい
自分でやってよと
思いつつプリントを持ってまた急いで教室に戻る。

_

⏰:09/02/15 17:47 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#97 [*U]
 
教室に入ろうとすると

「ねぇ優太くん。
まだ知歩に言わないの?」

ナツキの声。

「言えないんだよな〜。

今さら“ゆうくん”
じゃありませんなんて」


確かに優太の声。

_

⏰:09/02/15 17:50 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#98 [*U]
 
「まさかちぃが
信じるなんて思ってなかったし」


なにそれ‥‥



「‥うそつき‥」

優太に向かって言った。

_

⏰:09/02/15 17:52 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#99 [*U]
 
「知歩‥いつから
そこにいたの?」

ナツキが焦る。

「みんなであたしを騙して楽しかった?
信じてるあたしを
笑ってたんでしょ?」

思わず怒鳴ってしまう。

「ちぃ!騙してたことは
悪かった。でも」

「聞きたくない!!」

あたしは教室を飛び出した。


_

⏰:09/02/15 17:55 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#100 [*U]
 
最低だよ‥
優太もナツキも‥


とぼとぼ帰り道を
歩いていると
優太が追い掛てきた。

「話きいて?」

優太は必死だった。

_

⏰:09/02/15 17:57 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#101 [*U]
 
「優太なんか嫌い」

あたしは静かに言った。
立ち止まらない
あたしに

「おまえは俺じゃなくて
“ゆうくん”を
好きだったんだな」

優太が怒鳴った。

思わず立ち止まる。

_

⏰:09/02/15 18:00 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#102 [*U]
 
「悠紀が無理矢理
ヤろうとしたとき
“ゆうくん”はそんなことしない、悠紀は嫌い。

俺が嘘をついたら
“ゆうくん”じゃないから嫌い。

ちぃは結局
“ゆうくん”しか
見てねーんだよ!!」



優太の言葉に言い返せない。

_

⏰:09/02/15 18:03 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#103 [*U]
 
「‥嘘ついてごめん‥
でも本気でちぃを好きだった」

優太はそう言って
帰っていった。


あたしは
いつまで“ゆうくん”を
引きずってるんだろう。

あんなに思ってくれる
2人を傷つけた。

_

⏰:09/02/15 18:12 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#104 [*U]
 
次の日の朝
久しぶりに1人で
学校に行く。


学校って遠いんだな‥


いつも優太や悠紀と
一緒だったから
学校まであっという間に
感じてた。

_

⏰:09/02/15 18:17 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#105 [あい]
続き気になるんで
更新してください

⏰:09/02/15 19:09 📱:SH906i 🆔:qirQMqrE


#106 [*U]
 
あいさん
ありがとうございます

_

⏰:09/02/15 23:29 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#107 [*U]
 
**********************

教室に入って
席につくとナツキが
謝ってきた。

「知歩‥ごめんね?
騙してたわけじゃないんだ‥。知歩に新しい恋してほしくてさ‥」


ナツキ心配してくれてたんだね。

いつまでも
“ゆうくん”に
すがってるあたしを。

_

⏰:09/02/15 23:34 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#108 [*U]
 
「ううん。
 あたしこそゴメンね?」

そう言うと、

「あたしから話すって
 言ったら、
 優太くんと悠紀が
 知歩に話したいって。」

とナツキに言われた。

ブーブーブーブー

いいタイミングで
優太からメール。

_

⏰:09/02/15 23:39 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#109 [*U]
 
本文:昼休み、
   いつもの場所に
   来てほしい。


ちゃんと
向かい合わなきゃね!!


送信:わかった。


はぁ〜緊張する〜。

_

⏰:09/02/15 23:41 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#110 [*U]
 
「知歩って本当に
 分かりやすいよね〜。
 喜怒哀楽が
 顔に出過ぎだよ。」

ナツキに笑われた。

あたしそんなに
顔に出てるかな?

