君色 ーハツコイー
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#201 [*U]
 
ナツキは悠紀に
ぴったりくっついてる。

「ナツキも
 分かりやすいよな。」

優太が言った。

優太とあたしは
2人の少し後ろを
歩いている。

「好きな人とは
 順調なの?」

いきなりの質問に
焦るあたし。

_

⏰:09/02/19 09:01 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#202 [*U]
 
「ん〜‥
 よく分かんない‥」

あたしが言うと

「まぁ‥桜井は
 何考えてるか
 分かんないよな〜」

優太が言った。




「えっ!?
 なっなっなんで!?」

_

⏰:09/02/19 09:04 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#203 [*U]
 
桜井くんが好きなんて
一言も言ってないのに!!

まさかナツキ!?

「俺、ちぃのこと
 まだ好きだから
 見てれば分かるよ♪」

顔が赤くなる。

なんでそんなこと
サラっと言えるの?

優太ならいい人
たくさんいるのに‥

_

⏰:09/02/19 09:06 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#204 [*U]
 
「あれ?桜井じゃん」

優太の視線に
目を向けると
悠紀とナツキと
話してる。

あたしたちも
近寄って行くと
桜井くんは
あたし見て驚いて
それから目を
合わせてくれなかった。

_

⏰:09/02/19 09:13 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#205 [*U]
 
ふと桜井くんの
隣を見ると



可愛い女の子が
立っていた。

髪は茶色くて
ふわふわしたパーマ。
小さくて色白で
目はすごく大きい。

女の子の中の女の子。
とにかく可愛い。

_

⏰:09/02/19 09:17 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#206 [*U]
 
「それじゃーな。」

桜井くんはそう言って
女の子と帰って行った。


「桜井ってあんなに
 可愛い彼女が
 いたんだな!!」

悠紀の言葉で
あたしは落ち込む。

そんなあたしに
優太は気付いて

「クレープ食べよ」

そう言って
おごってくれた。

_

⏰:09/02/19 09:23 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#207 [*U]
 
「ねぇ!!
 桜井くんひどくない?
 知歩はなんなのって
 感じなんだけど!」

ナツキは小さい声で
あたしに言ってきた。

最近付き合ったって
感じじゃなかった。



あたし都合のいい女
だったのかな?

_

⏰:09/02/19 09:26 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#208 [*U]
 
あのあと
4人で街をブラブラして
帰ることになった。

「悠紀の方が
 知歩んちに近いから
 送ってってあげて!!

 優太くんは
 あたしね〜♪」

ナツキが言った。

「ナツキが
 悠紀と帰りなよ」

小声で言うと

_

⏰:09/02/19 13:36 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#209 [*U]
 
「仲直りしなよ。
 じゃなきゃ
 あたしもアタック
 しにくいし!!」

ナツキは優太と
帰って行った。

「‥ちぃ帰ろう。」

無言の帰り道。

「あのさ‥
 この前はゴメン。」

先に口を開いたのは
悠紀だった。

_

⏰:09/02/19 13:40 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#210 [*U]
 
「悔しくてさ‥
 
 でも、また仲良くして
 ほしいんだけど‥」

「当たり前じゃん!!」

あたしは言った。

家の近くのコンビニで
悠紀と別れた。

「ちぃ!!
 好きなやつと
 頑張れよ!!
 だめだったら
 俺と優太がいるから」

悠紀は叫んで
帰って行った。

_

⏰:09/02/19 13:49 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#211 [*U]
 
あたしの気持ちが
揺れ動く。


「おい」

いきなり腕を掴まれた。

びっくりして
振り向くと


桜井くんだった。

_

⏰:09/02/19 13:52 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#212 [*U]
 
「‥なに?‥」

あたしは下を向く。

「おまえ、なんで
 高塚たちと
 遊んでんの?」

なぜかキレてる桜井くん。

意味分かんないし。

_

⏰:09/02/19 13:58 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#213 [*U]
 
「桜井くんには
 関係ないじゃん。」

あたしは逆ギレ。

「関係なくねーだろ!!」

いきなり怒鳴った
桜井くんに驚いた。

「‥おまえなんか
 もう知らねー。」

桜井くんはそう言って
あたしに袋を
投げ付けて帰って行った。

_

⏰:09/02/19 14:01 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#214 [*U]
 
とりあえず
袋を拾って家に帰る。


はぁ〜‥‥


ため息しか出ないよ。

そういえば
あの袋なんだろう?

かばんから袋を
取り出して開けてみる。

_

⏰:09/02/19 14:03 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#215 [*U]
 
「‥かわいい〜!!」

中に入ってたのは
かわいいペンダント。




今日桜井くんと
一緒にいたあの子に
すごく似合いそう。

なに?
間違えたわけ?

_

⏰:09/02/19 14:05 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#216 [*U]
 
っていうか、
なんであんなに
キレてたんだろ?


考えれば考えるほど
ムカついてきた!!



明日どんな顔して
会えばいいんだろ?

