君色 ーハツコイー
最新 最初 🆕
#1 [*U]
 
少しずつですが
また小説書かせて
いただきます!!

感想板わ前々作と
同じでお願いします↓↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4126/

感想待ってます

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⏰:09/02/11 12:10 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#2 [*U]
 
*********************

「僕大きくなったら
ちぃちゃんと結婚する!」


「あたしもゆうくんと
結婚する〜!」


「ちぃちゃん
だ〜いすきだよ」

「ゆうくんだいすき」

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⏰:09/02/11 12:13 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#3 [*U]
 

「ちほっ!
いい加減起きなさい!」

お母さんの怒鳴り声で
あたしの朝は始まる。



またあの夢を見た。
小さい頃の記憶。

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⏰:09/02/11 12:18 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#4 [*U]
 
七瀬知歩(ナナセ チホ)
高校1年。
いまだに初恋に
恋してる。

あの記憶は確か
4才くらい。

お父さんの転勤で
引越しすることになり
初恋の人とお別れ。

そして12年後の今
またこの街に戻ってきた。

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⏰:09/02/11 12:25 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#5 [*U]
 
なんて自己紹介してる
場合じゃなくて!!

遅刻しちゃう。

急いで制服を来て
ご飯を食べて
家を出る。


「ちぃ、おはよっ」
「おせぇーよ」

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⏰:09/02/11 12:31 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#6 [*U]
 
外で待っていたのは
あたしの王子様2人。


長谷川優太(ハセガワ ユウタ)

高塚悠紀(タカツカ ユウキ)


優太は1つ上で
悠紀は同い年。

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⏰:09/02/11 12:43 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#7 [*U]
 
どっちかが
あたしの初恋なんだけど‥

ゆうくんって呼んでたから本名が分からない。


優太と悠紀は
自分だって言い張るし。

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⏰:09/02/11 12:52 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#8 [*U]
 
あたしを真ん中にして
3人で学校に向かう。


「優太くんと悠紀くん
来たよ〜」

女の先輩やタメの子達
がヒソヒソ声で話す。

優太と悠紀は
顔よし!性格よし!
サッカー部で
運動神経もよし!

モテないわけがない。

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⏰:09/02/11 17:06 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#9 [*U]
 
最初は嫌だった。
周りがうるさかったし。

でも優太と悠紀が
守ってくれるから
今じゃ3人の光景は
当たり前になった。


「ちぃ、またなっ!
悠紀、部活でなっ!

あと‥」

優太が言いかけて

「抜け駆け禁止、だろ?」

悠紀が言った。

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⏰:09/02/11 17:11 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#10 [*U]
 
優太はいつも
それを確認して
2年生の教室へ入っていく。


あたしと悠紀は
もう1階上の教室。


「ちぃ、こっち」

教室へ向かっていると
悠紀に腕を引っ張られる。
_

⏰:09/02/11 20:46 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#11 [*U]
 
連れて行かれたのは
小さい資料室。

ドアが閉まると同時に
悠紀の唇が触れる。

「っ‥ん‥ゆきっ‥」

激しいキス。

これも毎日の日課。

もちろん優太には秘密。

_

⏰:09/02/11 20:51 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#12 [*U]
 
5分くらい
ずっと続ける悠紀。

「もっ‥行かなきゃ」

あたしが無理矢理
悠紀を離す。

「ちぃ好きだよ」

毎日言われてるのに
慣れない言葉。

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⏰:09/02/11 20:53 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#13 [*U]
 
先生と同時に
教室に入る。

「知歩遅いよっ」

隣りの席のナツキが
にやにやしながら
言ってきた。

「また王子と?」

ナツキの言葉に
顔が赤くなる。

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⏰:09/02/11 20:56 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#14 [*U]
 
ナツキはあたしたちの
関係をよく知っている
幼なじみ。

引っ越す前から
仲が良かった。

高校に入って
同じクラスなんて
びっくりしちゃった。

昔から一緒ってことは
ナツキはあたしの初恋
'ゆうくん'
を知ってる。

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⏰:09/02/11 21:00 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#15 [*U]
 
「ねぇーナツキ。
教えてよ?
どっちがゆうくんなの?」

そう聞いても

「内緒。
知歩が自分で見つけなきゃ意味ないじゃん」

って楽しんでる。

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⏰:09/02/11 21:01 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#16 [*U]
 
「知歩は今どっちが
好きなわけ?」

毎日毎日
ナツキは聞いてくる。

多分、悠紀と優太が
頼んでるんだろうけど。


悠紀も優太も
どっちも好き‥。

でも恋なのか分からないしどっちかなんて
選べない。

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⏰:09/02/11 21:04 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#17 [*U]
 
優太と悠紀意外で
男友達はいない。

高校に入学したときは
いっぱい話しかけられたりアドレスを聞かれたり
してたんだけど‥。


1ヶ月くらいたって
優太と悠紀が現れてから
話しかける男子は
いなくなった。

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⏰:09/02/11 21:14 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#18 [*U]
 
ブーブーブーブー

授業中携帯が鳴る。

受信:優太

本文:休み時間
いつもの場所!