「俺もそう思う。」

いつのまにか来た
桜井くん。

_

⏰:09/02/15 23:46 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#111 [*U]
 
ナツキと桜井くんは
2人で共感しあってる。

からかいながらも
2人が励ましてくれてるの分かるよ。


3人でくだらない
言い合いをしていると
先生が入ってきて
ホームルームが始まった。

_

⏰:09/02/15 23:48 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#112 [*U]
 
「おまえもだけど
 あの2人も
 分かりやすい。」

小声で桜井くんが言う。

あたしがきょとんと
していると

「長谷川さんと
 高塚のこと。」

桜井くんは続ける。

「最近元気ないし
 プレーも雑。

 ったく、
 おまえごときで」

黙って聞いてれば‥怒

_

⏰:09/02/15 23:52 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#113 [*U]
 
「サッカー
 見に来てよ。」

予想外の言葉。

「あの2人が
 やる気にならなきゃ
 俺つまんねーもん。」


‥自分のためですか。

でも、ありがとう。
なんか楽になった。

_

⏰:09/02/15 23:56 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#114 [*U]
 
―――昼休み―――

急いでお弁当を食べて
待ち合わせの場所に
向かった。

優太と悠紀は
もう来ていた。

「ちぃ‥あのときは
 本当にごめんっ!!
 自分で抑えられなくて
 無理矢理なんて
 最低だった。」

悠紀が謝ってきた。

_

⏰:09/02/15 23:59 📱:SH903i 🆔:BacMtRQY


#115 [*U]
 
「優太にとられたくない
 って、必死になっちゃっ て‥。
 本当ゴメンな。」

「ううん。
 あたしもゴメン。」

こうして悠紀と
仲直り。

それから優太が
どうして2人が
“ゆうくん”だと
言い張ったのか
話してくれた。

_

⏰:09/02/16 00:06 📱:SH903i 🆔:j6.Vd9NA


#116 [*U]
 
「俺と悠紀は
 ちぃが引越した後
 同じくらいに
 この街に引越してきた。

 だから、ちぃのことは
 知らなかった。

 家がナツキと近くて
 よく3人で遊んでた。

 それでちぃが
 引越してきたとき
 俺と悠紀は
 一目惚れしたんだ。」

_

⏰:09/02/16 00:11 📱:SH903i 🆔:j6.Vd9NA


#117 [*U]
 
「高校でナツキと
 いるのを見かけて
 ナツキに聞いたんだ。

 そのときに
 初恋の“ゆうくん”
 の話を聞かされて
 どーしても
 振り向かせたくて
 嘘をついた。

 いつか言おうと
 思ってたんだけど
 タイミング逃して
 言い出せないまま
 あんなことに
 なっちゃったんだ。」
 
_

⏰:09/02/16 00:16 📱:SH903i 🆔:j6.Vd9NA


#118 [*U]
 
「本当に悪かったと
 思ってる。

 でもちぃを
 好きな気持ちは
 嘘じゃない。

 振り向かせたい。

 だから俺たちと
 最初から恋愛して
 くれませんか?」


_

⏰:09/02/16 00:18 📱:SH903i 🆔:j6.Vd9NA


#119 [*U]
 
もし2人が“ゆうくん”
としてじゃなく
有りのままの2人で
出会ってたら、
あたしはとっくに
どっちかに恋してる。


あたしには
優太も悠紀も
本当にもったいない。


「ゆっくりでいい?」

あたしは聞いた。

_

⏰:09/02/16 00:21 📱:SH903i 🆔:j6.Vd9NA


#120 [*U]
 
「当たり前だろ」
「いいに決まってるだろ」

久しぶりに
3人で笑い合えた。



これからが
あたしたちの
恋愛の始まりなんだね。

_

⏰:09/02/16 00:23 📱:SH903i 🆔:j6.Vd9NA


#121 [*U]
 
