君色 ーハツコイー
最新 最初 全 
#1 [*U]
:09/02/11 12:10
:SH903i
:K/bTeeK.
#2 [*U]
*********************
「僕大きくなったら
ちぃちゃんと結婚する!」
「あたしもゆうくんと
結婚する〜!」
「ちぃちゃん
だ〜いすきだよ」
「ゆうくんだいすき」
_
:09/02/11 12:13
:SH903i
:K/bTeeK.
#3 [*U]
「ちほっ!
いい加減起きなさい!」
お母さんの怒鳴り声で
あたしの朝は始まる。
またあの夢を見た。
小さい頃の記憶。
_
:09/02/11 12:18
:SH903i
:K/bTeeK.
#4 [*U]
七瀬知歩(ナナセ チホ)
高校1年。
いまだに初恋に
恋してる。
あの記憶は確か
4才くらい。
お父さんの転勤で
引越しすることになり
初恋の人とお別れ。
そして12年後の今
またこの街に戻ってきた。
_
:09/02/11 12:25
:SH903i
:K/bTeeK.
#5 [*U]
なんて自己紹介してる
場合じゃなくて!!
遅刻しちゃう。
急いで制服を来て
ご飯を食べて
家を出る。
「ちぃ、おはよっ」
「おせぇーよ」
_
:09/02/11 12:31
:SH903i
:K/bTeeK.
#6 [*U]
外で待っていたのは
あたしの王子様2人。
長谷川優太(ハセガワ ユウタ)
高塚悠紀(タカツカ ユウキ)
優太は1つ上で
悠紀は同い年。
_
:09/02/11 12:43
:SH903i
:K/bTeeK.
#7 [*U]
どっちかが
あたしの初恋なんだけど‥
ゆうくんって呼んでたから本名が分からない。
優太と悠紀は
自分だって言い張るし。
_
:09/02/11 12:52
:SH903i
:K/bTeeK.
#8 [*U]
あたしを真ん中にして
3人で学校に向かう。
「優太くんと悠紀くん
来たよ〜」
女の先輩やタメの子達
がヒソヒソ声で話す。
優太と悠紀は
顔よし!性格よし!
サッカー部で
運動神経もよし!
モテないわけがない。
_
:09/02/11 17:06
:SH903i
:K/bTeeK.
#9 [*U]
最初は嫌だった。
周りがうるさかったし。
でも優太と悠紀が
守ってくれるから
今じゃ3人の光景は
当たり前になった。
「ちぃ、またなっ!
悠紀、部活でなっ!
あと‥」
優太が言いかけて
「抜け駆け禁止、だろ?」
悠紀が言った。
_
:09/02/11 17:11
:SH903i
:K/bTeeK.
#10 [*U]
優太はいつも
それを確認して
2年生の教室へ入っていく。
あたしと悠紀は
もう1階上の教室。
「ちぃ、こっち」
教室へ向かっていると
悠紀に腕を引っ張られる。
_
:09/02/11 20:46
:SH903i
:K/bTeeK.
#11 [*U]
連れて行かれたのは
小さい資料室。
ドアが閉まると同時に
悠紀の唇が触れる。
「っ‥ん‥ゆきっ‥」
激しいキス。
これも毎日の日課。
もちろん優太には秘密。
_
:09/02/11 20:51
:SH903i
:K/bTeeK.
#12 [*U]
5分くらい
ずっと続ける悠紀。
「もっ‥行かなきゃ」
あたしが無理矢理
悠紀を離す。
「ちぃ好きだよ」
毎日言われてるのに
慣れない言葉。
_
:09/02/11 20:53
:SH903i
:K/bTeeK.
#13 [*U]
先生と同時に
教室に入る。
「知歩遅いよっ」
隣りの席のナツキが
にやにやしながら
言ってきた。
「また王子と?」
ナツキの言葉に
顔が赤くなる。
_
:09/02/11 20:56
:SH903i
:K/bTeeK.
#14 [*U]
ナツキはあたしたちの
関係をよく知っている
幼なじみ。
引っ越す前から
仲が良かった。
高校に入って
同じクラスなんて
びっくりしちゃった。
昔から一緒ってことは
ナツキはあたしの初恋
'ゆうくん'
を知ってる。
_
:09/02/11 21:00
:SH903i
:K/bTeeK.
#15 [*U]
「ねぇーナツキ。
教えてよ?
どっちがゆうくんなの?」
そう聞いても
「内緒。
知歩が自分で見つけなきゃ意味ないじゃん」
って楽しんでる。
_
:09/02/11 21:01
:SH903i
:K/bTeeK.