メールの通り
休み時間になると
優太に言われた場所に行く。


屋上に続く階段。
静かな場所。

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⏰:09/02/11 21:20 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#19 [*U]
 
「ちぃ」

優太は階段に座っていた。

「どうしたの?」

そう聞くと
腕を引っ張られて
優太の膝の上に
向かい合う姿勢で
座らされた。

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⏰:09/02/11 21:22 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#20 [*U]
 
「会いたくなった」

って笑う優太。

「朝会ったばっかだよ?」

あたしも笑う。


ちゅっ

軽く優しいキス。

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⏰:09/02/11 21:25 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#21 [*U]
 
「授業始まるから
もう行こう」

優太と別れる。

たった少しの時間。
でも会いたいって
思ってくれる。

嬉しいよね。


‥‥よくないことは
分かってるんだけど。

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⏰:09/02/11 21:32 📱:SH903i 🆔:K/bTeeK.


#22 [*U]
 
「ちぃ気をつけて帰れよ」

放課後になって
悠紀は部活に行った。

ナツキと帰りながら
グラウンドの前を通る。

優太と悠紀は
遠くから見ても
カッコイイし
サッカーもうまい。

_

⏰:09/02/12 14:22 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#23 [*U]
 
「知歩、そろそろ
決めてあげたら?」

ナツキが言う。

「優太くんも悠紀も
半端な気持ちじゃないのはわかるでしょ?

初恋の'ゆうくん'は
忘れなよ」

ナツキの言葉は
間違ってない。

ただ‥決められない。

_

⏰:09/02/12 14:28 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#24 [*U]
 
次の日も玄関を出ると
いつものように
優太と悠紀が待っていた。

「そういえば
悠紀聞いたか?」

「なにを?」

「サッカー部に
新しいやつが入るらしいよ。」

そんな会話を2人がしてる。

_

⏰:09/02/12 14:33 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#25 [*U]
 
「新しく入るって
転校生?」

あたしも混ざって
聞いてみる。

「あぁ。
多分ちぃのクラス」

悠紀が言った。

へぇ〜。
随分急なんだな。

_

⏰:09/02/12 14:35 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#26 [*U]
 
学校に行くと
転校生の話題で
もちきりだった。

「知歩っ!!」

ナツキに呼ばれた。

「転校生来たの!
ちょーカッコイイよ」

面食いのナツキが
言うんだから
本当にカッコイイのかな。
_

⏰:09/02/12 14:37 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#27 [*U]
 
少しドキドキしながら
教室に入ろうとすると

ブーブーブーブー

携帯を開くと
受信メールが2件。

悠紀:惚れんなよ!!

優太:ちぃ心配(ー_ー)


そんなメールを見て
にやけるあたし。

_

⏰:09/02/12 14:42 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#28 [*U]
 
「知歩〜?入ろうよ」

ナツキの声で
我に返って教室に入る。


あたしの隣りの席に
なかった新しい机がある。

転校生の後ろ姿。
髪はサラサラで茶色。
細身で長身。
でも優太や悠紀みたいに
筋肉はついてる。

_

⏰:09/02/12 14:51 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#29 [*U]
 
なんて見とれてたら
先生が入ってきた。

「今日から新しい
クラスメートが入った」

先生が紹介して
転校生が前に立った。



自己紹介してたけど
そんなのあたしには
聞こえてこない。

_

⏰:09/02/12 14:57 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#30 [*U]
 




一目惚れしちゃった。
 




_

⏰:09/02/12 14:58 📱:SH903i 🆔:FOK8sCNk


#31 [*U]
 
授業になんか
集中できるわけもなく‥

一目惚れって
本当にあるんだなぁ。


優太や悠紀だって
負けないくらい
カッコイイと思う。


でも2人には
感じなかったものを
彼には感じた。

_

⏰:09/02/13 17:24 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#32 [*U]
 
お昼を食べていると
ナツキが

「知歩って分かりやすいよね〜♪」

にやにやしながら
言ってきた。

「なっ!なんのこと?」

焦るあたしに
ナツキはやっぱりなって
顔をした。

_

⏰:09/02/13 17:28 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#33 [*U]
 
「桜井くんのこと
優太くんと悠紀には
言うの?」

あっ‥忘れてた‥。
どーしよう‥。

悩んでいると

「今日サッカー部
見に行っちゃう?」

ナツキの提案に
もちろん即賛成〜!!