優太と悠紀は
抜け駆けしないことを
再確認していた。

新しくできたルール。

月・水・金は3人で登校。
火は優太と2人。
木は悠紀と2人。


「知歩はお姫様だね〜」

ナツキがからかう。

_

⏰:09/02/17 08:37 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#122 [*U]
 
あたしもちょっと
そう思う。


ゆっくりゆっくり
本当の恋を見つける。


“ゆうくん”は
心の中にしまうの。

_

⏰:09/02/17 08:41 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#123 [*U]
 
「おはよっ」

「おぉ。」

教室で桜井くんとの
いつもの会話。

やな奴って思ったけど
今は仲良くなった。

ナツキと3人で
よく話すようになった。

っていうか、
ナツキはまだ言わないけど桜井くんのこと
好きだと思う。

_

⏰:09/02/17 08:44 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#124 [*U]
 
ナツキは明るくて
美人だからモテる。

でも、男と長続きしない。


最近はめんどくさいから
彼氏も作ってない。


ナツキと桜井くんなら
美男美女だから
お似合いだな〜。

_

⏰:09/02/17 08:47 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#125 [*U]
 
「ナツキ。
 今日サッカー
 見に行こうよ。」

どーにかして
くっつけたい!!

あたしはナツキと
放課後サッカーを
見に行った。


優太と悠紀が
走ってくる。

_

⏰:09/02/17 08:49 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#126 [*U]
 
「「ちぃ〜」」

2人揃って言う。

「2人とも頑張ってね」

応援すると

「ちぃのために
 ゴール決めるからな」

って悠紀が言うと
あたしたちは大笑い。

優太はすねる悠紀を
引っ張って
グラウンドに戻っていった。

_

⏰:09/02/17 08:54 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#127 [*U]
 
「本当バカだよね」

「でも知歩は
 幸せ者だよ〜。」

ナツキが羨ましそうに
言う。

「ナツキはさぁ〜
 恋とかしてないの?」

「いきなり何〜?」

焦ったナツキの反応。

_

⏰:09/02/17 09:03 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#128 [*U]
 
ナツキ好きな人
いるんだ!

「だれだれ〜?」

あたしはしつこく聞く。

「うるさいなぁ!」

ナツキの顔は真っ赤。
こんなナツキ
見たことないよ。

本当に好きなんだぁ。

_

⏰:09/02/17 15:48 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#129 [*U]
 
何年?何組?
あたしは質問攻め。

でもナツキは
何も教えてくれない。


「じゃ〜サッカー部?」

諦め半分で聞いたら
ナツキの表情が変わった。

もしかして
もしかしちゃうかも!!

_

⏰:09/02/17 15:52 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#130 [*U]
 
ナツキの好きな人は
桜井くんかも。


だったら
くっつけてあげなくちゃ!

あたしは楽しくて
たまらなかった。




でも何も見えてなかった。

この時のあたしは
何人を傷つけただろう。

_

⏰:09/02/17 15:57 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#131 [*U]
 
それからあたしは
教室でも2人きりにしたりサッカーを見に行ったり
すごいお節介だった。

「知歩っ!!
 最近なんなのよ?」

「おまえ、おかしい」

ナツキと桜井くんに
突っ込まれる。


あたしそんなに
演技下手なのかな?

_

⏰:09/02/17 16:03 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#132 [*U]
 
今日もサッカーを
見に行く。

優太と悠紀は
相変わらずカッコイイ。


どっちかを選ぶ日なんて
来るのかな?