#16 [*U]
「知歩は今どっちが
好きなわけ?」
毎日毎日
ナツキは聞いてくる。
多分、悠紀と優太が
頼んでるんだろうけど。
悠紀も優太も
どっちも好き‥。
でも恋なのか分からないしどっちかなんて
選べない。
_
:09/02/11 21:04
:SH903i
:K/bTeeK.
#17 [*U]
優太と悠紀意外で
男友達はいない。
高校に入学したときは
いっぱい話しかけられたりアドレスを聞かれたり
してたんだけど‥。
1ヶ月くらいたって
優太と悠紀が現れてから
話しかける男子は
いなくなった。
_
:09/02/11 21:14
:SH903i
:K/bTeeK.
#18 [*U]
ブーブーブーブー
授業中携帯が鳴る。
受信:優太
本文:休み時間
いつもの場所!
メールの通り
休み時間になると
優太に言われた場所に行く。
屋上に続く階段。
静かな場所。
_
:09/02/11 21:20
:SH903i
:K/bTeeK.
#19 [*U]
「ちぃ」
優太は階段に座っていた。
「どうしたの?」
そう聞くと
腕を引っ張られて
優太の膝の上に
向かい合う姿勢で
座らされた。
_
:09/02/11 21:22
:SH903i
:K/bTeeK.
#20 [*U]
「会いたくなった」
って笑う優太。
「朝会ったばっかだよ?」
あたしも笑う。
ちゅっ
軽く優しいキス。
_
:09/02/11 21:25
:SH903i
:K/bTeeK.
#21 [*U]
「授業始まるから
もう行こう」
優太と別れる。
たった少しの時間。
でも会いたいって
思ってくれる。
嬉しいよね。
‥‥よくないことは
分かってるんだけど。
_
:09/02/11 21:32
:SH903i
:K/bTeeK.
#22 [*U]
「ちぃ気をつけて帰れよ」
放課後になって
悠紀は部活に行った。
ナツキと帰りながら
グラウンドの前を通る。
優太と悠紀は
遠くから見ても
カッコイイし
サッカーもうまい。
_
:09/02/12 14:22
:SH903i
:FOK8sCNk
#23 [*U]
「知歩、そろそろ
決めてあげたら?」
ナツキが言う。
「優太くんも悠紀も
半端な気持ちじゃないのはわかるでしょ?
初恋の'ゆうくん'は
忘れなよ」
ナツキの言葉は
間違ってない。
ただ‥決められない。
_
:09/02/12 14:28
:SH903i
:FOK8sCNk
#24 [*U]
次の日も玄関を出ると
いつものように
優太と悠紀が待っていた。
「そういえば
悠紀聞いたか?」
「なにを?」
「サッカー部に
新しいやつが入るらしいよ。」
そんな会話を2人がしてる。
_
:09/02/12 14:33
:SH903i
:FOK8sCNk
#25 [*U]
「新しく入るって
転校生?」
あたしも混ざって
聞いてみる。
「あぁ。
多分ちぃのクラス」
悠紀が言った。
へぇ〜。
随分急なんだな。
_
:09/02/12 14:35
:SH903i
:FOK8sCNk
#26 [*U]
学校に行くと
転校生の話題で
もちきりだった。
「知歩っ!!」
ナツキに呼ばれた。
「転校生来たの!
ちょーカッコイイよ」
面食いのナツキが
言うんだから
本当にカッコイイのかな。
_
:09/02/12 14:37
:SH903i
:FOK8sCNk
#27 [*U]
少しドキドキしながら
教室に入ろうとすると
ブーブーブーブー
携帯を開くと
受信メールが2件。
悠紀:惚れんなよ!!
優太:ちぃ心配(ー_ー)
そんなメールを見て
にやけるあたし。
_
:09/02/12 14:42
:SH903i
:FOK8sCNk
#28 [*U]
「知歩〜?入ろうよ」
ナツキの声で
我に返って教室に入る。
あたしの隣りの席に
なかった新しい机がある。
転校生の後ろ姿。
髪はサラサラで茶色。
細身で長身。
でも優太や悠紀みたいに
筋肉はついてる。
_
:09/02/12 14:51
:SH903i
:FOK8sCNk
#29 [*U]
なんて見とれてたら
先生が入ってきた。
「今日から新しい
クラスメートが入った」
先生が紹介して
転校生が前に立った。
自己紹介してたけど
そんなのあたしには
聞こえてこない。
_
:09/02/12 14:57
:SH903i
:FOK8sCNk
#30 [*U]
一目惚れしちゃった。
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:09/02/12 14:58
:SH903i
:FOK8sCNk
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