_

⏰:09/02/19 14:07 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#217 [*U]
 
―次の日―

モヤモヤした気持ちで
学校に行くと
桜井くんはもう来てた。


「これ。
 彼女にでしょ?」

ペンダントを返す。

桜井くんは一瞬
悲しそうな顔をした。

_

⏰:09/02/19 14:11 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#218 [*U]
 
「あぁ。」

そう言って
あたしの手から
袋を取った。


‥本当に彼女なんだ‥。


胸が苦しいよ‥。


それからあたしたちは
ずっと気まずい。

_

⏰:09/02/19 14:14 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#219 [*U]
 
大好きな人が
隣にいるのに
話せない。

大好きな人には
可愛い彼女がいる。



なのに‥
なんであの日
あたしとしたの?

_

⏰:09/02/19 14:19 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#220 [*U]
 



あたし、
知らなかったよ。

恋がこんなに
苦しいなんて。




_

⏰:09/02/19 14:20 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#221 [*U]
 
ナツキはそんな
あたしを励ましてくれた。


「ねぇ知歩。
 日曜日サッカーの
 試合見に行かない?」

ナツキに誘われた。

「でも‥‥」

サッカー部には
桜井くんがいる。

_

⏰:09/02/19 14:25 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#222 [*U]
 
「このままでいても
 しょうがないじゃん!!
 サッカー見に行って
 いい男見つけよ!」

ナツキの強引さに
負けて行くことにした。

_

⏰:09/02/19 14:28 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#223 [*U]
 
―日曜日―

試合の会場につくと
たくさんの観客がいた。


あたしはそのたくさんの
お客さんの中から
一人の女の子を見つけた。



桜井くんの彼女。

_

⏰:09/02/19 14:29 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#224 [*U]
 
やだな‥。

「きゃ〜!!」

いきなり歓声が
聞こえた。

試合が始まった。

ナツキと急いで
席に着く。

「悠紀頑張れ〜」

ナツキは完全に
恋する乙女。

_

⏰:09/02/19 14:38 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#225 [*U]
 
あたしは気付いたら
桜井くんを
目で追っていた。


カッコイイよ‥
すごいカッコイイ‥


前半を終えて
戻ってくる桜井くんは
スタンドにいる
あの子の声援に
笑って答えてた。

_

⏰:09/02/19 14:41 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#226 [*U]
 
思わず涙が出る。

「知歩っ!?
 どうしたの!?」

ナツキは泣いている
あたしの背中を
さすりながら
ただ話を聞いてくれた。

_

⏰:09/02/19 14:51 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#227 [*U]
 
「ナツキごめんね。」

少し落ち着いたあたしに

「告白しちゃいなよ!!
 彼女がいても
 好きなら関係ない。
 気持ちだけでも
 伝えてみなよ?」

ナツキはそう言った。



あたし‥決めたよ‥

_

⏰:09/02/19 15:00 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#228 [*U]
 
その日の夜は
ドキドキして
眠れなかった。


朝が来て支度をして
早めに家を出た。

まだ静かな教室。


「‥早くね?‥」

_

⏰:09/02/19 15:03 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#229 [*U]
 
声がして振り向くと
桜井くんがいた。

「あっ、うん‥
 たまにはね。」

ドキドキが
バレないように言う。

「おまえが早起きとか
 気持ち悪い」

って桜井くんが笑った。

久しぶりに見た
桜井くんの笑顔。

_

⏰:09/02/19 15:06 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#230 [*U]
 
あたしはすぅーっと
息を吸った。

窓の外を見ている
桜井くんに話かける。


「あたし‥
 桜井くんが好き。

 彼女いるの知ってる。
 でも気持ちだけは
 伝えたくて‥。

 これからも
 友達でいてね。」

そう言って
教室を出ようとすると

_

⏰:09/02/19 15:11 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#231 [*U]
 
「いい加減気付けよ」

桜井くんが言った。

あたしは立ち止まる。

「俺の名前は?」

桜井くんが聞いてきた。
あたしは振り返って

「桜井‥祐輔‥?」

そう答えると

「まだ分かんねーの?」

_

⏰:09/02/19 15:15 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#232 [*U]
 
なんだかイライラ
している桜井くん。

「ちぃちゃん」

懐かしい呼び方。



記憶が一気に蘇る。



「‥ゆ‥うくん?」

_

⏰:09/02/19 15:25 📱:SH903i 🆔:STakDjko


#233 [あい]
かなりやばいです
更新待ってまーす

⏰:09/02/19 18:44 📱:SH906i 🆔:ZVySElzg


#234 [*U]
 
あいさん
ありがとでーすっ

_

⏰:09/02/20 11:09 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#235 [*U]
 
********************

「おせぇーよ。
 俺は会った瞬間から
 気付いてたし。」


あたしは驚きで
声が出ない。

桜井くんが近づいて来て
あたしをぎゅって
抱きしめた。

_

⏰:09/02/20 11:15 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#236 [*U]
 
「だって‥
 この前転送してきた
 じゃん‥」

「おまえが引っ越した後
 俺もすぐ引っ越した」

「彼女は?」


あたしは聞きたいことが
たくさんある。

_

⏰:09/02/20 11:18 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#237 [*U]
 
「あのさ?
 この前から意味
 分かんないんだけど」

いやいや!!
意味分かんないのは
あたし!!