なんてぼーっと
考えていた。

_

⏰:09/02/17 16:05 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#133 [*U]
 
―そのとき―

「ちぃ危ないっ!!」

声がする方を
振り向こうとすると


ドンッ


何かがぶつかって
あたしは気を失った。

_

⏰:09/02/17 16:07 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#134 [*U]
 


「‥いったたたた‥」

目が覚めたら
保健室にいた。

「ちぃ大丈夫か?」

優太と悠紀が
顔を覗いてきた。

「あたし‥なんで?‥」

頭を抑えながら聞く。

_

⏰:09/02/17 16:10 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#135 [*U]
 
「ボールがちぃの所に
 飛んできて
 桜井が守ったときに
 頭を軽くぶつけた
 みたい。
 心配ないってさ。」

えっ?

「桜井くんはっ?!」

あたしは大声で聞いた。

_

⏰:09/02/17 16:14 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#136 [*U]
 
「まだ寝てるよ。
 俺たちあと少し
 練習あるから
 待ってて。」

優太と悠紀は
戻って行った。


隣のベットを見ると
綺麗な顔をして
寝ている桜井くん。

眺めていると
桜井くんは目を覚ました。

_

⏰:09/02/17 16:17 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#137 [*U]
 
「桜井くん
 助けてくれて
 ありがとう。」

あたしが言うと

「おまえ怪我ない?」

心配してくれた。

「うん、大丈夫。」

「そっか。


 お礼は?」


‥‥‥‥‥‥‥‥‥は?

_

⏰:09/02/17 16:20 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#138 [*U]
 
確かに助けてもらったのはすごい感謝してるよ。

でも!でも!でも!

普通お礼を
催促する人なんている?

あたしは心の中で
叫んだ。


「‥あたし‥
 お金持ってない‥」

小さな声で言った。

_

⏰:09/02/17 16:41 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#139 [*U]
 
沈黙が続いて

「ぷっ‥あはははは」

桜井くんが笑った。

「俺そんなに
 ひどい男じゃねーし!」

「じゃあお礼って
 何すればいーのよ」

あたしは不機嫌に言った。
_

⏰:09/02/17 16:52 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#140 [*U]
 
「こっち来て」

桜井くんが手招きした。

桜井くんが寝ている
ベットの横に行くと
いきなり腕を掴まれて

「キスしてよ。」

桜井くんが言った。

_

⏰:09/02/17 21:50 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#141 [*U]
 
どんどん顔が
近づいてくる。

「わぁー!!
 むりむりむりむり!!」

逃げようとしたら
腕を引っ張られて
桜井くんの膝の上に
向かい合わせの状態に
なってしまった。


心臓がうるさい。
桜井くんに
聞こえちゃうんじゃないかってくらいに。

_

⏰:09/02/17 21:53 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#142 [*U]
 
「おまえを
 助けたのはだぁれ?」

う‥ずるい‥

「さ‥くらい‥くん」

「だろ?
 じゃあ、して?」

今まで見たことない
桜井くんの可愛い顔。


顔を少しずつ近づける。

_

⏰:09/02/17 21:59 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#143 [*U]
 



―――ちゅっ―――



軽く触れただけのキス。


見つめ合う2人。



もう一度唇が触れ‥

「ちぃ〜」
_

⏰:09/02/17 22:01 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#144 [*U]
 
優太と悠紀が
練習を終えて
保健室に迎えに来た。

あたしたちは急いで
離れる。


「おぉ桜井。大丈夫か?」
「ちぃももう平気?」


何事もなかったかのようにあたしたちは接する。

_

⏰:09/02/17 22:06 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#145 [*U]
 
―次の日―

「知歩おはよっ」

教室に入ると
ナツキはもう来てた。

「はよー。」

あくびをしながら
桜井くんも入ってきた。


目が合ったのに
極端に逸らしちゃった。

_

⏰:09/02/17 22:10 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#146 [*U]
 
昼休みになって
お弁当を食べていると

「桜井くんと
 ケンカでもしたの?
 一言も話してない
 じゃん。」

ナツキが聞いてきた。


ナツキには嘘つけない。

昨日の保健室での
出来事を話す。

_

⏰:09/02/17 22:13 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#147 [*U]
 