_

⏰:09/02/13 17:34 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#34 [*U]
 
前はよく優太と悠紀が
来てって言うから
見に行ってたけど
ファンの目が痛くて
やめたんだよね。


放課後になって
ナツキとグラウンドに
行くとすでに
たくさんの女の子。

桜井くんを見に来た子も
たくさんいて
いつもより騒がしい。

_

⏰:09/02/13 17:42 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#35 [*U]
 
「あっ!!ちぃっ!!」

悠紀があたしに気付いて
近づいてきた。

「ちぃが見に来るなんて
久しぶりだね」

すごい嬉しそう。
照れるんですけど。


あたしたちが
話してるのを見て
優太も走ってきた。

_

⏰:09/02/13 17:45 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#36 [*U]
 
「ちぃが見てるから
俺頑張っちゃうし〜」

「優太には負けねぇ」

「俺だって悠紀には
負けないし」

言い合いしてる2人。

すごく思われてる
あたしは贅沢。

なのにあたしは
さっきから桜井くんが
気になってしかたない。

_

⏰:09/02/13 17:49 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#37 [*U]
 
優太と悠紀が
断トツでうまい。

誰も着いていけないのに
桜井くんだけは
着いていけてる。



目が離せない。


するとボールが
転がってきて
桜井が取りに来た。

_

⏰:09/02/13 17:51 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#38 [*U]
 
○桜井くん
×桜井

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⏰:09/02/13 17:52 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#39 [*U]
 
「はいっ」

ボールを渡すと

「ありがと。
あっ隣の席の‥」

あたしのこと
覚えてくれてたんだ!

「うん!
七瀬知‥」

そう言いかけて

「俺、おまえみたいな女
嫌いなんだよね」

_

⏰:09/02/13 17:55 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#40 [*U]
 



‥‥はい?



「じゃーね、ちぃちゃん」


嫌みったらしく
そう言って
桜井くんは走って行った。

_

⏰:09/02/13 18:55 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#41 [*U]
 

むかつくっ!!

あいつはあたしの何を
知ってんのよ?

ってか、初めての会話で
嫌いとか普通言う?


あんなやつ
こっちから願い下げ!!


こうしてあたしの
短い恋は終わった。

_

⏰:09/02/13 18:58 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#42 [*U]
 
あの後ひたすら
ナツキに愚痴を言って
家に帰ってきた。



優太と悠紀みたいに
顔も性格もいい人なんて
そんなにいないよね。

なんて考えながら
眠りについた。

_

⏰:09/02/13 19:02 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#43 [*U]
 
あっという間に
朝が来て
いつものように
3人で学校に行く。

優太と別れて
悠紀と2人で教室に
向かう途中‥

悠紀に腕を引っ張られる。

「行こっ?」

悠紀のかわいい顔に
やられてしまう。

_

⏰:09/02/13 22:13 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#44 [*U]
 
資料室に入ろうとすると

「高塚おはよ〜」




振り向くと

‥げっ桜井くん‥

_

⏰:09/02/13 22:15 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#45 [*U]
 
「おぉ桜井!おはよ」

そのまま2人は
サッカーの話で
盛り上がってたから
あたしは先に
教室に行った。


「あれ?知歩早いね」

ナツキが来た。

いつも悠紀とちゅーしてるから、ナツキより早いのは珍しいんだよね。

_

⏰:09/02/13 22:18 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#46 [*U]
 
しばらくすると
桜井くんが入ってきた。

昨日言われたこと
思い出すだけで
腹立つ〜!!


なんで隣の席なんだろ?

不機嫌なあたしに

「あそこで何しようとしてたの?」

いじわるく笑う桜井くん。

_

⏰:09/02/13 22:25 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#47 [*U]
 
「‥桜井くんには
関係ない」

目を合わさないで言う。

「長谷川さんとも
そういう関係?」

桜井くんは続ける。

「二股とか最低だよね」


さすがのあたしも
頭にくる。

_

⏰:09/02/13 22:29 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#48 [*U]
 
「二股じゃないし!

あたしも桜井くんみたいな人嫌いなんだけど」

強気で言うと

「そりゃどーも。」

冷たい顔で言い放った
桜井くん。


昨日こんなやつに
一目惚れしたなんて
ありえない!!!!!

_

⏰:09/02/13 22:35 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#49 [*U]
 
最悪な気分で
1日が始まった。


ブーブーブーブー

受信:優太

本文:会いたい(>_<)


あたしも今は優太に
会って甘えたい。

送信:いつもの場所ね♪

_

⏰:09/02/13 22:42 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


#50 [*U]
 
休み時間に
待ち合わせ場所に行くと
優太はもう来てた。

「ちぃ〜」

そう言って
抱きしめてくれた。

優太っていつも
暖かいよね。

っていうか、
こんなに大きかった?

_

⏰:09/02/13 22:47 📱:SH903i 🆔:pexYFXAM


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