「俺の彼女は
 おまえだろ?」

_

⏰:09/02/20 11:19 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#238 [*U]
 
「えっ?」

混乱してるあたし。

「‥ヤッたときから
 俺は付き合ってる
 気だったんだけど‥」

「えぇっ?」

あたし別に
告白されてないし
してもないし?

ますます意味が
分かんないよ。

_

⏰:09/02/20 11:23 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#239 [*U]
 
「だから1ヶ月記念に
 何かあげたくて
 妹に買い物
 付き合ってもらった」

‥‥‥妹?

「なのに、おまえは
 高塚たちとデートだし
 わたしたプレゼントは
 返されるし」

あたしはやっと
話がつかめてきた。

_

⏰:09/02/20 11:32 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#240 [*U]
 
「あの時一緒に
 いた子が妹?」

そう聞くと
桜井くんは頷いた。

「なに?
 彼女と勘違いしてた?」

楽しそうに笑う
桜井くん。

でもすぐ真面目な顔に
なって

_

⏰:09/02/20 11:37 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#241 [*U]
 
「はっきり言わなくて
 ゴメンな?」

桜井くんは謝る。

「言わなきゃ
 分かんないんだから」

あたしはすねた
フリをした。



「ちぃ、好きだよ」

_

⏰:09/02/20 11:45 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#242 [*U]
 
‥ばか‥。

涙がこぼれる。

「俺と付き合って下さい」

あたしの答えは
とっくに決まってる。


「あたしも好き‥」

ゆうくんはあたしを
優しく抱きしめた。

_

⏰:09/02/20 11:50 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#243 [*U]
 
あたしは3回も
あなたに恋をした。




初恋は叶わないって
誰かが言ってたけど
思い続ければ
叶っちゃうんだね。


あたしはどんどん
君色に染められてく。

_

⏰:09/02/20 11:52 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#244 [*U]
 
生徒が登校してきて
あたしたちは
席につく。

ナツキも来て
早速報告する。


「やっと
 くっついたか〜!!
 見てるこっちが
 もどかしかったよ!」

「ナツキは知ってたの?」

_

⏰:09/02/20 11:56 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#245 [*U]
 
「うん。
 転校初日から
 気付いてたよ、ね?」

ナツキとゆうくんは
顔を見合わせて笑った。

「なんで
 教えてくれないの?」

あたしは半ベソで
聞いた。

「桜井くんは
 すぐに言いたいって
 言ったけど
 あたしが止めたの♪」

_

⏰:09/02/20 12:00 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#246 [*U]
 
ナツキは続ける。

「だって知歩は
 初恋に恋してたから
 ちゃんと自分で
 好きな人を
 見つけてほしかった。

 優太くんと悠紀も
 いたしね!!

 まぁ知歩が桜井くんを
 好きって聞いたときは
 さすがにびっくり
 したけどね」


ナツキはいつでも
あたしのこと
考えてくれるんだね。

_

⏰:09/02/20 12:03 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#247 [*U]
 

あたしはあれから
幸せな毎日を送ってる。


学校でも
あたしとゆうくんは
公認の仲だった。

ゆうくんって呼ぶの
いい加減やめてって
言われたんだ。

_

⏰:09/02/20 12:09 📱:SH903i 🆔:kQyCPNwY


#248 [*U]
 
でも‥慣れって
怖いよね。


祐輔がいて当たり前。


あたしはいつの間にか
そう思ってた。


祐輔と付き合い始めて
もうすぐ2年。

あたしたちは
卒業を迎えた。

_

⏰:09/02/21 12:54 📱:SH903i 🆔:RfGIMaQA


#249 [*U]
 
あたしと祐輔は
別々の大学へ進学する。

離ればなれになる前日
祐輔の部屋で会っていた。

「なぁ〜知歩?」

祐輔があたしを
抱き寄せて言う。

「一生離れんなよ」

普段は絶対
こんなこと言わない。

_

⏰:09/02/21 13:39 📱:SH903i 🆔:RfGIMaQA


#250 [*U]
 
「ぷっ!!
 祐輔らしくないよ〜」

あたしが笑うと

「可愛いくねーなっ」

そう言って祐輔は
あたしを押し倒した。

「んっ‥はぁ‥」

2人の舌が激しく
絡まり合う。

_

⏰:09/02/21 13:43 📱:SH903i 🆔:RfGIMaQA


#251 [*U]
 
「あっ‥ゆう‥すけ‥
 すき‥」

その言葉を聞いて
祐輔はあたしの服を
強引に脱がす。

あっという間に
裸にされた。

「恥ずかしいよ‥」

って言うと

「今さら何言ってんの?
 好きなくせに」

_

⏰:09/02/21 13:51 📱:SH903i 🆔:RfGIMaQA


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