「知歩って
 結局は誰でも
 いいんだね‥。

 優太や悠紀を
 振り回して
 今度は桜井くんまで
 振り回すんだ‥。

 ずるいよ。」


ナツキはそう言って
教室を出て行った。

_

⏰:09/02/17 22:24 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#148 [*U]
 
ナツキにあんなこと
言われるなんて
思いもしなかった。

ケンカなんて
したことないし。


ナツキは優しいから
きっと今まで
我慢してたんだよね‥


桜井くんが好きだから
嫌だったんだよね‥

_

⏰:09/02/17 22:31 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#149 [*U]
 
あたしバカだなぁ‥


授業が始まっても
ナツキとあたしは
気まずい。


帰りもナツキは
黙って帰ってしまった。

_

⏰:09/02/17 22:35 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#150 [*U]
 
「ケンカしたの?」

桜井くんが話かけてきた。

あたしが頷くと

「おまえらでも
 ケンカするんだな!!」

って笑ってた。

なんで笑うの?
あたし落ち込んでるのに。

_

⏰:09/02/17 22:40 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#151 [*U]
 
すると桜井くんが
あたしの頭を
くしゃくしゃにした。


「大丈夫だよ。
 心配するなって。」

桜井くんの大きい手と
その言葉はあたしを
安心させてくれた。


「‥ありがとう‥」

_

⏰:09/02/17 22:45 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#152 [*U]
 
あたしが言うと

「じゃーお礼は?」

はー?!

「もうっ」

あたしが怒ると

「その方が
 おまえらしいよ。」

桜井くんはそう言って
部活に行った。

_

⏰:09/02/17 22:50 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#153 [*U]
 




どうしよう‥ナツキ‥





あたしも桜井くんが
好きかもしれない‥


_

⏰:09/02/17 22:51 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#154 [*U]
 
あたしは学校を出て
ナツキの家に向かった。


玄関のチャイムを
鳴らすとナツキが
出てきた。


「なに?」

やっぱり不機嫌‥。

でもあたし、
ちゃんと話さなきゃ。

_

⏰:09/02/17 22:57 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#155 [*U]
 
「話したい!!」

そう言うと
ナツキは部屋に
入れてくれた。



「あたしねっ‥
 ナツキの気持ちは
 知ってるけど‥


 あたしも桜井くんが
 好きなの!!」

まだ芽生えたての
気持ちだけど嘘はない。

_

⏰:09/02/17 23:00 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#156 [*U]
 
「ちょっと待って?
 “あたしも”って何?

 あたし桜井くんの事
 好きじゃないよ?」

ナツキが笑った。

「えっ?!
 あたしの勘違い?
 ちょー恥ずかしい‥」

混乱しているあたしに

「さっきは言い過ぎて
 ごめんね‥


 あたしが好きなの
 悠紀なんだ」

_

⏰:09/02/17 23:06 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#157 [*U]
 
な〜んだ!!
悠紀だったんだ〜。


‥‥‥‥‥‥‥‥?!


「悠紀ぃっ?!」

あたしは驚きのあまり
声が裏返ってしまった。

_

⏰:09/02/17 23:08 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#158 [*U]
 
「あたしが恋愛
 続かないのって
 ただ悠紀に
 ヤキモチやいて
 欲しいからなんだ。

 悠紀は知歩が
 好きだから
 そばにいれるだけで
 いいって思ってたけど
 知歩にその気がないなら あたし諦めない!!」


ナツキはすごいよ‥
あたしだったら
桜井くんに
好きな人がいたら
とっくに諦めてる。

_

⏰:09/02/17 23:15 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#159 [*U]
 
「お互い頑張ろうね!」


ナツキとの友情を
再確認できた。


桜井くんに
お礼言わなきゃ。

早く会いたいな。

_

⏰:09/02/17 23:21 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#160 [*U]
 
