†涙のバージンロード†
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#4 [ゆきな]
離婚当時、未成年だった私の親権は、経済面を考慮して父親になった。

そこから父親との生活が始まったけれど、しばらくして私の反抗期がやってきた。

家出、喧嘩、夜遊びの繰り返し。

まだまだ可愛らしい程度の反抗期だったけれど、相当父親を困らせた。

⏰:10/12/28 13:14 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


#5 [ゆきな]
「お前男やったら殴っとるぞ、このバカ女が」

「おーおー、んなら殴ってみろや、あ?」

そんなくだらない口喧嘩は数えきれないほどした。

20歳の誕生日を迎えてすぐ、私は家を出て、一人暮らしを始めた。

⏰:10/12/28 13:19 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


#6 [ゆきな]
憧れていた一人暮らしで、私は嬉しくてたまらなかった。

10代の頃にバイトや遊びで貯めたお金で生活を始め、新しく決まった仕事で貯金をコツコツ貯めていった。

そんな中、ふと母親がどうしてるか気になり、母親の携帯に電話をしてみた。

「もしもーし」

「…ゆきな?」

⏰:10/12/28 13:49 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


#7 [ゆきな]
久しぶりに聞く母親の声になんだかホッとした。

「お母さん、久しぶり…私一人暮らし始めてん」

「そう…長いこと連絡もしないでごめん」

ちょっとぎごちなかったけど、お互いの近況を報告しあった。

⏰:10/12/28 17:30 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


#8 [ゆきな]
母親は当時、家族3人で住んでいたところから少し離れたところで、一人で生活していた。

母子(おやこ)なのに、何も知らなかった。

連絡すればそれくらい、いつでも分かった事だけれど、両親が離婚した時、それをしなかった。

最初は母親がいなくて寂しい思いはしたけれど、二人で決めた結論で、母親がいなくても父親がよくしてくれていた。

それからすぐに私の反抗期もきて、父親へのイライラとバイトや遊びの事しか頭になかった。

⏰:10/12/28 17:39 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


#9 [ゆきな]
でも、その電話をしたのをきっかけに、時々母親に会うようになった。

「お父さんと離婚した事後悔してない?」

私の質問に母親は「ぜ〜んぜん!」と笑顔で答える。

そんなに我慢してたんだね。

⏰:10/12/28 17:44 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


#10 [ゆきな]
そんな両親を見てきたせいか、昔から結婚したいなんていう思いを抱いたことがなかった。

それを全部両親の不仲のせいにするのは間違っているかもしれないけれど。

人並みに彼氏を作って付き合ったりはしていたけれど。

でもそれも、私が途中から嫌になりほとんど半年で破局。

⏰:10/12/28 17:48 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


#11 [ゆきな]
酷いかもしれないけれど、私はただ恋に恋してきただけ。

周りがみんな彼氏持ちで、幸せそうに恋バナしてるのを見ていると、うらやましかった。

だから、なんとなくいいなって思える人なら、そんなに好きじゃなくても付き合ったりしてみた。

「結婚しよう」

そんな叶うはずもない約束をしたりもしてたっけ…

⏰:10/12/28 19:02 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


#12 [ゆきな]
一人暮らしも半年ほどですっかり慣れた。

その頃に、父親からメールが届いた。

「お前に散々酷いこと言って悪かった…元気にしてるん?心配やから連絡ください」

謝らなければならないのは私の方なのに。

私は父親と食事する約束をした。

⏰:10/12/28 19:12 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


#13 [ゆきな]
半年ぶりに父親と再会。

私に会った瞬間、また謝ってきた。

私も謝った。

「散々お父さん困らせてごめんなさい。」

⏰:10/12/28 21:13 📱:SH08B 🆔:lmPMHWRA


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