‥その前に
優太と悠紀に
言わなきゃな‥。

ナツキにも悪いし。


今はサッカー部は
朝練がある週だから
一緒に行ってない。

近いうちに言おう。

_

⏰:09/02/17 23:26 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#161 [*U]
 
珍しくいい気分で
起きれた朝。

るんるんで学校に行く。

教室に入ると
桜井くんはもう来てた。


やばい‥
カッコイイ‥


なんて今さら
あの美形に惹かれる。

_

⏰:09/02/17 23:28 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#162 [*U]
 
席について
仲直りの報告をした。

「あっそ。
 よかったね。」

全く興味のない言い方で
昨日までのあたしなら
間違いなく
ムカついてた。

でも今は恋する乙女。

少しの会話で
すごい嬉しくなる。

_

⏰:09/02/17 23:31 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#163 [*U]
 
恋の力って
すごいんだなぁ〜。


桜井くんに
好きになってもらえるように頑張らなきゃ!


そう決めた矢先‥

「今から席替えするぞー」

と担任が言った。

_

⏰:09/02/17 23:33 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#164 [*U]
 
席替え=隣じゃなくなる


ありえない〜‥。



でももしかしたら
また隣になるかも
しれないよね!


そう願ってクジを引く。

_

⏰:09/02/17 23:35 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#165 [*U]
 
まぁ人生は
そううまくはいかない。



あたしは
窓側の1番後ろ。

桜井くんは
廊下側の1番後ろ。

遠すぎるよ〜泣

_

⏰:09/02/17 23:37 📱:SH903i 🆔:TeHUGr.A


#166 [*U]
 
桜井くんを見ると
隣の席の女の子と
楽しそうに話してる。


いいな〜。
ズルイな〜。


ついさっきまで
桜井くんの隣は
あたしだったのに‥


ふと目があった。

_

⏰:09/02/18 00:48 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#167 [*U]
 
あたしは思いきり
目を逸らした。


ばかばかばか!!

こんなことしたら
明らかにバレるじゃん。


ちら見したら
また楽しそうに
話してる。

最悪だよ‥。

_

⏰:09/02/18 00:52 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#168 [*U]
 
あたしは机に顔を伏せて
見えないようにした。


次の授業の先生が来て
みんな席に着く。


「おい」

呼ばれて隣を見ると
桜井くん。

「えっ?なんで?」

混乱しているあたし。

_

⏰:09/02/18 09:08 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#169 [*U]
 
「おまえが
 隣じゃなきゃ
 つまんねーから
 変えてもらった」

普通の顔して
さらっと言われた。






あたし、期待してもいい?

_

⏰:09/02/18 09:10 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#170 [*U]
 
それからあたしたちは
どんどん仲良くなった。


桜井くんが好き。


その気持ちも
大きくなっていく。



今日はサッカー部は
練習が休みで
桜井くんの家に
CDを借りにいく。

_

⏰:09/02/18 09:14 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#171 [*U]
 
そのまえに
優太と悠紀に
言わなくちゃ。

2人を呼び出す。

「あたし‥
 好きな人いるんだ‥」


2人から笑顔が消えた。

「‥それは
 俺らのどっちでもない
 ってこと?」

_

⏰:09/02/18 09:17 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#172 [*U]
 
優太に聞かれて頷く。


「ちぃ、ひどいな‥」

悠紀はそう言って
その場を去った。

残されたあたしと優太。

「悠紀のこと
 気にすんなよ。

 頑張ってな。」

そう言って優太も
帰って行った。

_

⏰:09/02/18 09:21 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#173 [*U]
 
いつも最初に
帰る方だったから
気付かなかったけど、
背中を見送るって
寂しいもんだね‥。


優太、悠紀。

ごめんなさい。
ありがとう。

_

⏰:09/02/18 09:24 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#174 [*U]
 
教室に戻ると

「おせーよ!帰るぞ」

って桜井くんが
笑ってた。

あたしはバレないように
無理に笑って
桜井くんの家に向かった。

_

⏰:09/02/18 09:26 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#175 [*U]
 
「あがってけば?」

桜井くんに言われて
迷わず頷いた。


桜井くんの部屋は
シンプルで
すごい清潔感がある。

部屋を隅々まで
見ていると

「こっち来いよ」

_

⏰:09/02/18 09:29 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#176 [*U]
 
振り向くと
ベットに座っている
桜井くんは
隣を指差した。

そこに座ると

「なんかあった?」

あたしの頭を
ぽんぽんってなでる。


思わず泣きそうなあたし。

なんでも分かっちゃうね

_

⏰:09/02/18 09:31 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#177 [*U]
 
下を向いていると
桜井くんの唇が触れた。

驚いてるあたしを
ベットに押し倒す
桜井くん。

そしてまたキス。
息ができないくらい
激しいキス。

_

⏰:09/02/18 09:34 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#178 [*U]
 
キスをしながら
器用にワイシャツの
ボタンを外される。

「あんっ‥」

胸を触られた。
優しく‥激しく‥

「やぁっ‥ぁ‥」

新たな刺激が加わる。
乳首をつままれた。

くにくにしながら
片方は舐められる。

_

⏰:09/02/18 09:38 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#179 [*U]
 
「ふぇ‥やぁ‥」

桜井くんは
パンツに手をかける。

「待って!!

 あたし‥
 初めてなの‥」

桜井くんの手を掴んで
言うと驚いてた。

_

⏰:09/02/18 09:41 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#180 [*U]
 
でも

「優しくする」

って言って
パンツを脱がされた。

「初めてなのに
 濡れすぎ」

桜井くんは
にやにやしながら言う。

クリと穴の間を
指が行き来する。

くちゅくちゅ

音がして恥ずかしい。

_

⏰:09/02/18 09:44 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#181 [*U]
 
でも‥気持ちいい。

「いたっ!!」

いきなり痛みが走った。

穴に指が入ってきた。

「大丈夫?」

桜井くんが
心配そうな顔で見る。

少しずつ指を
動かしてくれた。

_

⏰:09/02/18 09:47 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#182 [*U]
 
「あんっ‥あっ‥はぁ」

いやらしい声が
出せるくらい
気持ちよくなった。

「入れていい?」

指の動きが止まって
桜井くんが言った。



「‥いいよ」

_

⏰:09/02/18 09:49 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#183 [*U]
 
大好きな桜井くんと
繋がれるんだ‥。

桜井くんが
ゴムをつけているのを
眺めていると

「そんなに見るな」

って言って
押し倒された。


「いったーい!!」

_

⏰:09/02/18 09:51 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#184 [*U]
 
みんなこんなに
痛いものなの?

「無理っ
 入らないよ」

あたしは痛くて
暴れていると

手を握って

「力抜いて?
 もう1回して
 ダメだったらやめる」

_

⏰:09/02/18 09:54 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#185 [*U]
 
可愛い顔して
言われたら
頑張るしかない。


‥‥痛い‥‥

唇をかんで我慢する。


「‥全部入ったよ」

桜井くんは
頭をなでてくれた。

_

⏰:09/02/18 09:56 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#186 [*U]
 
キスをしながら
ゆっくり動く桜井くん。

「んっ‥あぁん‥」

徐々に気持ちよくなる
あたしに気付いて
腰の動きを早めた。

「あっ‥いくっ!!」



静かな部屋に
2人の吐息だけが
聞こえる。

_

⏰:09/02/18 10:00 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#187 [*U]
 
「大丈夫?」

桜井くんは後始末をして
まだ寝たままのあたしに
軽いキスをした。






時計を見ると夜7時。

_

⏰:09/02/18 10:02 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#188 [*U]
 
あのあと
寝ちゃったみたい。

桜井くんは
まだ気持ちよさそうに
寝てるから
制服を来て静かに
家を出る。



お腹が少し痛いけど
なんだか幸せ。

_

⏰:09/02/18 10:04 📱:SH903i 🆔:2rL2j6g2


#189 [*U]
 
―次の日―

あたしは今日から
1人で学校に行く。

寂しいけど
自分で決めたこと。



それ以上に
桜井くんに会いたい。

_

⏰:09/02/19 00:14 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#190 [*U]
 
教室に入ると
ナツキは来てたけど
桜井くんはまだみたい。

「あれれれ?
 なんかいい事あった?」

あたしはびくっとする。

なんでこんなに
分かりやすいんだろ‥。

「なになに?」

ナツキに昨日の出来事を
小さな声で話す。

_

⏰:09/02/19 00:18 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#191 [*U]
 
「えーっ!?」

ナツキの大きい声が
教室に響き渡り
シーンとなった。

「もぅ!ナツキってば!」

顔を赤くするあたし。

「それで付き合う
 ことになった?」

と質問されて
首を横にふる。

_

⏰:09/02/19 00:21 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#192 [*U]
 
「え?好きって
 言われなかったの?」

今度は首を縦にふる。

「知歩バカだね‥
 桜井くんは
 ただやりたいだけ
 だったらどーする?」

ナツキに言われて
気がついた。

ちょっとだけ
期待してたけど
さすがに順番
おかしいよね?

_

⏰:09/02/19 08:22 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#193 [*U]
 
そんな話をしていると
桜井くんが来た。

「はよー」

いつもどおり
あくびをしながら
だるそうに言う桜井くん。

‥やっぱり
やりたかっただけ?

幸せな気分から
一気に不幸な気分。

_

⏰:09/02/19 08:26 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#194 [*U]
 
あたしたちは
それから一言も
話さなかった。

恥ずかしいとかじゃなく
あたしは疑問ばかり。


すると紙切れが
飛んできた。

隣を見ると
桜井くんが口パクで
“読め”って言った。

_

⏰:09/02/19 08:29 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#195 [*U]
 
紙切れを開く。

《昨日、
 寝ちゃってごめんな。
 体大丈夫?》

そう書いてあった。

‥‥‥‥‥ばか。
嬉しいじゃん。

あたしは桜井くんを見て
べぇーってした。

笑う桜井くん。

また一気に幸せな気分。

_

⏰:09/02/19 08:35 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#196 [*U]
 
あたしと桜井くんは
部活が休みのたび
遊ぶようになった。

でもえっちしたのは
あの日だけ。



キスはしてるけど。

_

⏰:09/02/19 08:38 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#197 [*U]
 
桜井くんは
あたしのこと
どう思ってるのかな?

聞きたいけど
ここまでくると
聞きにくい。


告白もできない‥。

_

⏰:09/02/19 08:41 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#198 [*U]
 
今日は部活が休み。

最近は桜井くんの
「帰ろっか?」で
一緒に帰るけど
今日は違った。

「先帰るね」

そう言って
急いで帰って行った。

残されたあたし。
楽しみにしてたのにな。

_

⏰:09/02/19 08:45 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#199 [*U]
 
「今日桜井くんは?」

ナツキが聞いてきた。

「用あるみたい。」

「じゃあさっ
 優太と悠紀と4人で
 遊ぼうよ♪」

「えっ?
 あたし気まずいから
 いいよ!!」

あたしは帰ろうとすると
無理矢理ナツキに
引っ張られて
結局遊ぶことになった。

_

⏰:09/02/19 08:53 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#200 [*U]
 
好きな人がいるって
告げた以来話してない。

特に悠紀とは
気まずい。


あたしが
待ち合わせ場所に来たから2人は驚いてた。

気まずい雰囲気のまま
とりあえず街に行く。

_

⏰:09/02/19 08:56 📱:SH903i 🆔:STakDjko


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